「静かな人」の戦略書 の商品レビュー
内向型が輝くための指南書。 主にビジネスのシーンでのあれこれについて、まとめられています。 著者の体験談ももちろん盛り込まれているのですが、参考文献の数が膨大で、本文にも引用がたくさん盛り込まれていたのが印象的でした。 いいなと思った箇所は、人前に出る時について書かれた章で、...
内向型が輝くための指南書。 主にビジネスのシーンでのあれこれについて、まとめられています。 著者の体験談ももちろん盛り込まれているのですが、参考文献の数が膨大で、本文にも引用がたくさん盛り込まれていたのが印象的でした。 いいなと思った箇所は、人前に出る時について書かれた章で、事前準備として、「辛くなった時のためにトイレなどの隠れ場所を確認しておくこと」。 たしかに、これはすごく重要だと思いました。 内向型って事前準備に時間が掛かるし、トータルで見たら人生損してると思っていましたが、その時間をかける行動で心理的安全を保てるのなら必要な時間なんだなと肯定的に捉えられました。
Posted by
静かな人というのは、内向的特徴の強い人のこと。世間一般的には、外向的な人のほうが注目され活躍しているように見える。反対に内向的な人は仕事や人間関係でうまくいかないように見える。けれど、内向的な人もその特徴を生かすことで仕事や人間関係を円滑に進めることができる、 といった内容。 自...
静かな人というのは、内向的特徴の強い人のこと。世間一般的には、外向的な人のほうが注目され活躍しているように見える。反対に内向的な人は仕事や人間関係でうまくいかないように見える。けれど、内向的な人もその特徴を生かすことで仕事や人間関係を円滑に進めることができる、 といった内容。 自分はこの本の診断でも、かなり内向的な特徴が強かった。これまでは、明るく楽しい人って思われなきゃと振る舞っていたけれど、そんなに無理して外向的にならなくてもいいのかと安心したり。 でも、そのためには下準備を念入りにすることが大事とのこと。 ないこな人はとっさの反応や返しが苦手なので、ある程度下準備として知識を入れておく必要があるのは納得。実践していきたいと思った。
Posted by
作者は、自分は内向的だと述べていますが、急にスピーチをふられても、聴衆を爆笑させる対応ができるなど、心底内向的な性格だと悩んでいるような人には、そうそうできることではなく、ご自身で言うほど内向的なのかなと思ったのが、第一の所感です。 自分はこうだからと枠にはめることなく、性格の...
作者は、自分は内向的だと述べていますが、急にスピーチをふられても、聴衆を爆笑させる対応ができるなど、心底内向的な性格だと悩んでいるような人には、そうそうできることではなく、ご自身で言うほど内向的なのかなと思ったのが、第一の所感です。 自分はこうだからと枠にはめることなく、性格の特性を活かす戦略を立てればよいという本書の主張は伝わりました。
Posted by
内向型がビジネスシーンでどう動いたら生きやすいかというのがメインで、期待していた日常生活において活かせる部分はあまり多くなく残念。 ただ、内向型でも視点を変えるとこんなにも成果が出せるというテーマには勇気づけられる部分もあった。
Posted by
仕事をしていく上での話ですね 邦題が「戦略書」となっていますが、原題のままの方が良かったのでは?と思います
Posted by
世間的にコミュ力のある人=外向型、そうではない人=内向型として、内向型がどのように立ち回ればいいかを具体例を交えて書かれている。私は内向型なのですが、外向型の私の社長と私のやり取りを見ているかのような描写もありとても参考になりました。 スタープレイヤー=必ずしも優秀ではなく、それ...
世間的にコミュ力のある人=外向型、そうではない人=内向型として、内向型がどのように立ち回ればいいかを具体例を交えて書かれている。私は内向型なのですが、外向型の私の社長と私のやり取りを見ているかのような描写もありとても参考になりました。 スタープレイヤー=必ずしも優秀ではなく、それを補えるのは内向型の人間である。内向型の人間は少しだけ外向型の要素を取り入れる勇気を持つだけで大きく変わることができる。このあたりは私が実践してきたことだったので、間違ってなかったんだなと感じることができました。
Posted by
内向型でも良いと教えてくれる本。 内向型にも長所があり、それの活かした方が書かれている。 事前準備とシュミレーション、熟考等。奇抜的な内容ではなくみんながうっすら内向型の長所っぽいと思っていることを言語化して書かれていました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この著者は、近藤弥生子さんのEQリーダーシップの本で紹介されていました。 その中でジルチャンさんにインタビューし、かなりの時間を割いて対談されていました。 この本が紹介されていたので、興味を持って読んでみましたのですが、非常に良い内容で、レビュー書きます。 内向型と外向型の関係性 私自身は、外向型か内向型かと問われれば外向型の方が強いと思いますが、誰もが明確にどちらかに分類されるわけではありません。 外向型の傾向が強くても内向型の特徴を持つ部分があったり、内向型の要素が多くても外向型の部分もあったりと、その割合は人それぞれ異なるものだと考えられます。 この本は、内向型の部分に焦点を当て、そういった人々がどのように力を配分していけばよいかを、様々な観点から解説しています。 組織における内向型の戦略 特に理解しやすい点として、組織では外向型、いわゆるアメリカ的なリーダーシップが求められることが多いという現状があります。 しかし、それは多くの人にとって負担の大きいものです。 そういった環境で内向型の人がリーダーになった際、どのように振る舞うべきか、自身を疲弊させずに職務を遂行できるかについての記述があり、非常に参考になりました。 具体的なアドバイス 例えば、講演時には必ずしも大声を出す必要はないと述べられています。 通常の会話の音量を50%とすれば、60%程度の大きさで話し、マイクの音量を調整してもらうことを提案しています。 また、会場には早めに到着して環境に慣れることも推奨されています。 さらに、「逃げ場所」を確保することの重要性も説かれています。 トイレの個室など、自分にとって居心地の良い場所を少しずつ作っておくことが勧められています。 賑やかなパーティーのような場所に出席せざるを得ない場合も、十分な準備をすることが大切です。 早めに帰れるよう交通手段を確認しておくなど、自己防衛の方法が詳細に記されています。 上司との関係性 また、上司のタイプを分類し、それぞれのタイプに応じた効果的な報告方法についても言及されており、非常に示唆に富む内容でした。 内向型と外向型の共存 世の中が外向型の人ばかりではないことは、多くの人が認識している共通の理解だと思われます。 実際には、内向型の人々に支えられて機能している部分が多いのが現実です。 内向型の人と外向型の人をペアにすることで最強のチームが形成されるという指摘は、非常に納得できるものです。 そのためにはどうすればよいのか、個々の人間的なスキルも重要ですが、相互の歯車がかみ合った時の強さは計り知れないものがあるでしょう。 新たな視点を提供してくれる本ですので、ぜひ一読されることをお勧めします。
Posted by
内容はそこまで濃いものじゃなかった。著者の体験談から語られる内向型のサクセスストーリーみたいなもの。 だが、勇気を貰える一言やアドバイスもある。仮面を被って日々疲弊している人からすればこれは救いの本となるだろう。もしくは、実は私は内向型だったんだ、と気付かされる。 なにより静かで...
内容はそこまで濃いものじゃなかった。著者の体験談から語られる内向型のサクセスストーリーみたいなもの。 だが、勇気を貰える一言やアドバイスもある。仮面を被って日々疲弊している人からすればこれは救いの本となるだろう。もしくは、実は私は内向型だったんだ、と気付かされる。 なにより静かでいることってクールで一番カッコいいと思う。だがそれを突き詰めるあまり、なんだか痛いヤツに見られるのだけは気をつけよう。今日も明日もまた、静かのままでいよう。
Posted by
話題になっていたのでずっと気になっていた本。 自分も内向的な性質があるので共感できる部分が多々ありつつも、私にはあまり刺さらなかった。 外向的な人との対比に言及する際に、外向型を落として内向型を上げるような表現が多くて受け入れがたく感じた。
Posted by