1,800円以上の注文で送料無料

ただいま神様当番 の商品レビュー

4.3

479件のお客様レビュー

  1. 5つ

    198

  2. 4つ

    211

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神様の人物描写はあまり好みではなかったのですが、話の構成は相変わらずの青山さん。 1のメインキャラじゃないキャラが5で出てきて あーーーってなったし、 どの章の主人公も読後には好きになってしまう。 見事にやられました。 最後の章の社長は所長が主人公でなければ 各章のキャラクターと繋がった瞬間の にやりとする感じが本当にじーんときた。 社長が物語をまとめてくれたような その構成のあり方に感嘆。 神様の在り方も、各章の主人公の心の中の自分を 具現化?したような感じで。 日常の生活の中でこの本を読んで改めて心の在り方みたいなものを感じられた、素晴らしい小説でした!

Posted byブクログ

2025/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほっこり。だけども赤と青とエスキースとがすごく良かったので比較してこの評価 神様当番の近くに度々いた喜多川さん、 彼女は好奇心旺盛で、自分で自分の人生を豊かにしていこうとしていく力があって良いなあ。

Posted byブクログ

2025/06/20

若干の自己啓発臭さもありつつ結構感動してしまいました。結局は自分の心に素直に生きるべしという本でした。

Posted byブクログ

2025/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったー!その一言。神様があらわれて『お願いごとを聞いてくれ』と、シチュエーションとしてはファンタジーチックだけど実はその神様って自分がなりたい本当の姿なのでは?、、、 この方の作品は2作目なので必ず最後は心が温かくなるとわかっているからサクサク読める。読了後ジーンと心に来るものがあってまたそれぞれのエピソードを読み返してみたり…。

Posted byブクログ

2025/06/15

⭐︎5 こんな青山美智子 初めてです。 青山美智子さんの作品は心温まるエピソードがほとんどですが、この作品はこれまで青山作品を1つを残し全てを読んだ者からすると、異質・どうした青山?・ものすごくコミカルで面白い。 共通点は、坂下のバス停、落とし物を勝手に持っていくと、翌朝腕に『...

⭐︎5 こんな青山美智子 初めてです。 青山美智子さんの作品は心温まるエピソードがほとんどですが、この作品はこれまで青山作品を1つを残し全てを読んだ者からすると、異質・どうした青山?・ものすごくコミカルで面白い。 共通点は、坂下のバス停、落とし物を勝手に持っていくと、翌朝腕に『神様当番』の文字が浮かび上がり、神様が現れる。そして、神様とともに悩みを解決していく。 面白い点 ①神様 →結構な確率で人の話を無視したり、自由な性格が良い。3番のナオキングのガンダムとアムロレイは爆笑しました。 ②リチャードブランソン →神様とのやりとりが面白いのはもちろん、花屋のひかりさんとも面白い。あと、小説の文章がブランソン仕様で、すこし読みづらくその点もいい。 ③福永武志 →この一話だけ、神様当番になるタイミングが早すぎるし、この人の性格がぶっ飛んでで良い。 これから読まれる方は、この観点で是非みるといいかもしれません。もちろん、他の作品と同様に感動もできるし、人生のためになる言葉なども多く登場してくると思います。 繰り返しになりますが、この作品は青山美智子作品の中でも毛色が少し異なっていて、私個人的には最高の作品でした。またこのような作品に出会いたいなと思いました。 お気に入りの話は 4番 リチャード・ブランソン 面白いのはもちろんのこと、外国人が抱える悩みや生徒との関係性の話がグッときた。また、ひかりさんとの話が非常に勉強になった。 以下 読書メモ 水原咲良→松坂千帆 『私、最近思うんだよね。怖いものなんてない人より、本当は怖いのに立ち向かってく人のほうが、何倍も強いよ。それを勇気って言うんだと思う』 →いい言葉。ほんとその通り。 村山菊子→新島直樹 『完全体になってしまったら、次は崩壊しかないからよ』日光東照宮の逆柱のことから →こんな表現の仕方する高校2年生いるか…?と思いながら、すこし逆柱について調べてしまいました ひかりさん→ブランソン 『うーん、なんて言ったらいいのかな。つまり人と人は、どこか違わないとだめなのよ。全員が同じじゃ何ひとつ変化も成長もない』 →同じ人と、仲のいい人と、仲のいい上司と同じ空間に長くいても、ただ楽しいだけ。それ以上の成長することができない。やはり人間が成長するのは、喜怒哀楽の感情が伴って成長するものだと思う。怒りや哀しみは必要。違う人の意見を少しずついれて、自分の考えも少しずつ変えないと、次のステージへ上がれない。 ⭐︎『怒っているとか悲しいとか、そういう気持ちは一番にしっかり伝えなくちゃだめよ。 その後にちゃんと笑うためにもね』 →この言葉が教員をやってる身からすると1番心に刺さった。生徒たちが何あいつ?!わけわからん!ってなる前に、自分から今思っている感情をぶつけるべき。心中でイライラするといっても生徒たちには伝わらない。言葉にして感情や表情や体で表現してその心は伝わるし、これができてこそ、笑い合える中になる。今年の格言第一位! 神様 『人はみんな、誰かがうっかり落としたりわざと置いていったりしたものとめぐりあって、やみくもに欲しがる。でも、ただ拾うだけでは本当に自分のものにはならないんじゃよ、決してね』 →すこし哲学的で、現時点ではピンとこないけど、きっと大切な言葉なのでメモ。

Posted byブクログ

2025/06/06

読んでてとても癒された。神様めちゃくちゃなこと言うなーって思うけど、気付かないだけでそれは本来の自分が望んでることなんだよな。何か機会がないと自分を見つめ直す事ってなかなかないから、そんないいヒントをくれる神様に私も出会いたいと思った。

Posted byブクログ

2025/06/04

ヨシタケシンスケさんが描く神様を想像しながら読んだこの本。 朝起きて突然『神様当番』って腕に書かれていたら驚くだろうな。でもこの愛らしい神様に会いたい。 やってみたい、こうありたいと思ってもなかなかそんな簡単には自分を変えられない。神様の出現をきっかけに大きく変わっていく主人公...

ヨシタケシンスケさんが描く神様を想像しながら読んだこの本。 朝起きて突然『神様当番』って腕に書かれていたら驚くだろうな。でもこの愛らしい神様に会いたい。 やってみたい、こうありたいと思ってもなかなかそんな簡単には自分を変えられない。神様の出現をきっかけに大きく変わっていく主人公たち。 作者青山美智子さんからのメッセージが心にグッときて、前向きになれる一冊だった。 『大げさかもしれないけど、人生って、単に楽しいからやるって、それが1番の決め手だよ。意味があるとか、お金になるとかはその次でさ。自分自身に何かの取り柄や才能があるかどうかもあんまり関係なくて、この世をおもしろがれる力のほうがうんと大事だと思う。そんなふうに過ごしてるうち、本当にやりたいことがわかってくるんじゃないかな。』 『私を楽しませるのは私。順番なんて、もう待たない。自分から世界に参加していこう。腕を伸ばして、この手でしっかりとつかんで。』 『怖いのに立ち向かっていくなんて、本当に強いヤツ。』

Posted byブクログ

2025/06/02

すごくいい話だった!! 神様が可愛すぎるし笑笑 それぞれの人の「本当の願い」を叶えてあげてるんだなって思ったら、ほんまに尊すぎた。 この作者さんやっぱりめっちゃ好き。 なんか人生や人を優しく捉えていて、心理にも近くて、もう是非信者さんに!!!って感じ。 私もこんな感じで...

すごくいい話だった!! 神様が可愛すぎるし笑笑 それぞれの人の「本当の願い」を叶えてあげてるんだなって思ったら、ほんまに尊すぎた。 この作者さんやっぱりめっちゃ好き。 なんか人生や人を優しく捉えていて、心理にも近くて、もう是非信者さんに!!!って感じ。 私もこんな感じで描きたいなぁ。 設定の面白さが複雑な人生模様で相殺されてて、ブレンドが上手い。

Posted byブクログ

2025/06/01

いつもベストセラーや興味を持った本を予約して届いたら読むのだけど、珍しく読む本が全くなくなってしまった。 さて何を読もうと考えて、将棋をテーマにしたオムニバス本『もの語る一手』の作者の本にしようと選んだのがこちら。 カバヒコほか何冊かは読んだことがある。 今作も“いい話系”で、3...

いつもベストセラーや興味を持った本を予約して届いたら読むのだけど、珍しく読む本が全くなくなってしまった。 さて何を読もうと考えて、将棋をテーマにしたオムニバス本『もの語る一手』の作者の本にしようと選んだのがこちら。 カバヒコほか何冊かは読んだことがある。 今作も“いい話系”で、30代半ばぐらいまでなら素直に読めてたかもしれないけど、なんかお腹いっぱいになってしまった。 とは言え私がひねくれてるだけで、読後感よしの良作。ストリップが出てこなかったら子どもに読ませたかった。(あと、読んで好き勝手言う方は簡単だけど、書くのは超大変なのにホント勝手言ってすみませんと思ってます…) 面白かったのは装丁に使われているミニチュア作家との対談。 頭の中に茂ジイ(吉本新喜劇の辻本茂雄)がいて、腹が立っても彼のギャグ「許してやったらどうや」が思い浮かんでおさまるらしい笑 自分が元関西人なのであの言い方で再現されて思わず笑ってしまい、ひょうきんな人なんだなと親近感がわいた。

Posted byブクログ

2025/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひょんなことから神様当番になる。各主人公は、それぞれの心の内にある思いを抱えていて、やるせない日々をかかえている。神様が半ば強制的にその思いの方に引っ張っていくのが良い。 主人公たちも素敵だけど、その人たちの周りにいる人物もみんな魅力的。主人公たちが変わると、周りも変わっていく。人は変えられないというけれど、自分が変わっていけば、それに影響を受けてくれる人はいるんだと信じたい。

Posted byブクログ