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自分の頭で考える読書 の商品レビュー

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56件のお客様レビュー

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2022/10/09

非常に共感することが多かった。何より、一つの答えを示す、ではなく、様々な視点を提供している、読書や知性に対する謙虚さ、がそうありたいと思わせる。自分で考え、蓄積し、自分自身を作っていく、その楽しさを改めて感じた

Posted byブクログ

2022/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

#メモ ##考えて本を読むとは 懐疑が大事、本の内容を無批判で受け入れてはいけない。熱狂7懐疑3のバランスがちょうどいいのでは?? 懐疑を言葉にしていくことで、他人の頭で考える読書になることを避ける。問いを抱えて育てることに努力する。 ##本との向き合い方 読書のパラドックス。なんか活かそうと思って読まない方が、なんか活きる。本なんて自由に読めばいい。 ##問いと答え 過去を抽象化して、未来に活かす。具体のレイヤー、手段の引力に負けるな。本の中にある他者の知見を抽象化して借りる。 自分の問いの抽象度を高めた上で、本を読む。抽象度を高めれば、どんな課題も過去の延長にある。 本の中の具体を抽象化して、再度自分の行動に具体化する。 ##本の魅力 本には思考できるだけの余白がある。だから懐疑して自分のオリジナリティが出てくる。 ##本の選び方 問いと答えの構造で本を選ぶ。問いの発見。答えの発見。既知のリマインド。この3つにラベリングするとわかり良さそう。自分の人生のフェーズでポートフォリオを組んでみると良さそう。 ##読んだことを定着させる 読書のスノードーム理論。読んだ本を振り返って、生きる沈澱にする。なんか大事そうな言葉はそのまま冷凍保存。 #感想 本を読んでも右から左になっちゃってる気がするのが、悩み。自分の頭で考えるってのが気になって読んでみた。 懐疑ってのにかなりピンと来た。自分に足りてないのはこれな気がする。本を読んでてモヤモヤしたときはそういう人もいるなと思ってその部分は読み流してた気がする。 もやもやを言葉にして、「問い」に抽象化する。やってみよう。

Posted byブクログ

2022/08/18

「本を読む」「自分の頭で考える」という2つのキーワードに惹かれ、店頭で見かけて即買いしてしまいました。結論としては、購入して良かったと思っています。 この本に書かれている「読書とは著者との対話である」このことは出口治明さんの本をはじめ、読書論を紐解く本では必ずと言ってよいほど述...

「本を読む」「自分の頭で考える」という2つのキーワードに惹かれ、店頭で見かけて即買いしてしまいました。結論としては、購入して良かったと思っています。 この本に書かれている「読書とは著者との対話である」このことは出口治明さんの本をはじめ、読書論を紐解く本では必ずと言ってよいほど述べられている言葉です。自分も本を読むときは、著者に賛成・反対しつつ、自分の意見を持ち思考しながら読み進めることを意識しており、それが読書の楽しみでもあります。このことについて明確に意識できるようになったのはこの本の効能かと思います。 また、それ以外にも自分にとってこの本の大きな価値は二つあると思っています。 価値の1つは、アプローチを「問いの発見」「答えの発見」「既知のリマインド」という3つのラベリングで説明しているところにあります。 今の自分自身の読み方は「答えの発見」「既知のリマインド」が中心になってしまっていることに気づきました。すなわち、すでに自分の中に持っていた答えを確認し、安心感を得るための読み方が中心になってしまっていた、ということです。 今までのアプローチの仕方に満足し「問いの発見」への姿勢が足りていなかったのではないか…? 今後の伸びしろを増やすためには、問いの発見を得るために、興味の幅を広げてみる方が良いのでは? このことに気づかされた点だけでも、本書を読んだ価値があったというものです。 加えて、もう一つの価値として、(今まではあまり意識はしてこなかったが)「複数の要素の共通項を抽出して抽象化してとらえ、そこから得たものを自分の手元の具体論に落とし込んで理解する」という点が言語化されて説明されている、というものでした。 今までの私のアプローチは知識をそのまま本から字面を受け取り当てはめていくのみで、抽象化まで意識はできていなかったように思います。抽象化といっても難しいものではなく、本書では「他に応用するためにその本質を見出し、未知の世界に生かすこと」と説明されていますが、要は気づきと学びを得て他にも生かすことですし、本書を読むことで改めてきちんと意識できるようになったのではないかと思います。 もしかしたら、今後の読書ライフの転換点になるかもしれない。そんなことを思いながら読み終えた一冊でした。 この記事が参加している募集

Posted byブクログ

2022/07/27

0 どんな本? 本との向き合い方を教えてくれる本。問い、答、 リマインドでのポートフォリオが独特だ。 1 何で読んだの? (1) 読書本の中でレビューが高いから。 (2) 読書効率を上げるtodo。 (3) 読み方、選書、アウトプットへの...

0 どんな本? 本との向き合い方を教えてくれる本。問い、答、 リマインドでのポートフォリオが独特だ。 1 何で読んだの? (1) 読書本の中でレビューが高いから。 (2) 読書効率を上げるtodo。 (3) 読み方、選書、アウトプットへのtodoを得た状 態になりたい。 2 構 成 全6章構成220頁 本との付き合い方から始まり、「本を読むと言う行 為は生きる事と相似」であり生きる力を消え耐える 事ができると締めくくる。 3 著者の問題提起 究極の読書術なんてない。ケースバイケース。 4 命題に至った理由 shiftと言う書籍からヒントを得て「皆の考える 力」を利用すればそれぞれの事情にフィットした読 書法になると考えたから。 5 著者の解 読書とは人生の相似である。他者の考えを受けな がらも自己主張を続ける読書こそが生きる力に繋が る。 6 重要な語句・文 (1) 読書とは人生の相似。 (2) 就寝エンタメチャレンジ (3) コンテクスト (4) 新しい問い (5) 新しい答え (6) 既知のリマインド (7) 抽象化の三角跳び (8) 時間が有っても読まない。 (9) 刻む、保存、繋げる (10) ネガティヴケーパビリティ (11) 熱狂 (12) 懐疑 7 感 想 スラスラ読めた。読んでいて問いを考えながら本 を読みたいと思った。小説は避けて来たが読んでみ ようと言う気になった。1番刺さったのはポートフォ リオ。人に勧めるなら抽象化の三段跳び。深く知り たい事は航路の繋げ方。チョイチョイある挿し絵が 可愛らしい。タイトルの自分の頭で考える読書はピ ッタリだと思う。ショーペンハウエルの読書につい ての見方が変わった。 8 todo (1) 紹介されてる書籍の購入。 (2) 問と答えを読後に書き出す。 (3) 読後のルーティン愚直にやり続ける。 9 問いは?   読書とは? 10 答えは?   人生の相似

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2022/07/08

「具体と抽象の三角跳び」で哲学者や古典を身近なところに寄せるのに憧れる。 抽象化と具体化、意識してみよう。

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2022/06/12
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■人生は一生学び続けなければならない刑…!せっかくなら本を通じて楽しく学び続けたい…!!! ■本の最大の魅力は、思考できるだけの「余白」があるところ。文を読んだ時、思い浮かぶ画面や言葉が、人によって異なる…それが余白。映像だと、余白が少ない。 ■読書のポートフォリオを組もう。3つの要素があるよ! □問いの発見…今まで考えたことのない、問いを提示する本。人生の見方を根幹から変える…力を持つ。 □答えの発見…自分で問いや仮説を持ってる時に、新しい答えをくれる本。自分の仮説を裏切るような答えに驚きがある!と感じるよ。 □既知のリマインド…わかっているけど、できないことをリマインドしてくれる本。既知のことわ、思い出して必要性を再認識させてくれるよ。

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2022/06/01
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【メモ】 本を読むことで「正しい抽象化」を身につける。。 - 1 なぜ今、本なのか? - 余白があるので、「解釈」をせざるをえない。この不便さが力になる - 本の「守破離」。まずは素直に受け止める(✕受け入れる - 読書の「体験」化による自然な吸収 - 2 どんな本を選ぶのか? - 読書なんかでも、③の本を手にすることが多い(というか既知に反するテーマの本は脊髄反射で手に取らない。 - それ自身は消して悪ではなく、精神安定剤というか再認識するという点で重要な時がある。一方でそれだけだと世界はほぼ広がらない。 - これは知の深化であり、知の探索がなければ足元の問いに対する答えが広がらない。 - かと言って知の探索ばかりでは特定の仕事のパフォーマンスが上がらない。 - 3 本を通して「問い」を育てる - 具体と抽象の往復し、彼方から此方へ。 - 4 「読書の病」を治療しよう - 完読。、コミットメント、実践の病 - 5 「読書が役に立つ」とは、どういうことか? - スノードームのメタファー→沈殿させる情報のカタマリ(ページ化)と、意図的にかき混ぜるタイミング。 - 6 「本を読む」とは、自らを生きるということ - 酒は飲んでも飲まれるな - 問いを持つことが答えである

Posted byブクログ

2022/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

教育のパラドクスとは、教える側がわかりやすく教えれば教えるほど、受けては考えなくなる、と言う矛盾。 どれだけ変化があろうとも、抽象度を高く意味づけることができれば、過去は連続的に捉えることができる。 ダイバーシティが強く叫ばれる時代において、性別や年齢、言葉や肌の色など「違い」ばかりが目に入るが、具体レイヤーの違いは、排除の思考が働く。そのため、共通項探しゲームで抽象化スキルを鍛える。 読書は頭の中の沈澱となって、何かの刺激的浮かび上がる。浮かび上がるように頭にストックするには、アウトプットして整理しておくとよいということで、私のブクログも未来の自分に役立っているといいなと思った。 さまざまな本の紹介の中で気になったのは、『ネガティブ・ケイパビリティ』。答えが出ないことを楽しむ生き方をしつつ、ただ読書を楽しめたらいいと思った。

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2022/05/28

本を読むときは、そこにどんな問いがあり、どんな答えがあるのか考える、というのは、自分にはまだできていない。言葉として伝えてもらってよかった。

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2022/05/26

本の読み方の本だけど、ハウトゥーが書いてあるというより、本に対するスタンスが書かれている本です。随所随所で、著者の人柄が垣間見える表現があってそこも読んでいて面白かったです。本を読むことに迷走してるなと感じた時にまた読みたいです。 以下は、自分的に刺さったポイントと、感想など...

本の読み方の本だけど、ハウトゥーが書いてあるというより、本に対するスタンスが書かれている本です。随所随所で、著者の人柄が垣間見える表現があってそこも読んでいて面白かったです。本を読むことに迷走してるなと感じた時にまた読みたいです。 以下は、自分的に刺さったポイントと、感想など。 ・本を読むにあたっては、その本の問いと答えを意識する。 ・どの本も、読む人にとって、「問いの発見」をするものか、「答えの発見」するものか、「既知のリマインド」するものかに分類される。この3つをバランスよく本のポートフォリオを描くとよい。 (今まで読んできた本は、「答えの発見」や「既知のリマインド」に該当するものが多かったように思えたので、「問いの発見」になる本も読んでいこうと思った。) ・自分のペースで自由に読め、べき論に囚われるな。 ・読んだ本を生きた沈殿にするには、刻み込む、冷凍保存する、つなげるをしたらよい。 ∟刻み込む→自分なりにまとめてアウトプットする ∟冷凍保存する→意味はわからないけど重要そうな匂いがするものをそのままキープしておく ・自分の中に図書館を作って、今まで読んだ本にアクセスできるようにするとよい。

Posted byブクログ