純喫茶トルンカ 新装版 の商品レビュー
「純喫茶トルンカ」をめぐる再会について描かれている三編のどれも、作品に流れる雰囲気がとても優しくて心地いい。 空気感・文章ともにすごく好き! ずっと読んでいたいと思える世界観に魅了されてしまいました。 短編「恋の雫」が特にお気に入り。 亡き姉の元恋人の言葉に、私まで思わず涙。 ...
「純喫茶トルンカ」をめぐる再会について描かれている三編のどれも、作品に流れる雰囲気がとても優しくて心地いい。 空気感・文章ともにすごく好き! ずっと読んでいたいと思える世界観に魅了されてしまいました。 短編「恋の雫」が特にお気に入り。 亡き姉の元恋人の言葉に、私まで思わず涙。 そんなふうに言われたら好きになってしまうよなぁ。 いろんな再会が描かれた短編集。 温かい読後感で前を向く勇気をもらえる一冊でした。 『再会とは、人生における一番身近な奇跡である』
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喫茶トルンカに集う人たちのお話。 1話目のお話は初めこの女性大丈夫か?笑 と思う突拍子もない発言でしたが、結果良かったです。
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新装版で再読 谷中にある純喫茶トルンカ。 今回は、トルンカのバイトくん、謎のお客さん、そしてトルンカの看板娘の雫ちゃんをメインとした3作だけど、読み進めるうちにマスターの人柄やマスターと雫ちゃん家族のことなどが次第にわかってくる。 綾子さんや、雫ちゃんのことを密かに?好きな浩大く...
新装版で再読 谷中にある純喫茶トルンカ。 今回は、トルンカのバイトくん、謎のお客さん、そしてトルンカの看板娘の雫ちゃんをメインとした3作だけど、読み進めるうちにマスターの人柄やマスターと雫ちゃん家族のことなどが次第にわかってくる。 綾子さんや、雫ちゃんのことを密かに?好きな浩大くんのキャラも良い。 トルンカに行けば、何か良い方向に物事が進みそうなそんな予感もする。 お話自体はほっこりしているのに、どこか切なさのような余韻も残る。 続編も再読したい。楽しみ。
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八木沢里志さんの本は初読みだが 私が『純喫茶トルンカ』の存在を知ったのはいつだっただろう? 4年前?5年前?いやそれ以上か… 今では何がきっかけで『純喫茶トルンカ』を知ったのかは思い出せない。 ただ、「読みたいのに読めない本」として記憶に残った。 『純喫茶トルンカ』が刊行され...
八木沢里志さんの本は初読みだが 私が『純喫茶トルンカ』の存在を知ったのはいつだっただろう? 4年前?5年前?いやそれ以上か… 今では何がきっかけで『純喫茶トルンカ』を知ったのかは思い出せない。 ただ、「読みたいのに読めない本」として記憶に残った。 『純喫茶トルンカ』が刊行されたのが2013年のことで 私がこの本を知った時には 発売元の徳間書店でも「在庫なし」だった。 八木沢里志さんの本は初読みだが 私が『純喫茶トルンカ』の存在を知ったのはいつだっただろう? 4年前?5年前?いやそれ以上か… 今では何がきっかけで『純喫茶トルンカ』を知ったのかは思い出せない。 ただ、「読みたいのに読めない本」として記憶に残った。 『純喫茶トルンカ』が刊行されたのが2013年のことで 私がこの本を知った時には 発売元の徳間書店でも「在庫なし」だった。 その後、『純喫茶トルンカ』は電子書籍のロングセラーとなり 2021年度、徳間書店書籍部門の売り上げ第1位に! ということで、復刻!!! そんなこんな経緯があってようやく読めた本! 3編の連作短編。 第1編「日曜日のバレリーナ」は 日曜日に現れる謎の女性とアルバイト青年の恋模様 なんだけど…、彼女の口から 『私達、前世で恋人同士だったんです』の一言が出てきたときには え?、この本、こんな感じの本なの? と、危うくリタイアしそうになった。 でも、こんなに恋焦がれた本なのに、それはないわ!と読み進めた。 結果、リタイアしなくて良かった! 正直、「日曜日のバレリーナ」は個人的には微妙なのだが その後の「再開の街」、「雫の恋」は好みの話だった。 <再会とは、人生における一番身近な奇跡である> これがこの本のテーマだろう。 「再会」が人生を変えることがあるよなぁ… 私も恩師との再会で人生の舵を大きく切った経験があるから。 しみじみそう思った。 最近、喫茶店・カフェを舞台にした小説が多いように感じる。 私が最近、読んだ本だけでも ・今宵も喫茶ドードーのキッチンで(標野凪著) ・さよならも言えないうちに(川口俊和著) ・それでも旅に出るカフェ(近藤史恵著) ・伝言猫がカフェにいます(標野凪著) だけど、喫茶店・カフェを舞台にした小説、好きなのよねぇ、私。 さて、お次はどんな魅力的なカフェに出会えるかしら。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
谷中銀座にある純喫茶が舞台。 トルンカのバイトの大学生、お客さん、看板娘が主人公の3つの物語。 どの話も面白かったです。 暑いのがおさまったら、素敵な喫茶店に行きたいなぁ…
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純喫茶が好きなので題名に惹かれて。喫茶店ってなんかあったかくていいよね〜、こんなお店が近所にあったら通うのに!2つ目のお話が好きでした
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泣ける話や派手なエピソードがあるわけでもない。純喫茶でまったりコーヒーを飲んでいたら、耳にする、人と人とのもつれや繋がりに縁を感じる、そんなひとときが表現されている。雫ちゃんが秘めてたもろさが意外でした。
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純喫茶トルンカに関わる人々の物語。 最初はアルバイト店員。元カノのことを思い出す場面と千夏の存在。突然、「私たち、前世で恋人同士だったんで」と言われてもびっくりするだけ? 昔捨てた恋人の忘れ形見に逢えたら? 亡くなった姉の元恋人に再会。そのとき雫は?
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純喫茶が舞台ってだけで惹かれる。 それも古い街並みが残る谷中の路地裏の喫茶店。 丁寧にドリップされたコーヒーと再会で過去のきずが少しずつ癒えていく。
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素朴な場所で起こる小さな奇跡の話。みんなつらい経験とか葛藤を抱えているけども、誰かとの出会いで少しずつ前を向いていく。 こんな言い方は良くないかもしれないけど、ちょっと有川さんの本に出てくる男の人たちに似てる。人として尊敬できる人が多い。
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