いのちの車窓から の商品レビュー
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新垣結衣の章が、星野源はがっきーのどこを好きになったのかとてもよくわかり微笑ましかった。 星野源という人間をより好きになってしまう本。 ドームを埋めたって家に帰れば洗濯機が回ってる静かな場所に帰る。誰しもが孤独であることの腑に落ちた具体例をくれた。
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・結局舟券は買わなかった。金を賭けるギャンブルは苦手だ。普段やっている仕事で十分なスリルがある。安定しない代わりに当たれば大きい。時々、好きなことをやりたくて仕事をしているのか、賭けに勝つ為に仕事をしているのかわからなくなる。本当は両方とも大事なことなのだが、前者を常に忘れないようにしておかないといけない。闇雲に勝つことに執着し、気がつけば仕事がなくなり消えていった先輩を何人も見てきた。人生を賭けた仕事というのは、中毒的要素もとても強い。 ・怒りを吐き出す行為というのは、それをぶつけられる相手の気持ちを大きく揺り動かすほどに負のエネルギーが強い。しかし、黙って自分の中だけに留めておくと、次第に自分の心は不安定になり、体の具合は悪くなっていく。だからなるべく楽しく面白く吐き出すことが必要である。
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星野源さんの音楽に対する想い、役者を演じている時の気持ちや表情・風景、若い頃の漠然とした不安を支えた映画や漫画、様々な事象を思い出し描きながら源さんは過去に思いを馳せ、未来に想像力をはたらかせて希望を抱き、現在の時間をさらけ出した自分で楽しむ。彼の生き方、曲、演技、表情、動き、そ...
星野源さんの音楽に対する想い、役者を演じている時の気持ちや表情・風景、若い頃の漠然とした不安を支えた映画や漫画、様々な事象を思い出し描きながら源さんは過去に思いを馳せ、未来に想像力をはたらかせて希望を抱き、現在の時間をさらけ出した自分で楽しむ。彼の生き方、曲、演技、表情、動き、そしてこの本。私は彼が好きだ。これからも愛してやまない存在であり続けるだろう。
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めっちゃタクシー乗るやん。 いちばん読みながら思ってたことはこれかもしれない。 普段、タクシーに乗る機会が少ないから"タクシー"がやけに目についたのかもしれない。 芸能人だから目立たず移動するのにいいんかな。 東京ってタクシー移動が日常なんかな。 まぁタクシー...
めっちゃタクシー乗るやん。 いちばん読みながら思ってたことはこれかもしれない。 普段、タクシーに乗る機会が少ないから"タクシー"がやけに目についたのかもしれない。 芸能人だから目立たず移動するのにいいんかな。 東京ってタクシー移動が日常なんかな。 まぁタクシー代を気にせんで乗れるしね。 最近本が読めてない。本読む元気にも不安がある。エッセイなら読めるかなー。前に読んだ星野源のエッセイ面白かったなーと思って手に取った。 当たり前だけど、他人の生活は自分と違うリズムや大変さがあっておもしろい。部屋や働く場所、街並みを自分なりに想像して読むけど、絶対再現度は低い。 私の日常から他人の日常をみるから、知らない世界のことばかりだ。 でもなぜか、 「あぁ、そういう気持ちなったことあるわ。」とか、 「へぇ、そんなふうに思うことあるんや。」とか、 胃の裏側をつかまれたように、外の世界から内の世界へと引き込まれる瞬間がある。 とても楽しい。 短めのお話でわかりやすいけど著者ならではの表現や視点に心が動かされ、心の中で感じる温度や時間の流れのスピードの緩急を楽しんでいるとぐんぐん進んであっという間にあとがきがやってきた。 今の私にはあとがきがいちばん沁みたようだった。 後半、"音楽と景色は繋がっている。(中略)頭の中に思い浮かんだ景色は真空パックのように保存され、(略)"とある。 しかし、時を重ねると景色がアップデートする。新しいものに更新できる。(※急に雑なまとめ)とある。 住む場所も生活も職業も性別も違ってフィクションかのように楽しんでいたエッセイが、一気にリアルさを連れてきた瞬間だった。同年代のせいかな。 年を重ね、環境も見方や感じ方も昔と違う。 同じ曲を聴いても、あの感情はどこいったんだろう、なぜ今まで気づかなかったんだろう、みたいなことはよくあること。 自然に景色がアップデートされるのもいいけど、意図的に景色をアップデートしてみるのもおもしろいかも。なんて思ってみたり。
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読了 星野源の優しさが存分に表れている文章 言い回しとかよりも文の組み立て方が素敵だなあと感じる テレビで歌ってるところを見るとキラキラしてて遠いところの人だと感じるのに、ラジオやエッセイの中では素朴で等身大でその辺の喫茶店行けば会えるんじゃないかと思わせてくれる そんな彼が好き...
読了 星野源の優しさが存分に表れている文章 言い回しとかよりも文の組み立て方が素敵だなあと感じる テレビで歌ってるところを見るとキラキラしてて遠いところの人だと感じるのに、ラジオやエッセイの中では素朴で等身大でその辺の喫茶店行けば会えるんじゃないかと思わせてくれる そんな彼が好きだ
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「恋」が一番好き。忙しすぎると四季を感じられなくなってしまうし、暇すぎると四季を感じすぎてうんざりしてしまうというところに共感した。ほどほどが一番。
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エッセイ借りてみた!!星野さんのエッセイってシリーズ化してるのかな? 恋とか逃げ恥の裏話もあってなんかジーンときた。 星野さんのラジオ好きでずっと聞いてるんだー。 なんかやっぱりこの人の感性ってすごいなぁって思った。
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読んでみて、星野源さんは人の幸せを願ったり、人のいいところをたくさん見つけたりできる素敵な方なんだと感じました。 自分も、こういった考えのできる人になりたいです。
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雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載した星野源のエッセイ 星野源のエッセイを立て続けに読んだのでどっちに収録されてたエピソードだっけ?と記憶が曖昧 ハマ・オカモトとの「怒り」のところは面白かった そりゃぁ、パンは元々ちぎれるよなぁ 星野源の作曲方法 楽譜を書けないし読めないという...
雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載した星野源のエッセイ 星野源のエッセイを立て続けに読んだのでどっちに収録されてたエピソードだっけ?と記憶が曖昧 ハマ・オカモトとの「怒り」のところは面白かった そりゃぁ、パンは元々ちぎれるよなぁ 星野源の作曲方法 楽譜を書けないし読めないというのは今もそうなのかな? それでいて楽器を弾けるってどういう事なんだろ? コードだけは知ってるってことか? でも、他の人に依頼する時の説明にユニークさを感じる 原監督やら嵐の相葉くんだの、受け取った人の想像力の余地を残すのはアーティストにとって必要なことなのでしょうねぇ 伝わるかどうかはともかく…… 自分を「人見知り」だと自覚すること 個人的には、そう発言することで相手に負担を追わせている側面があると思っている なので、人見知りである事はなるべく人に言わない方がいいと思う 紅白出場の裏側 世の中にはものすごいオタクがいるものですねぇ メタルギアシリーズでいつの間にか徹夜したエピソード マンガやアニメだけでなくゲームもハマってるのですね 細野晴臣のファン コスプレめいた服装を面白がる細野晴臣もいいなぁ 大泉洋との関係 同じ事務所の先輩 率直な物言いにらしさを感じる 新垣結衣という人 連載当時はまだ結婚していなかったけど、文庫が出た時点では結婚してたわけで これを読めただけで買った価値はある 芸能界に身を置いておきながら「普通」でいる事は難しいのでしょうねぇ 鶴瓶さん 「人間は死んだら終わりなんや」 と言っていた2年後 「残された者が、その人を語り、バトンを繋いでいきますから。だから、人間は死んでも終わりじゃない。」 という言葉を口にする これは年月による変化ではなく、伝える対象の違いでしょうね 死にそうな人に言うのか、亡くなった人の周囲の人に言うか それで伝えるべき事は違ってくるでしょうから そんな使い分けをする鶴瓶さんも素敵だと思う 全体的にエロ要素が少なく、文章にまとまりが見える その分、勢いが衰えたと受け止められるけど、これは対象の読者層の違いを意識してるからなのかな?とは思った
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また読みたくて、単行本も買ったのにまさかの文庫まで購入。 源さんは文章上手いと思う。ほんわかした。 ガッキーのエピソードにはときめきMAX
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