両手にトカレフ の商品レビュー
久しぶりの一気読み。 この娘はどうなってしまうのか気になって途中でやめられなかった。 頑張っている子どもに頑張らなくていいよ、と言っても伝わらない。 子どもなりに考えて大切なものを護ろうとする。 ミアの場合は弟だった。 幼さゆえの視野の狭さで、実は助けてくれは大人がいるのち見えて...
久しぶりの一気読み。 この娘はどうなってしまうのか気になって途中でやめられなかった。 頑張っている子どもに頑張らなくていいよ、と言っても伝わらない。 子どもなりに考えて大切なものを護ろうとする。 ミアの場合は弟だった。 幼さゆえの視野の狭さで、実は助けてくれは大人がいるのち見えていない。 子どもたちにこのようなら思いはさせてはいけないと思う。 並行して書かれていた金子文子の手記も読んでみたくなった。
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ブレイディみかこさんの本は本当に心を揺さぶられます。辛くなったり、苦しくなったり、それでも前向きになれたりもする 子どもの貧困問題は子どもだけではどうしようもできない。でも子どもは助けて欲しいと声をあげることができない。日本でも、イギリスでも、世界は同じ問題を抱えている どうし...
ブレイディみかこさんの本は本当に心を揺さぶられます。辛くなったり、苦しくなったり、それでも前向きになれたりもする 子どもの貧困問題は子どもだけではどうしようもできない。でも子どもは助けて欲しいと声をあげることができない。日本でも、イギリスでも、世界は同じ問題を抱えている どうして、本当に助けなければならない人に支援がいきとどかないのだろう 自分にできることはなんだろうと 改めて考えさせられます 親が子どもにたいして死にたいって言うのは無責任 わかるための努力をしたい 世界は不平等だし、上下もあるし差別も偏見もある。こんな世界なんてって思うけれどふと見渡すとこんなにも世界は美しかったりする 自分を取り巻く世界が、変わっていきますように
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恥ずかしながら「金子文子」という著名人を初めて知りました。(どのくらいの方が知っているのでしょうね) ブレイディさんはモチーフにしたくらいなのでご存じだったと思うのですが、参考文献を見ると、2017年、18年、19年に発刊されたものもリストされていたりするので、近年、何か注目さ...
恥ずかしながら「金子文子」という著名人を初めて知りました。(どのくらいの方が知っているのでしょうね) ブレイディさんはモチーフにしたくらいなのでご存じだったと思うのですが、参考文献を見ると、2017年、18年、19年に発刊されたものもリストされていたりするので、近年、何か注目されていたりするのでしょうか。。。(Wikiを読むと、23歳の激動な生涯に驚愕。それに比べて、我々はなんとのほほんと生きていることか。。) ミアの方の話はどのあたりがノンフィクション的なのか興味が湧くところです。モデルになった子たちがいるとしたら、ミアやウィルのその後、みたいなものが今後、出てくることを期待したいと思います。
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イギリスの貧困層の家庭を描いた作品。作者が見てきたリアルをフィクションという形で書いた内容。 ドラッグに溺れるシングルマザー、弟の面倒を見るヤングケアラーの姉、学校ですいじめられている弟。 読んでいて辛くなる現実が描かれている。 作中に出てきた物語のもう一つの軸となった金子文子も...
イギリスの貧困層の家庭を描いた作品。作者が見てきたリアルをフィクションという形で書いた内容。 ドラッグに溺れるシングルマザー、弟の面倒を見るヤングケアラーの姉、学校ですいじめられている弟。 読んでいて辛くなる現実が描かれている。 作中に出てきた物語のもう一つの軸となった金子文子も今作で知ることができたので、読んでみようと思った。
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ぼくはイエローで…の周辺にいたであろう英国の女子中学生ミアの物語。 パニック障害と思われる弟を愛し、ケアする日々。ミアの置かれている「リアル」がクラスの中に当たり前に存在する現代のイギリスの状況に胸がつまる。日本だってきっと同じ。這い上がれないところに陥るこどもの存在は、100年...
ぼくはイエローで…の周辺にいたであろう英国の女子中学生ミアの物語。 パニック障害と思われる弟を愛し、ケアする日々。ミアの置かれている「リアル」がクラスの中に当たり前に存在する現代のイギリスの状況に胸がつまる。日本だってきっと同じ。這い上がれないところに陥るこどもの存在は、100年前のフミコの時代から変わらないのか。 ラップを通して屈託なく接してくるウィルの存在に救われた。
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期待を裏切らないブレイディみかこさん。この本も一気読み。ミアとふみこの話が錯綜する構成も斬新。 小説には救いがあるけれど、実際の世の中にはハッピーエンドにならないストーリーがいくつも存在すると思うと、胸が締め付けられる。。 子供の虐待だけは許せない(T_T)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
みかこさんはいい意味で裏切ってくれるなあ。純粋なフィクションだから期待はそれほどでもなかったのよ。でも、なに、音楽やラップの才能まであるの?きっと英語版で書いてから日本語に翻訳しているのでしょう。 金子文子さんは知らなかったけれど、しっかりリンクしててよかったです!
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この人のエッセイが好きで創作はどうなのかな、と思ったけど杞憂。 痛みを知る人はその分人に優しくなれる。 そんな言葉が陳腐に思えるほどえぐい痛み。 苦しさに耐えられなくてページをたぐる手が速くなるが、進めば進むほど辛い。 子どもが子どもでいられずに食い物にされる世界があるということ...
この人のエッセイが好きで創作はどうなのかな、と思ったけど杞憂。 痛みを知る人はその分人に優しくなれる。 そんな言葉が陳腐に思えるほどえぐい痛み。 苦しさに耐えられなくてページをたぐる手が速くなるが、進めば進むほど辛い。 子どもが子どもでいられずに食い物にされる世界があるということ、自分の欲望に利用して何の痛痒も感じない人もいること、それでも我々はホモサピエンスなんて名乗っているということに吐き気がした。
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一気に読んでしまった。 子供という小さくて弱い生き物。貧困、大人の勝手な都合で振り回され、なんとも言えない気分になった。
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個人的にはブレイディみかこさんにしか書けない作品だなと感じた。 イギリスの階級社会のリアルなども作品に反映されている。 スラスラ読める感じで、今この場所から世界は変わり始めているというメッセージが前向きに感じられ、読後感も良かった。
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