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生命式 の商品レビュー

3.9

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    7

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2022/10/08

最後の孵化は好きだった。 あんまり個人的にはハマらなかったかも。。趣味が悪いと関してしまったのかな、

Posted byブクログ

2022/09/20

毎度驚かされる村田沙耶香さんワールド。 どうしたらこんな世界を思いつくのでしょう。 自分には想像できない世界に入り込めるのが本当に有難い。今回も素晴らしかったです。 タイトルでもある「生命式」は、読んだ後に表紙を改めて見ると、なるほどな。と思います… その他のお話もとても素...

毎度驚かされる村田沙耶香さんワールド。 どうしたらこんな世界を思いつくのでしょう。 自分には想像できない世界に入り込めるのが本当に有難い。今回も素晴らしかったです。 タイトルでもある「生命式」は、読んだ後に表紙を改めて見ると、なるほどな。と思います… その他のお話もとても素晴らしくて、 特に「魔法のからだ」と「パズル」は個人的に好きでした。

Posted byブクログ

2022/09/14

ジワリジワリと影みたいに黒くて薄気味悪いものが近づいてくる感覚。 嫌いじゃない。 むしろ好き。 何が正常で何が異常なんだかwww 「正常は発狂の一種でしょう?この世で唯一の、許される発狂を正常と呼ぶんだって、僕は思います。」 この言葉で納得www ☆生命式 ☆素敵な素材 ☆素晴...

ジワリジワリと影みたいに黒くて薄気味悪いものが近づいてくる感覚。 嫌いじゃない。 むしろ好き。 何が正常で何が異常なんだかwww 「正常は発狂の一種でしょう?この世で唯一の、許される発狂を正常と呼ぶんだって、僕は思います。」 この言葉で納得www ☆生命式 ☆素敵な素材 ☆素晴らしい食卓 ☆夏の夜の口付け ☆二人家族 ☆大きな星の時間 ☆ポチ ☆魔法のからだ ☆かぜのこいびと ☆パズル ☆街を食べる ☆孵化

Posted byブクログ

2022/09/07

狂ってるなぁと思いながらも、短編でここまですっと設定が入ってくるのは文章力がすごいんだろうな。最後の孵化は、自分もそういうとこあるかもなと少し共感した。この本を読みながら、少し考え方も変わったのかな…

Posted byブクログ

2022/09/07

自分にとっての普遍的な生活が覆されるように感じた。 無きにしも非ずな主人公の生活に圧倒される。 まだまだ理解しにくい感情が多かったため、また年月を重ねてから読み直したい。

Posted byブクログ

2022/09/05

村田沙耶香さんは「コンビニ人間」しか読んだことないけど、これもすっごい独特の世界観だった、、、! 個人的に好き(得意)ではない世界観なんだけど、独特の生々しさと残酷さと気持ち悪さがクセになる。怖いんだけど可笑しい。 「素晴らしい食卓」がいちばん好きだった!

Posted byブクログ

2022/08/22

自分の倫理観がねじ曲げられそうな12篇。 最初は拒絶反応を示していた設定も最後には「これはこれで…」と受容できてしまう。 異常に思えた他者の正常に感化されて、自身の正常が揺らいでいく。 ちょっとした恐怖すら感じるけれど、物語としては面白い。 嫌だなあと顔をしかめながら読んでしまっ...

自分の倫理観がねじ曲げられそうな12篇。 最初は拒絶反応を示していた設定も最後には「これはこれで…」と受容できてしまう。 異常に思えた他者の正常に感化されて、自身の正常が揺らいでいく。 ちょっとした恐怖すら感じるけれど、物語としては面白い。 嫌だなあと顔をしかめながら読んでしまった。

Posted byブクログ

2022/08/18

ここにはないけどどこかにありそうな世界とここにはいないけど壁1枚隔てた向こうには存在しそうな人々。ぞわっ。 ありえないことが当たり前に描かれているのってなんかいいですよね…

Posted byブクログ

2022/08/14

「人間のことが好きか嫌いか」と問われれば、恐らく作者は「嫌い」と答える部類の人だ。だが、生態としての人間は好きなのではないか、とも思う。 また、「世間のことが好きか嫌いか」と問われても、恐らく「嫌い」と答えるような気がした。だが、私が想定する「世間」とはすなわち「社会」のことで...

「人間のことが好きか嫌いか」と問われれば、恐らく作者は「嫌い」と答える部類の人だ。だが、生態としての人間は好きなのではないか、とも思う。 また、「世間のことが好きか嫌いか」と問われても、恐らく「嫌い」と答えるような気がした。だが、私が想定する「世間」とはすなわち「社会」のことであり、作者が想定する「世間」が別のもの……例えば「自分が見えている世界」として受け止められれば、その答えは変わってくるようにも思う。 陳腐な言葉で彩られた感想など出ないのが常だ。だが、この本を読んで、自然に湧き上がってきた言葉がある。 綺麗に生きていきたいね。 綺麗って、なんだろうね。

Posted byブクログ

2022/08/14

表題作のインパクトが強くて、他の作品の印象が薄く感じるのが残念。 ラストの「孵化」で笑ってしまって、本を閉じた後、なんだか落ち着かない

Posted byブクログ