ただいま神様当番 の商品レビュー

青山美智子(著者)

2025/10/22

短編小説。それぞれの物語が人としての想い神様を通して考えさせられるお話だったな。神様登場でなんかほっこり。最後は暖かい気持ちで読み終えることができた。物語が7時23分のバスで繋がってて人との繋がりにほっこり。

2025/10/17

やっぱり青山さんの本はポジティブになれるし、大好きだなぁって思った！

5人の登場人物が出てきて、それぞれ悩み？を神様がヒントをくれて少しずつ自分が成長していくというストーリー。

とても、良かった！
特に、小学生の子の話の、弟のスグルが素直で好きだなーと思った！

自分が成長できて、勇気をもらえるようなそんな素敵な本でした。

2025/10/12

5人それぞれ個性あふれる、ただ胸にそれぞれ来るものがある物語
OL、小学生、高校生、外国語教師、中小企業社長、それぞれが自分の気づいてなかった部分に神様との出会い/当番を担当する中で気づき、人生がより豊かなになっていく
神様=本当になりたい自分　の写しでもあるのが感じられる
青山さんはこういうオムニバス作品を書くのが本当にうまい　引き込まれるし読みやすい

2025/10/05

すごく楽しかった。
神様が現れた時のみんなの反応もなんか可愛い。
心の奥にある自分の気持ち。
それが満たされた時、人は幸せを感じるんだと思います。
私にもある。
素敵な話だと思いました。

2025/09/29

読了2作目の青山さんの小説。『木曜日にはココアを』と同じく連作短編小説でとても読みやすかった。主題というか、何が伝えたいことなのかが各短編ごとに分かりやすく、自分としては高校生の男の子と最初のOLの子の話が自分との重ね合わせもありとても印象に残った。結局は考えているだけじゃなくて行動すること、新しいことにチャレンジすることが自分の人生の幅？見識？楽しさを広げるためには必要だし、他の人との相対評価で悲しんだり悔しさを感じたりすることはやめた方がいいと感じた。サクサク読めるし、内容も非シリアスなのでほっこりとしていて読んでいて穏やかな気持ちになれた。また、それこそ木曜日にはココアを、の続編も読みたいと思う。

2025/09/29

◇ ただいま神様当番 /青山美智子
（2025/09/28読了）
半年くらい前になんとなく手に取って購入しておいた中古本、やっと読めた。青山美智子さんは2作目。
主人公の左手に宿る神様のおじいちゃんがヒューマンタッチで好感。高橋留美子ちっくなハートウォーミングファンタジー。
その都度起こるミラクルは、流石は神様の力と思えばそれまでだが、それを差し引けばちょっと話がうますぎる気もした。まあ小説なのだから良いかな。

2025/09/26

あたたかく優しく、背中を押してくれる良い本だった！　突然現れる神様は、「わしを楽しませて」なんて言うけど、わあわあ泣きじゃくったり、鍋に残っていた筑前煮のレンコンをつまみ食いしたりと、可愛らしくて憎めない。
神様の力で「叶えてもらう」のではなくて、神様に気づかされて、少し手助けしてもらうことはあっても、ほとんどが自力で「叶える」ところが素晴らしい！
同じ路線バスの同じ時刻に、同じ停留所から乗る年代も性別も国籍もバラバラの他人同士が、神様当番をして前向きになって少しずつ距離を縮めて親しくなる感じも良い。

———
私を楽しませるのは私。
順番なんて、もう待たない。
自分から世界に参加していこう。腕を伸ばして、この手でしっかりとつかんで。

2025/09/21

おすすめに出てきた木曜日のココアを読んで好きになって他の作品も読むことにしました。
自分の気持ちの持ちようで世界の見え方が変わるっていいな。
良かった探しも難しいけれど、自分にも出来たらいいな。

2025/09/18

はあ…青山さんの作品は本当に好き。
いつも通り、それぞれのお話の中に、さっきまで主人公だった人が出てきたり、バス停で｢あれ、みんなも神様当番したの！？｣っていう流れがあったり。主人公たちも好きだけど、葵ちゃんもスグルも好き。田中さんとの特別対談特典も含めて、青山さんの物語への好きを再認識できました。
面白いことに表紙の神様の頭とジャージには、、読み終えてから気づきました笑

2025/09/03

青山美智子さん、どうしてこんなに優しいお話ばかり書けるのでしょう。
あまりに優しくじっとりと心に染みてきて、中身を詳しく覚えていることは逆に難しいのですが、大事なことをたくさん教えてくれていて、それが自分を形作る一つのパーツになってくれているのだと思います。
今回の作品では、日本が好き過ぎるイギリス人が、大学の英語講師の職を得たものの、うまくいかないことが多くて思い悩むお話が一番良かったです。
日本にいる外国人について話題に上ることの多い今だからこそ、こんな人もいるのだということを思い出したい。