とあるひととき の商品レビュー
当代人気作家さんたちの、朝、夕暮れ、午後11時。それぞれの時間への思い入れを綴ったエッセイ集。 一日の何気なく過ぎてく時間帯も、作家さんの的かかれば、一瞬のキラキラした時間になる。こんな風にその刻に想いをのせたことが自分にあるだろうか?と我が身を振り返ってみたり。もっと一瞬一瞬に...
当代人気作家さんたちの、朝、夕暮れ、午後11時。それぞれの時間への思い入れを綴ったエッセイ集。 一日の何気なく過ぎてく時間帯も、作家さんの的かかれば、一瞬のキラキラした時間になる。こんな風にその刻に想いをのせたことが自分にあるだろうか?と我が身を振り返ってみたり。もっと一瞬一瞬に敏感でありたいものだ。
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好きな作家さんばかりの短編集。 「朝」「夕暮れ」「午後11時」のそれぞれのひとときを描く。 中でも川上未映子(夕焼け・祖母)吉本ばなな(午後11時・母に幼稚園児の息子と電話)村上由佳(午後11時・猫のサムライ)がじんときた。
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三浦しをん「目覚めたときこが朝」、森絵都「暮れゆく空を仰ぐ」、吉本ばなな「そわそわ、しみじみ」が好き
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【収録作品】「朝」のひととき 三浦しをん「目覚めたときが朝」/道尾秀介「こうして背表紙は増えていく」/西加奈子「間違いなく朝は」/角田光代「朝の損得」/重松清「指一本、指二本……」//「夕暮れ」のひととき 川上未映子「夕暮れの、どんな空を見ても」/森絵都「暮れゆく空を仰ぐ」/池澤...
【収録作品】「朝」のひととき 三浦しをん「目覚めたときが朝」/道尾秀介「こうして背表紙は増えていく」/西加奈子「間違いなく朝は」/角田光代「朝の損得」/重松清「指一本、指二本……」//「夕暮れ」のひととき 川上未映子「夕暮れの、どんな空を見ても」/森絵都「暮れゆく空を仰ぐ」/池澤夏樹「長い夕暮れ、短い夕暮れ」/綿矢りさ「夕暮れの諦め」//「午後十一時」のひととき 吉本ばなな「そわそわ、しみじみ」/高橋源一郎「ラジオの時間」/ 村山由佳「上機嫌なままで」/小川洋子「分かれ道」/浅田次郎「午後十一時という非常」
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重松清さんの娘さんと手をつなぐとき、指が1本から2本、3本と大きくなるにつれて増えていくのがかわいかった。小川洋子さんの、小説を書かなくちゃいけないのに育児に疲れてつい眠ってしまうお話が好き。
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14人の作家のエッセイ集。 「朝」「夕暮れ」「午後十一時」 ほんのひとときの時間を垣間見ることができる。 日常であったり、何年か前のことであったり、それぞれのその時間を改めて知ることによって、ふゎっとした思い出もいっしょに蘇ってくるものなんだなと思った。 合間にあるカラーの挿絵も...
14人の作家のエッセイ集。 「朝」「夕暮れ」「午後十一時」 ほんのひとときの時間を垣間見ることができる。 日常であったり、何年か前のことであったり、それぞれのその時間を改めて知ることによって、ふゎっとした思い出もいっしょに蘇ってくるものなんだなと思った。 合間にあるカラーの挿絵もとても和む。 とても良い時間をともに過ごしたかのような気持ちになった。
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挿絵がすごく好み。 そうゆうビジュアルで攻めるのもアリ。 印象的だったのは 三浦しをんさん、道尾秀介さん、重松清さん、 のエッセイだった。 それを超えて共感の嵐だったのは角田光代さん。 朝の損得の考え方、わたしも賛成。 でもこんなに深く考えたことなかった。
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好きな作家さんのふとした時間帯を切り取った素敵なエッセイ集 挿絵もほのぼのとしていて シチュエーションに合わせてページを開いて読みたい本です いつでも読めるように枕元の1冊です
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短編エッセイ。 入試問題に頻出される作家さんたちの名前が連なっているのをみて、読んでみた。 朝、夕暮れ、午後十一時、をテーマにそれぞれのひとときがかれている。 短編で読みやすく、あるある、と思ったり、 たしかにそうかもと思える
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朝、夕暮れ、午後11時。 それぞれの時を14人の作家が紡ぐエッセイ集。 途中に見開きのイラストが挟まれるのが 最初ぶつ切りにされたようで違和感があったのだけれど 徐々にそのイラストに急に視界が開けたような感覚になったのが面白かった。 [図書館·初読·7月19日読了]
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