いのちの車窓から の商品レビュー
星野源さんのこと、曲くらいしか知らなかったけど、読んでとっても好きになりました。 共感できるポイントがいくつもあって面白く、また、日常での考え方や生き方についても考えさせられる素晴らしい一冊でした。
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『いのちの車窓から』星野源氏 154P「いつだって世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ。」 ―――――――― 【購読動機】 『歌うようにつたえたい』塩見三省氏のエッセーを読みました。著書のなかで、塩見氏は「エッセーを執筆するきっかけが星野源さん」と記述しています。 お...
『いのちの車窓から』星野源氏 154P「いつだって世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ。」 ―――――――― 【購読動機】 『歌うようにつたえたい』塩見三省氏のエッセーを読みました。著書のなかで、塩見氏は「エッセーを執筆するきっかけが星野源さん」と記述しています。 お二人に共通するのは、病を患ったあとに俳優業に復帰されているという道のりです。 ―――――――― 【エッセーとは?】 わたくしは、エッセーを読む頻度が少ないです。たまたま、選んでいなかったというのが理由です。 2023年度は、エッセーが自然に増える年となりました。流れ・・・なのでしょうか? エッセーは、著者の考えや気持ちに触れることができる貴重な機会の一つであると気づきました。 ―――――――― 【読み終えて】 星野さんは書籍のなかで記述しています。(私の解釈も含みます。) ・俳優業は、必要とされて初めて仕事となる職業であること。 ・多くの俳優(ライバル)がいるなかで、心も体も消耗してしまうのは普通であること。 ・売れてくる、脚光をあびる、その結果、エゴが大きくなり、仕事に支障をきたす先輩を多く観察してきた。 また、星野さんは、幼少期、思春期ともに周囲を観察すること、一人でいる空気、空間が苦にならないことも回想しています。 ―――――――― だからでしょうか? 星野さんの景色をとらえる眼差し、人物を観察する眼差し、そしてご自身を省みる眼差しを柔らかな印象で受け止めることができました。 始めから終わりまで優しい文体でした。そして、わたしは気持ちが軽くなる体験を得ることができました。 「生きていると自然に力が入ってしまうのかも・・・。」 「そんなときは、外にそして内に耳を傾ける時間を作ることが大切なのかもしれないな・・・。」 ―――――――― 【エッセーより抜粋】 66P 音楽の在り方と向き合うためには、リスナーとしての感覚に素直になるしかない。 74P 文筆家としてエッセーを書くこと、目で見た景色と心の中の景色を描写することが、一種のヒーリングのようになっている。 99P 数年前から人見知りをと思うことをやめた。心の扉は、常に鍵を開けておくようにした。 154P いつだって世界を彩るのは、個人の趣味と、好きという気持ちだ。 168P 心を無くさずに楽しく普通に生きられるように工夫をした方がよい。その中でも大事にしたいのは季節を感じるということである。 192P 文章のプロとは、ありのままを書くことができる人ではないか
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文句なしに1番おもろかった本 妄想好きなのも、文章苦手なのも共感持ちすぎてずっと頷きながら読んでました! 身の回りで起こることを究極にシンプルに捉えて、思ったことをそのまま伝えることでこんなに面白いものができる 自分に誰かに何かを伝えたいときは、自分のエゴを入れずに思ったままのこ...
文句なしに1番おもろかった本 妄想好きなのも、文章苦手なのも共感持ちすぎてずっと頷きながら読んでました! 身の回りで起こることを究極にシンプルに捉えて、思ったことをそのまま伝えることでこんなに面白いものができる 自分に誰かに何かを伝えたいときは、自分のエゴを入れずに思ったままのことを正確に伝えれるようにする!
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結婚の記者会見で「普通の女の子なんです」と言っていたのを、この本の「新垣結衣という人」のチャプターを読んで思い出しました。 それは、普通じゃない仕事をしている人だからこそ「普通」であることへのリスペクトの言葉だったのだと、理解し、そして源さんのその目の付け所がまた素敵だなぁと、リ...
結婚の記者会見で「普通の女の子なんです」と言っていたのを、この本の「新垣結衣という人」のチャプターを読んで思い出しました。 それは、普通じゃない仕事をしている人だからこそ「普通」であることへのリスペクトの言葉だったのだと、理解し、そして源さんのその目の付け所がまた素敵だなぁと、リスペクトしました。 同じ時代に生きているんだなと。当たり前ながら感じました。
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源さんの思う「文章のうまい人」、ぼくもまさにそう思う。ありのままの自分でいたり、表現したり、できる人が1番素敵だと思うし、ぼくはそういう人を好きになる。端的に言えば、素直な人だ。ぼくはまだやっぱり、自分をよく見せたかったり、見栄を張りたかったりする。エッセイが好きなのは何故だろう...
源さんの思う「文章のうまい人」、ぼくもまさにそう思う。ありのままの自分でいたり、表現したり、できる人が1番素敵だと思うし、ぼくはそういう人を好きになる。端的に言えば、素直な人だ。ぼくはまだやっぱり、自分をよく見せたかったり、見栄を張りたかったりする。エッセイが好きなのは何故だろうと考えていたけれど、源さんの言葉で気付かされた気がする。素直だからだ。だからエッセイが好きなんだ。ぼくも素直な人間になれるように、少しずつでもいいから近づけるように、色んな人のエッセイを読みたいと思う。そして、日々の出来事や感じたことを日記に書いてみようと思う。
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星野源さんのエッセイ読破 付き合う前の新垣結衣さんのことを書いていて、なんかちょっとニコニコした 生活をちゃんとする人になりたい
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世間に知れ渡ってからの星野源の日常。前作「よみがえる変態」と比べると、どこか自己葛藤のようなものは少なくなっている。前作と比較すると変化が見えてくる気がしておもしろい。
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欠点を克服する為に無理矢理始めた文筆業は こと文章に於いては「これを伝えることによって、こう思われたい」という自己承認欲求に基づいたエゴやナルシシズムの過剰提供が生まれやすく、音楽もそうですが、表現や伝えたいという想いには不純物が付き纏います。 THE BOOMの『なし』 魚喃キ...
欠点を克服する為に無理矢理始めた文筆業は こと文章に於いては「これを伝えることによって、こう思われたい」という自己承認欲求に基づいたエゴやナルシシズムの過剰提供が生まれやすく、音楽もそうですが、表現や伝えたいという想いには不純物が付き纏います。 THE BOOMの『なし』 魚喃キリコの『blue』 時空の狭間に閉じ込められながら延々と登り降りのループを繰り返している。 ただ青空の下で時空の狭間をループし続けている自分を外に出したいと思う
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自分自身星野源のファンということもあるかもしれないが純粋にエッセイとしてとても面白かった星野源のマインドは前々からすごく素敵だと思ってたしそんな素敵な人になりたいなとこの作品を見てより一層その思いが増した。孤独というものに対する考え方がすごく素敵だった。
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星野源さんのイメージが、ガラッと変わった。 才能あふれる芸能人というイメージから、きっと普通にしていたら、電車で隣に座っていても気付かないくらい、普通の人の感性を持ち続けようとしている人なんだろうと思う。 文章が読みやすく、その人柄がまるっと文章に表れていて、すごく親しみがわく。...
星野源さんのイメージが、ガラッと変わった。 才能あふれる芸能人というイメージから、きっと普通にしていたら、電車で隣に座っていても気付かないくらい、普通の人の感性を持ち続けようとしている人なんだろうと思う。 文章が読みやすく、その人柄がまるっと文章に表れていて、すごく親しみがわく。 曲作りの背景を読めば、その曲を聴きたくなり、俳優の仕事を読めば、その作品を見たくなる。 文章を書くのが苦手だったり、歌を歌うのを封印していたなんて信じられない。 能ある鷹は爪を隠すものなんだな。
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