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准教授・高槻彰良の推察(7) の商品レビュー

4.1

45件のお客様レビュー

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    11

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

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2022/06/19

シリーズ第7弾。ドラマばっちり拝見したのですっかりその配役で読んじゃいました。まだまだ謎が多いなあ。

Posted byブクログ

2022/06/16

短編3話からなります。 伝承と併せて目の前の出来事の謎を解くことは今までと変わらないですが、悲しい出来事と怪異が同時に描かれている事で切なさが増します。 自分自身は必修科目が多かったからそもそも合間の時間を過ごすことに困る経験がなく、所謂大学特有の戸惑いは少なかった方なのかな...

短編3話からなります。 伝承と併せて目の前の出来事の謎を解くことは今までと変わらないですが、悲しい出来事と怪異が同時に描かれている事で切なさが増します。 自分自身は必修科目が多かったからそもそも合間の時間を過ごすことに困る経験がなく、所謂大学特有の戸惑いは少なかった方なのかなぁと、1話目を読んで感じました。 2話目は人生の先輩の遠山さんが再度登場。尚哉の置かれている状況を理解しつつ、見守っている感じがとてもよかったです。 3話目はサエさん登場。グロテスクな内容ではありますが、サエさん自身のことも語られ一区切りな感じでした。また、2人を助けて欲しいです。 物語でしっかり季節も進んでいるので尚哉の成長と変化が読んでいて楽しいです。

Posted byブクログ

2022/05/25

タイトルでピンときたけど、さえさん出てきました!なかなかグロテスクな物語もこの作品になるとグロさ緩和されてちょうど良いです。 2022.5.25 76

Posted byブクログ

2022/05/08

今回は3つのお話。沙絵さんが第3章にしっかり出てきて、ということは当然、怪異もあり、現実を怪異に寄せてる事件もあり、どっちも楽しめます。2章では人生の先輩、遠山もしっかり登場。あと、Exで気になっていた林原刑事も登場し、今後の展開に期待です。

Posted byブクログ

2022/05/04

以前の登場人物と絡みながらその登場人物に会ったときとはまた違った会話、関係性になっていることが感じるようなストーリーで面白かった。

Posted byブクログ

2022/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱりおもしろいわ… 今回は人間の弱さ、怖さかな… もうひとりの高槻先生は気になりますが、怪異は…ほとんど感じなかったかな… 思わせぶりもまぁ良しとしましょう!

Posted byブクログ

2022/04/17

悲しい出来事と「怪異」の相性が良い。そのプラットフォームに、「真実の怪異」が絡む展開。これからどうなっていくのか。「真実の怪異」に関する物語が発するメッセージはなんなのか。今後の展開に期待したい。

Posted byブクログ

2022/04/10

怪異色が更に強くなってきたが、それに伴い怪異と思われる事象の結末も重たくなってきた。彰良と尚弥の2人がちゃんと「此方側」に留まっていてくれてよかった。ただ、健ちゃんが出てくると安心する自分がいるので、今回はちょっと後半やや不安が募った。

Posted byブクログ

2022/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高槻彰良シリーズ7冊目にして、二人を捉えている物の正体がはっきりするか⁉️と思ったが、ビミョーでした。でも少しずつ近づいているような。次回はどんな展開になるのか、楽しみです。 ところで、最後は二人で鍋したのかなぁ?

Posted byブクログ

2022/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに夏樹くんが本編にがっつり(要は高槻先生や尚哉に)関わる展開に。 ますます「偽物」の怪異より「本物」色が強くなっていく本編である。 三編とも関わる謎は犯罪性のあるもので、前回のように怪異の「本物」がオチになるものはない。 ただ登場しない訳でもない。 「人魚」の話があり、かつ夏樹くんが出てくるのだから、あの人の再登場である。 しかも、あの人の語る話は何一つ尚哉くんの耳には歪みなく通る訳で。 その衝撃的な内容とともに、嘘でないことにも驚かされた。 やはり、あの人は「本物」だ。 人魚のもつ「境界性」 乗り物の閉鎖性から想像させる、その外の「異界」 そして、「ヌシ様」の謎に隠された悲しい過去。 今回も先生の講義を楽しく拝聴しつつ、それでいて軽くは読ませてはくれない、胸にずんっとくる話が印象的だった。 考えさせられることが多かったというか。 ただ怪異の謎に迫るだけでなく、大学生が抱える悩みや再開発時の地元民との軋轢など、リアルの世界でも通じる話題も出てきたからだろう。 本当に奥深い話である。 一方で、先生の中にいる「もう一人の先生」については、再登場のあの人を持ってしても正体が分からず。 それでいて登場頻度が上がっているのが不穏。 これ以上、夏樹くんの絡む案件にはなって欲しくないが、どうなっていくのだろう。 ますます尚哉くんに頑張ってもらわなくてはいけなくなる気がする。 彼が更に抱えてしまった能力も、どうやら「本物」のようなので。

Posted byブクログ