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とあるひととき 作家の朝、夕暮れ、午後十一時
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とあるひととき 作家の朝、夕暮れ、午後十一時

池澤夏樹(著者), 吉本ばなな(著者), 高橋源一郎(著者), 浅田次郎(著者), 小川洋子(著者), 重松清(著者), 三浦しをん(著者), 角田光代(著者), 西加奈子(著者), 道尾秀介(著者), 川上未映子(著者), 森絵都(著者), 村山由佳(著者), 綿矢りさ(著者), 花王プラザ(編者)

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とあるひととき 作家の朝、夕暮れ、午後十一時

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2022/05/26
JAN 9784582838985

とあるひととき

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商品レビュー

3.6

45件のお客様レビュー

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2024/11/22

ほんのちょっとの"いい時間"がそれぞれ切り取られていて良き。 読みやすさも抜群なアンソロジーですね。

Posted by ブクログ

2024/09/08

 一日のなかで、記憶に残る時間帯について書かれた、14人の作家によるエッセイ集。  各人、それぞれの想いがあふれる話のなかで、私が一番心に響いたのは、川上未映子さんの『夕暮れの、どんな空を見ても』だった。  一緒に夕焼けを見たこともないのに、なぜか夕焼けが目に映ると祖母を思い出す...

 一日のなかで、記憶に残る時間帯について書かれた、14人の作家によるエッセイ集。  各人、それぞれの想いがあふれる話のなかで、私が一番心に響いたのは、川上未映子さんの『夕暮れの、どんな空を見ても』だった。  一緒に夕焼けを見たこともないのに、なぜか夕焼けが目に映ると祖母を思い出す、と言う。 思い出の「残りかた」は、曖昧で流れていってしまうけれど、そこにあり続ける空は、心をつなげてくれるものなのだと少し安心した。  やさしい色合いのイラストが、どの話とも溶けあっていて、穏やかな気持ちになったことも良かった。

Posted by ブクログ

2024/07/14

 花王のWebサイトでの人気連載だったらしい。朝、夕暮れ、夜十一時、という時間帯をテーマにした短いエッセイアンソロジーになっている。  なんだか最近は、長編ではなくて短いか軽いかとにかくサクサク読める本を心身が求めている。そんな今の気分にぴったりマッチした。 ■森絵都 「夕暮れ...

 花王のWebサイトでの人気連載だったらしい。朝、夕暮れ、夜十一時、という時間帯をテーマにした短いエッセイアンソロジーになっている。  なんだか最近は、長編ではなくて短いか軽いかとにかくサクサク読める本を心身が求めている。そんな今の気分にぴったりマッチした。 ■森絵都 「夕暮れの空にはショーマンシップを感じる。」 ■池澤夏樹 赤身のマグロを、醤油の小皿にライムとタバスコを垂らして食べると美味い。南洋の島(昔、日本が統治権を持っていた)での食べ方。ちょっとやってみたい。 ■綿矢りさ 「無理して笑うより、もう無理ですと口で言うより、心のままに身体も素直になれば、取り返しがつかないほど心が疲れることも減るかもしれない。」 ■重松清、吉本ばなな、小川洋子などの親子/子育てが題材のものもよかった。

Posted by ブクログ

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