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花屋さんが言うことには の商品レビュー

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130件のお客様レビュー

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2024/05/28

本屋さんの目立つところに平積みされていて気になった本を図書館で借りて読みました。 ブラック企業勤めのキクちゃんが、花屋さんの店長に助けられて、花屋バイトとして新しい人生を送る物語。 暗くて苦しかった生活が、花屋の仕事を通して新しい出会いにも恵まれて、明るくなっていくのが楽しかっ...

本屋さんの目立つところに平積みされていて気になった本を図書館で借りて読みました。 ブラック企業勤めのキクちゃんが、花屋さんの店長に助けられて、花屋バイトとして新しい人生を送る物語。 暗くて苦しかった生活が、花屋の仕事を通して新しい出会いにも恵まれて、明るくなっていくのが楽しかった。 毎回の短編の表題がお花の名前で、小説を締める最後の一文にその花の花言葉がくる、そしてそれが話をキュッと綺麗に結ぶ構成で、気持ちよく読み切れました。 心温かな本が好きな方にオススメです。

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2024/05/09

ブラック企業からお花屋さんへ。 ひとつの章が短いのですらすら読めました。 花言葉で締められるのも素敵でした。 最後はなぜか涙出ました。 幸せになってほしいー。

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2024/04/26

久しぶりにこういうお仕事小説読んだな。 爽やかで読みやすかった。テレビドラマっぽい感じ。 ちょいちょい登場人物に おじさんが描いた女性だな~と感じることがあって気になったかな…

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2024/04/12

偶然の出会いから、勤めていたブラック企業を辞めてお花屋さんでアルバイトを始めた紀久子。 覚えることがたくさんで意外と重労働、一筋縄ではいかないお花屋さんでの業務に奮闘しつつ、お花を通じて周囲の人との交流を深めていきます。 仕事、恋愛、夢、自分のやりたいことに向けて1つずつ着実に...

偶然の出会いから、勤めていたブラック企業を辞めてお花屋さんでアルバイトを始めた紀久子。 覚えることがたくさんで意外と重労働、一筋縄ではいかないお花屋さんでの業務に奮闘しつつ、お花を通じて周囲の人との交流を深めていきます。 仕事、恋愛、夢、自分のやりたいことに向けて1つずつ着実に前進していく紀久子の奮闘記に、自分もやりたかったことや新しいことに挑戦したいなという活力をもらえた1冊でした。 お花に関する豆知識や、古典文学、節句のお話などもたくさん出てきてとても興味深かったです。 9月9日の重陽の節句の話は最近読んだ『和菓子のアン』シリーズにも出てきたなぁ。 和菓子とお花って勉強したら結構関連するところが多くて面白そうかも。 あと「満点星」を「ドウダンツツジ」って読むの知らなかった〜。初見だとなかなか読めないですよね。勉強になりました。 読み終わった今日は4月の2週目、外に出れば桜が満開だし、これからいろんなお花が見頃を迎える季節なので、自然の中で見つけるお花を楽しみつつ、お花屋さんにも行ってみたいなと思います(^^)

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2024/03/14

お花屋さんに行きたくなるようなお話。とても面白かった。ほっこりしたし、何時からでも挑戦してみてもいいんだって思えた。花言葉とか花に関した俳句とかも出てきて勉強にもなった。

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2024/02/25

いわゆるブラック企業から、偶然の出会いでお花屋さんへ転職し、新しい環境での人との出会いや学び、胸キュンあり(ほっこり)なストーリーです。 I泰山木、II向日葵、Ⅲ菊、Ⅳクリスマスローズ、Ⅴミモザ、Ⅵ桜、Ⅶスズラン、Ⅷカーネーションの8章から成っており、各章のタイトルの「花言葉」...

いわゆるブラック企業から、偶然の出会いでお花屋さんへ転職し、新しい環境での人との出会いや学び、胸キュンあり(ほっこり)なストーリーです。 I泰山木、II向日葵、Ⅲ菊、Ⅳクリスマスローズ、Ⅴミモザ、Ⅵ桜、Ⅶスズラン、Ⅷカーネーションの8章から成っており、各章のタイトルの「花言葉」で繋がっていきます。同じ花でも、色や本数でも意味が異なっていたりと、愛でるだけではない花の楽しみ方にワクワクしました。 森教授の存在が好きです。

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2024/02/23

ブラック企業を辞めて花屋でバイトを始めて成長していく物語。 「話の流れが順調すぎる」という感想が多くて驚いた。それだけ厳しい現実世界と戦っている人達が多いのだろう。 主人公なりに花屋で働く世間のイメージとのギャップに驚きつつも努力した上で、持っていた特技が生かせて良い物語だと...

ブラック企業を辞めて花屋でバイトを始めて成長していく物語。 「話の流れが順調すぎる」という感想が多くて驚いた。それだけ厳しい現実世界と戦っている人達が多いのだろう。 主人公なりに花屋で働く世間のイメージとのギャップに驚きつつも努力した上で、持っていた特技が生かせて良い物語だと思った。 今までの人生に後悔があっても今の自分がそこそこ幸せならそれでいい、そう思える1冊でした。 ただ、たしかにキクコの口の軽さは…うーんとなりました。笑 良くも悪くもファンタジーと思って読むのが良さそう。

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2023/11/30

お花や植物が出てる小説を探していてたどり着いた本。 沢山のお花や花言葉も出てきてとても楽しかった。 お花屋さんのお仕事小説でもあり、バックヤードについて知れたり、季節のお花についても勉強になった。 物語としても楽しくて、続きがあれば読みたいくらい。 お花が好きな人にオススメ...

お花や植物が出てる小説を探していてたどり着いた本。 沢山のお花や花言葉も出てきてとても楽しかった。 お花屋さんのお仕事小説でもあり、バックヤードについて知れたり、季節のお花についても勉強になった。 物語としても楽しくて、続きがあれば読みたいくらい。 お花が好きな人にオススメの本です。

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2023/11/24

面白かったです! 華道部だったので、花ってやっぱりいいなと改めて思わせてくれるような物語でした。 川原崎花店の店頭に置いてある黒板の看板に、その日イチオシの花にまつわる詩とか短歌、俳句などが書かれてあるのはいいな〜と思いました。 紫陽花だったら、正岡子規の「紫陽花や 昨日の誠 ...

面白かったです! 華道部だったので、花ってやっぱりいいなと改めて思わせてくれるような物語でした。 川原崎花店の店頭に置いてある黒板の看板に、その日イチオシの花にまつわる詩とか短歌、俳句などが書かれてあるのはいいな〜と思いました。 紫陽花だったら、正岡子規の「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」。 向日葵は、寺山修司の「列車にて 遠く見ている 向日葵は 少年のふる 帽子のごとし」。 菊は、紫式部の「菊の花 若ゆばかりに 袖ふれて 花のあるじに 千代はゆづらむ」。 スズランは、日野草城の「すずらんの リリリリリリと 風に在り」 など。 花にまつわる豆知識や、同じ花でも色や本数によって花言葉が変わることとか、重陽の節句、スズランの日など知らなかったことが読みながら楽しく知れて面白かったです。 家族や友達に花を贈ってみたくなりました。 話の内容だけでなく、登場人物も魅力的で良かったです。 ラストは、キクちゃんのコンペと恋の行方が気になりました! キクちゃんの事務所「ワンダフル・フレンド」も実現するのかドキドキします! 最後まで楽しく読めました! あらすじ 24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っ払った勢いで働くことに。やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ―。 古典や、歌、花言葉、友情と恋……。 絶妙にミックスされた花束のような物語。 Ⅰ 泰山木 Ⅱ 向日葵 Ⅲ 菊 Ⅳ クリスマスローズ Ⅴ ミモザ Ⅵ 桜 Ⅶ スズラン Ⅷ カーネーション

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2023/11/19

素敵な物語でした。物語の中に出てくる花言葉ついついメモしてしまう。 読後笑顔になれる作品でした。 図書館で予約して1年くらい経ちやっと読めた!

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