自分の頭で考える読書 の商品レビュー
読書についてあれこれ 多読は、抽象化につながり共通項、普遍的内容をつかみ取れる VUCA時代には役立つ。 読書方法の一つは、読みながら抽象化、具体化を自分なりに行ったり来たりさせる 問いと答えを発見する 知識をリマインドする。 読書長所は、余白が持てる=考える余地が持てるのがいい...
読書についてあれこれ 多読は、抽象化につながり共通項、普遍的内容をつかみ取れる VUCA時代には役立つ。 読書方法の一つは、読みながら抽象化、具体化を自分なりに行ったり来たりさせる 問いと答えを発見する 知識をリマインドする。 読書長所は、余白が持てる=考える余地が持てるのがいいところ。情報収集に終始することも多いネット、映像とは違う。 自分なりの必要性に応じて自由に読むのが一番。
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本の読み方について語られている本。 「問い」を見出しながら読むことが大切。 メモ 抽象化 サッカー→球技→スポーツ→体を動かすこと ここまで抽象化すればかるた部の人とも共通点を見出せる。 太極拳とチェスは見かけこそまったくかけ離れたものだが、僕の中では一つに統合され始めていた。...
本の読み方について語られている本。 「問い」を見出しながら読むことが大切。 メモ 抽象化 サッカー→球技→スポーツ→体を動かすこと ここまで抽象化すればかるた部の人とも共通点を見出せる。 太極拳とチェスは見かけこそまったくかけ離れたものだが、僕の中では一つに統合され始めていた。まるで素地の部分が根本的につながっているかのように、チェスで習得した考え方を太極拳という言語に翻訳して解釈するようになっていった。、毎日のように新たな別の類似性を、発見し続け、ついには太極拳を学んでいるときにチェスを学んでいるような気分になるようにまでなった。
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今はまさに本を読むことが重要視された時代 ・今の時代はどんな時代? 世界の壁が過去もっともなくなった時代。世界の出来事が世界の影響を与えることになった。影響しやすくなった事で変化が激しくなった。 ・時代の変化に対応する抽象化の力 変化が激しいということはルール変更も多いというこ...
今はまさに本を読むことが重要視された時代 ・今の時代はどんな時代? 世界の壁が過去もっともなくなった時代。世界の出来事が世界の影響を与えることになった。影響しやすくなった事で変化が激しくなった。 ・時代の変化に対応する抽象化の力 変化が激しいということはルール変更も多いということ。例えば今まで野球やってたのに、急に禁止にされてサッカーに転向しなければならないといった状況に追い込まれる。そこで生き抜くには野球の具体的なノウハウではなく、サッカーにも転用できる抽象化された経験である。 ・なぜ今更本? Youtubeなどの映像の方が時間効率を考えても圧倒的に情報量が多い。情報量が多いゆえに受け取るだけで脳のリソースを使ってしまい受身状態になる。 本は文字だけである。文字を読むには自分の経験と照らし合わせて読まなければならない。 本は他者の思考を借りて経験を読める。 抽象化された内容はこれからの時代に生き抜く事に繋がる。
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読書の効果を上げるために読んだが、読書に効果を求めてはいけない(すぐには効果が出ない)という内容だった。本との向き合い方を示唆してくれる内容だった。 文学にも関心を持ち、読書レベルがアップしたように思います。
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【読む背景】 私の好きなPodcast番組『超相対性理論』で話す3人のうちの1人荒木さん。 Podcastの中でも、witに富んだ言葉や、学びへの意欲、人間的な懐の深さがでているように思う。 そんな荒木さんだけの世界観にどっぷり浸かってみたいと思ったのが、今回本書を手に取ったきっ...
【読む背景】 私の好きなPodcast番組『超相対性理論』で話す3人のうちの1人荒木さん。 Podcastの中でも、witに富んだ言葉や、学びへの意欲、人間的な懐の深さがでているように思う。 そんな荒木さんだけの世界観にどっぷり浸かってみたいと思ったのが、今回本書を手に取ったきっかけ。 【印象に残った箇所】 64P 渡邊康太郎さんは、本を「演奏を待つ楽譜」と表現されています。 →私が『超相対性理論』を聴いていて最も刺さった言葉の一つ。 151P <共有図書館>を把握しているということが、書物について語るときの決め手となるのである。 (パリ第八大学教授 精神分析家 ピエール・バイヤールを引用) →大切だと、常々思っていたことを上手く言葉として表現してもらえた。 152P 教養ある人間は、しかじかの本を読んでいなくても別にかまわない。彼はその本の内容はよく知らないかもしれないが、その位置関係は分かっているからである。つまり、その本が他の諸々の本にたいしてどのような関係にあるかは分かっているのである。 (パリ第八大学教授 精神分析家 ピエール・バイヤールを引用) →151pの言い換えであるが、これもまた的を得た指摘。 219P つまり、どれだけ組織的な圧力があったとしても、そこに無批判・思考停止で服従してしまうことは、支持したことと同じ罪になる、ということです。 (ハンナ・アーレント著の『エルサレムのアイヒマン』のアイヒマンの姿勢と同じ姿勢、すなわち「熱狂」10割で読むことの危険性を指摘した、荒木さんの見解。) →ついつい熱狂10割の本を選び、かつ良い本と考えてしまう傾向が私にはあるが、荒木さん曰く「熱狂」7割、「懐疑」3割ぐらいがベストだという。) 【感想】 さっと読めて、面白くて、立ち止まって考えるところは数箇所あって、荒木さんの世界観を覗ける本。
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読書は好きである 旅をするかのように 色々な感情に出会えるから でも 時に<べき>ということに支配され 読書を、本を 純粋に楽しめていないことがあった ひとつの本に 丁寧に向き合いながら それでも その時の感情で 洋服を選ぶように 本も自由に選びたい 読みかけだろうが 次...
読書は好きである 旅をするかのように 色々な感情に出会えるから でも 時に<べき>ということに支配され 読書を、本を 純粋に楽しめていないことがあった ひとつの本に 丁寧に向き合いながら それでも その時の感情で 洋服を選ぶように 本も自由に選びたい 読みかけだろうが 次を読んだっていい ゆっくり読んだっていい 買ったけど 積読しといたっていい タイミングがあるからね 自由に本を楽しむ これを もう一度再確認した気がする その上で 「問い」や「答え」と 向き合う読書を大切にしたい
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なぜ本を読むのか? 今の自分に足りない所の答えを探す為に本を読むことが多かったが、もっと気楽に、興味があるから、面白そうだったから読むほうが、自分が本当に知りたいと思っていた答えが見つかる気がした。 「問いの抽象化」という考え方、なるほど!!!と思った。
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読書に対する向き合い方が定まらず、このままでよいのか落ち着かない自分にとっては示唆に富んでいるように思えた。本書は本を読む意味から始まり、どんな本を読み、どんな読み方をしていくとよいか指針を示している。ただしピンポイントではない。針の先を尖らせるのは読者自身である。読了後、読書と...
読書に対する向き合い方が定まらず、このままでよいのか落ち着かない自分にとっては示唆に富んでいるように思えた。本書は本を読む意味から始まり、どんな本を読み、どんな読み方をしていくとよいか指針を示している。ただしピンポイントではない。針の先を尖らせるのは読者自身である。読了後、読書とどう向き合っていくか行動した時に、本書の意味する核心的テーマが理解できるだろう。行動するというとなんだか余計に力が入りそうではあるが、肩の力がいい感じに抜けて読書に向き合えると思う。
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最近読書法の本が多く出されているが、それらの本とは一線を画す読書本 逆説の読書方というべき本 今出されている読書法の本はいかに本を解釈しアウトプットするかという 点に重点が置かれているいわば、ビジネス書的なアプローチをとっている。 それに対して本著書は、あえて遠回りな読み方を...
最近読書法の本が多く出されているが、それらの本とは一線を画す読書本 逆説の読書方というべき本 今出されている読書法の本はいかに本を解釈しアウトプットするかという 点に重点が置かれているいわば、ビジネス書的なアプローチをとっている。 それに対して本著書は、あえて遠回りな読み方を推奨している。 本の魅力とは「抽象的で魅力的ではなく余白を残している」点であると。 その点でもビジネス書のような即効性をもとめるのではなく、教養書的な長期的 な効用を求めているところに特徴がある。 一見抽象的な本は即効性がなく、ビジネス書のように具体性がないようにみえるがそれは否という。 そのポイントは以下の2点と思われる ・具体と抽象の往復を行う ・知の沈殿を行う 物事の抽象化を通して一見関係ない物事の共通項を探していく。 また、もやもやした言葉で解決できない言葉があってもあえてその場で解決せず アウトプットして、何かのきっかけで解凍を待つという態度である。 このアナロジーで思い出したのは「アイデアの方法」である。 なにか分からないモヤモヤしたしたものをそのまま放り込んで、あるきっかけで アイデアのスパークを待つ。 その意味でも読書の活かし方もアイデアの発露も本質的には同じなのかもしれない。 Voicyのどこかでビジネス書はカロリーメイトのようにすぐに栄養がつけられるが長期的な効用は少ない。一方人文書・教養書は噛み応えがあり、すぐに栄養がつかず、 即効性はないが、長期的な滋養となるものであるともいっていた。 抽象レイヤーでは読書も同様のことがいえる。 即効性のあるものはすぐに役に立たなくなる。即効性のないものは役に立たないというわけでない。むしろ自身の血となり肉となる。 まさに逆説の読書本といっても差し支えないのではなかろうか。 逆説には本質が含まれている。
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私個人的に、今の時代に必要なのは自律力だと考える。まさにこの本は、自分の頭で考えることで、その自律力を養おう!というメッセージが詰まっていると感じる。 動画など分かりやすいコンテンツがたくさんある中で、本の魅力は余白があることと語る作者。肩肘張らずに、読書を楽しみ、自分の考えを...
私個人的に、今の時代に必要なのは自律力だと考える。まさにこの本は、自分の頭で考えることで、その自律力を養おう!というメッセージが詰まっていると感じる。 動画など分かりやすいコンテンツがたくさんある中で、本の魅力は余白があることと語る作者。肩肘張らずに、読書を楽しみ、自分の考えをブレンドさせることが大事なんだと思う。 個人的に実践したいのは、その本の「問い」と「答え」を言語化することである。あと、これに加えて、その答えを実現するためのhowもセットで記載すると良い気がする。 ためしに、この本で試して見る。 問いは ・自分の頭で考える読書とは何か? 答え ・余白を楽しむこと 具体的に ・問いと答えを言語化しておく ・具体と抽象の三段跳び ・読書の病を克服する ・すぐに役立てようと思って読書しない 読後に、気楽に読書ジャーニーに出かけよう♪と思っちゃう素敵な本です。
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