准教授・高槻彰良の推察(7) の商品レビュー
今回はいずれも人の事件 けれど、それぞれの事件に巻き込まれる内に尚哉の新たな能力がわかったり『もう一人の高槻』との絡みがあったりと異界にどんどん近くなっていく。 3話目には林原夏樹くん登場。 先日「憧れの作家は人間じゃありませんでした(澤村御影著)」を読んだばかりだったので、読ん...
今回はいずれも人の事件 けれど、それぞれの事件に巻き込まれる内に尚哉の新たな能力がわかったり『もう一人の高槻』との絡みがあったりと異界にどんどん近くなっていく。 3話目には林原夏樹くん登場。 先日「憧れの作家は人間じゃありませんでした(澤村御影著)」を読んだばかりだったので、読んでてよかった~‼って思いました。 今後が楽しみ
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嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ7作目。 今回も面白い話ばかりだった。エレベーターを使って行けるかもしれない"異界"や、いなくなった娘は沼のヌシ様の嫁になったという"怪異"。...
嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ7作目。 今回も面白い話ばかりだった。エレベーターを使って行けるかもしれない"異界"や、いなくなった娘は沼のヌシ様の嫁になったという"怪異"。それらを信じることは目の前の現実からの逃避でしかなかった。そう思うと切ないと感じた。
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今回は悲しい、きゅっと胸をしめつけられる話ばかりだった。大学生に馴染めなかった湊くん。娘はヌシ様のところに嫁にいったんだと信じ続ける弘子。恐ろしいのは、肉は肉だと人間を料理にする篠田。すごい怖かった。 紗絵さんと再会。人魚の肉について共に調べるときに、EXに出てきた刑事が登場(林...
今回は悲しい、きゅっと胸をしめつけられる話ばかりだった。大学生に馴染めなかった湊くん。娘はヌシ様のところに嫁にいったんだと信じ続ける弘子。恐ろしいのは、肉は肉だと人間を料理にする篠田。すごい怖かった。 紗絵さんと再会。人魚の肉について共に調べるときに、EXに出てきた刑事が登場(林田さん)。高槻の中のもう一人が何なのか、紗絵にも分からなかった。でも、―そこにいるのは 高槻先生とは、全く別のものだ と言ってくれたのが救いだった。―そういうたくさんの約束が、僕をこの場所に繋ぎ止めているんです。
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Amazonオーディブルで聴いた。 面白い面白い。 モリモリ聴いてるから、もうすぐオーディブルで配信してるものを聴き終えてしまう…。
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民俗学とオカルトとホラーとミステリーがバランスよくおもしろい。 ちょっと切ない要素もあり恐怖とか罪を隠すだけでなく願いからも怖い話や都市伝説みたいなものは生まれてくるのかもなぁ
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『もう1人の高槻』に言われた「黄泉の匂い」を気にする尚哉。その黄泉の匂いとやらの発揮方法が暴かれた巻でした。巻数を重ねるごとに面白くなってきます。 第2章のお話では、直接今回のお話には関係ないのですが、EXの巻で語られていたお話と通じる部分がありました。尚哉に恋愛もしてほしくて...
『もう1人の高槻』に言われた「黄泉の匂い」を気にする尚哉。その黄泉の匂いとやらの発揮方法が暴かれた巻でした。巻数を重ねるごとに面白くなってきます。 第2章のお話では、直接今回のお話には関係ないのですが、EXの巻で語られていたお話と通じる部分がありました。尚哉に恋愛もしてほしくて、尚哉応援隊の私としては嬉しかったです。 第3章は、『人魚の肉』というタイトルの時点で予想はしていましたが、沙絵さんが出てきました。彼女のことは、八百比丘尼ということのみ明かされていましたが、過去も語られた今回はアツかったですね。沙絵さんと親しそうな夏樹さんという方も新しく登場しました。別れ際、フラグを立てるような発言をしていたので、またどこかで会いそうな予感がします。
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面白くて1日で読み終わった。 1話目が怪奇と見せて、犯罪で警察が介入してきて悪が壊滅ってストーリー好き。 登場人物でサエさんは魅力的で好きなんだけど、瑠衣子さんがどうも好きになれない。なんか狙いすぎ? 早く続きが読みたーい!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
違う世界へ行く方法、確かに違う世界だな 一度踏み入れたら相当の努力をしないと出られない世界 自分のせいで..と心を痛めていた彼女は別の意味でショック受けそう 遠山さんが猫を愛でていることにほ嬉しさを感じていた深町くんと深町くんが大学で友人がいてそれなりに楽しんでいることに嬉しさを感じるし遠山さんの関係が好き 人魚の肉を提供している店で沙絵さんが働いてるの不穏さを感じたけどそういう結末か あさひちゃんが出てきて嬉しい 林原さんが直接釘を刺したけど、異捜が高槻先生や深町くんをどう見るのか怖いですな
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現実と異界の境界線に生きている2人が“向こう”から手を伸ばされながらも人間であろうと周りの人との交流を大切に宝物の様に大事にしている姿にほっとする。「人は自分を人だと思っている間は人でいられる」という言葉が深く、重い。
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