1,800円以上の注文で送料無料

二重らせんのスイッチ の商品レビュー

3.6

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/10/11

ドラマに出来そうな話。ネタバレになるので詳細は伏せるが、助けを求められない育児の苦悩などは、経験者なら尚更共感。

Posted byブクログ

2024/10/03

桐谷雅樹は殺人容疑で逮捕された。DNAや防犯カメラなど証拠はすべて雅樹が犯人であることを示していた。偶然アリバイが証明されることになるのだけれど、社会問題も絡めた人間模様に展開していく。犯人の行動が無理筋のように感じるけれど二転三転ハラハラした。「記憶」が人格形成に大きく影響する...

桐谷雅樹は殺人容疑で逮捕された。DNAや防犯カメラなど証拠はすべて雅樹が犯人であることを示していた。偶然アリバイが証明されることになるのだけれど、社会問題も絡めた人間模様に展開していく。犯人の行動が無理筋のように感じるけれど二転三転ハラハラした。「記憶」が人格形成に大きく影響するということに大きく納得した。

Posted byブクログ

2024/08/03

いきなり筋書きというか真相が明らかになる なんだこれ? と言う感じで読み進めると、二重どんでん返しに綺麗にハマる。空港での別れ際に気づく真実、そして次の行が次のページに続いて、そこで明かされるとても綺麗なエンディングに感動。一切の途切れなく一気読みだった。

Posted byブクログ

2024/08/03

著者、辻堂ゆめさん、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 辻堂 ゆめ(つじどう ゆめ、1992年12月18日 -)は、日本の小説家、推理作家。女性。神奈川県藤沢市出身。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 俺は犯...

著者、辻堂ゆめさん、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 辻堂 ゆめ(つじどう ゆめ、1992年12月18日 -)は、日本の小説家、推理作家。女性。神奈川県藤沢市出身。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 俺は犯人なのか――。 強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。 証拠は全て雅樹の犯行を示す! 最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。 「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」 2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。 ---引用終了

Posted byブクログ

2024/04/21

2024.4.21 精神的にどん底 いえあ 2月末?もはや1月頃から読んでた? ようやく終わりました。おめでとう。 まさかの双子でしたぱてーんの物語 何の罪も犯してない男 強盗殺人の容疑である日急に逮捕される カメラの映像に残っていた人物は 紛れもなく自分の姿 どゆことーーー...

2024.4.21 精神的にどん底 いえあ 2月末?もはや1月頃から読んでた? ようやく終わりました。おめでとう。 まさかの双子でしたぱてーんの物語 何の罪も犯してない男 強盗殺人の容疑である日急に逮捕される カメラの映像に残っていた人物は 紛れもなく自分の姿 どゆことーーーー!!な物語

Posted byブクログ

2024/03/24

いやぁ~、乳児期の双子はほんっっっとうに大変。寝れない食べれないで、大変だった記憶しかない。 それはわかりすぎるほど、わかる。 雅樹が逮捕された時に、なんで双子の存在に両親が言及しないのかずっとわからなかった。その理由も最後には語られるんだけど。 まあまあ、でも、ハッピーエンドで...

いやぁ~、乳児期の双子はほんっっっとうに大変。寝れない食べれないで、大変だった記憶しかない。 それはわかりすぎるほど、わかる。 雅樹が逮捕された時に、なんで双子の存在に両親が言及しないのかずっとわからなかった。その理由も最後には語られるんだけど。 まあまあ、でも、ハッピーエンドで良かった。

Posted byブクログ

2024/03/08

双子の兄弟をめぐるミステリ。 一つの謎が解決したかと思えば、また新しい謎が出てきて...と段々仕掛けが小気味いい。 綺麗にまとまっていて読みやすいが、人間の醜さ、弱さみたいなところがあまり見えず、いまいち物足りない印象。

Posted byブクログ

2024/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

職場に刑事が来て身に覚えのない強盗殺人の容疑で連行されてしまった雅樹。防犯カメラに映っていたのは自分そっくりの男性。おまけに現場に残っていたDNAまで自分のものと一致していたとは…。 いや〜これ自分の身にそんな事が起こったらゾッとしますね。もしかして、自分は二重人格でもう一人の人格がやっていた事だったら?とかあれこれ考えそう。 一卵性双生児のDNAは同じだと以前当選した献本に書いてあったのでその後の展開は予想がついたけれど、真相が二転三転して予想以上に面白かったです。まだ2歳ですが男の子の一卵性双生児の孫がいるのでとても興味深く読んでしまいました。 一卵性双生児のDNAに関して最近新たな発見があったのも事実なんですね。思わず調べてしまいました。辻堂さんそんな事をすぐに小説にするのがすごいです。

Posted byブクログ

2024/01/12

01月-03。3.0点。 SEの主人公、突然強盗殺人の罪で逮捕される。現場に主人公のDNAがあり。。。 題材としてはありがちだが、冒頭の分けのわからなさ感からのスピード感は流石。ラストの主人公の推理が、少しクドかったかな。

Posted byブクログ

2023/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まあまあ面白い。表紙の絵が絶妙すぎて全てネタバレ。 序盤は主人公雅樹の行動が頭がおかしすぎてイライラする。理系の賢い人間が、双子の弟の存在に気付いたにも関わらず、奈美と遊んでいるなんてありえない。奈美や周りの人間に危害が及ぶことを考えて、一刻も早く警察に伝えるはず。不自然すぎるので、もう少し他のストーリー展開の仕方があったような気がする。 ナガノも実は血が繋がっているような展開を予想したが、まったく無関係で残念。 ところどころに、もっとスピード上げてテンポよく進んで欲しいのに描写がまどろっこしいと感じた場面があった。 基樹が、本当は実はもっと非常に賢くて極悪人という展開も期待したが、ナガノと立場が逆転したとはいえ、意外と平和に終わってしまったので拍子抜け。第四章「真実」はエピローグにしてはまだまだページ数があったので、期待したが、一生懸命な説明を聞かされているように感じてしまい、入り込めなかった。 双子のDNAのことや、海外養子のことなど、とても面白いテーマだったが、現実味がなく、フワーっとして終わってしまった感じ。暴力的なところ、スピード感のあるところ、泣かせるところ、怒れるところなど、読者を引き込むような大袈裟な描き方がされても良いと思う。あっさりしすぎるので、激しく書いたほうが、リアリティーが出たような気がする。 最後はあまりにも平和すぎ。読んだことを忘れてしまうような薄い印象で終わってしまい、もったいない。

Posted byブクログ