夜に星を放つ の商品レビュー
5つの物語からなる短編集。 めちゃくちゃに揺さぶられて、泣いた。 図書館で借りたけど、これは、買う。 全部よかったけど「真夜中のアボカド」「真珠星スピカ」「星の随に」は読みながら何度も涙を拭った。 私も若くして母を亡くしているので、「真夜中のアボカド」の母からの電話での『元気で...
5つの物語からなる短編集。 めちゃくちゃに揺さぶられて、泣いた。 図書館で借りたけど、これは、買う。 全部よかったけど「真夜中のアボカド」「真珠星スピカ」「星の随に」は読みながら何度も涙を拭った。 私も若くして母を亡くしているので、「真夜中のアボカド」の母からの電話での『元気でいるのよ。ううん、元気じゃなくてもいいよ。綾がいるのなら、それでいいよ』というセリフを読んで、電車で信じられないくらい泣いてしまった。 大切な誰かを亡くした経験のある人に、この短編集はすごく刺さると思う。 「真珠星スピカ」も「星の随に」も、心の柔らかいところにすっと入り込んで、この本のことは一生忘れられないかもなあ、と思った。
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- ネタバレ
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離婚や別居、事故での別れなどで片割れになった当人やその子どもの目で語られる物語の短編集。再婚して幸せになったよって話が少なかったので苦手なテーマだけど読めた。でも好きな話は、あんまり主題に関係ない、中学生の男の子がおばあちゃんちに帰省する話。
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現実的で胸が痛くなるような短編が5つ。世の中には小説で描かれていたような現実がたくさんあるんだろうな。
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窪美澄さんは好きな作家さんで、何冊か読んでいます。 この本は直木賞受賞ということで期待が大きすぎたせいか、あまり刺さりませんでした。可哀想な話が多くてもう少し希望が欲しかった。
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星が出てくる短編集。 かといって、星の話が中心な訳ではなく、物語のスパイス的にちょこっと出てくる感じ。 物語的にはどれも、あーよかった!ハッピーエンドだった!!って内容ではなく、何となく切なくて胸がギュッてなる内容だった。 でも、そこから先が明るくなりそうな、主人公たちが、その...
星が出てくる短編集。 かといって、星の話が中心な訳ではなく、物語のスパイス的にちょこっと出てくる感じ。 物語的にはどれも、あーよかった!ハッピーエンドだった!!って内容ではなく、何となく切なくて胸がギュッてなる内容だった。 でも、そこから先が明るくなりそうな、主人公たちが、その切なさから立ち上がり前を向いていくような前向きな場所で終わっているので、ただ切ないだけじゃないのがよい。 どの話も人との繋がりが感動的で、切ないけどいい話だったなぁ。
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星がテーマの短編集。 どれもなんだかせつないお話でした。 特に最後の「星の随に」は、涙が止まらなかった。こんないい子いるのかなぁ こんな環境だったらひねくれちゃっていいのに…
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読み終わったあと、さみしくなった。 初恋、親子愛などなど、様々な恋愛のお話。 諸手をあげてのハッピーエンドはなくて、まぁま 現実はこういう感じよね。って コロナや婚活アプリが出てくるので、身近に感じる人も多いかも。 優しいお話なんだけど、寂しがり屋さんは、避けたほうが良いのかなぁ
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全部星のお話で、なんとも形容しがたい短編でした。 窪美澄さんの作品って読みやすく引き込まれやすいけどこれはちょっと違ったかも…! 真珠星スピカのお話が、少し今の自分とリンクするところがあって、うるうるしながら読んだけど。 それと星の随に、が好きかな!
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3.5 短編集。それぞれの結末はハッピーエンドではないかもしれないけど、色々な未来が想像できる作品でした。
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短編集。コロナの真っ只中に書かれたからか、手洗いやマスクなんかの描写がたびたび出てくる。 この頃は先が見えずに不安だったなあ、と当時のことを思い出す。 寂しく悲しい話が多く、それもコロナ禍だったからだろうかと思う。 『真珠星スピカ』は一番好きな話。亡くなったお母さんに守られる娘。...
短編集。コロナの真っ只中に書かれたからか、手洗いやマスクなんかの描写がたびたび出てくる。 この頃は先が見えずに不安だったなあ、と当時のことを思い出す。 寂しく悲しい話が多く、それもコロナ禍だったからだろうかと思う。 『真珠星スピカ』は一番好きな話。亡くなったお母さんに守られる娘。悲しい中にも暖かさを感じる。
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