千年の読書 の商品レビュー
書店員の読書愛に満ちたブックガイド。7つのテーマに沿って古今東西の本を紹介してくれる。名著や古典ばかりではない。それがいい。自分では絶対手に取らないような本も沢山あった。まだまだ新しい世界への扉が開かれているようで嬉しくなった。
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すごく良質なブックガイドでした。 私はブクログを始めて三年半になりますが、最近自分が本当に読みたい本を読んでいないような気がしていました。 ブクログで流行の新刊の小説。 もちろん面白いです。 私はそれが読みたいのだと思って読んでいました。 だけど、何かが違う。 私とは全然違う本...
すごく良質なブックガイドでした。 私はブクログを始めて三年半になりますが、最近自分が本当に読みたい本を読んでいないような気がしていました。 ブクログで流行の新刊の小説。 もちろん面白いです。 私はそれが読みたいのだと思って読んでいました。 だけど、何かが違う。 私とは全然違う本棚を持っていらっしゃるブク友さんの本棚が羨ましいけれど、ブク友さんと同じものを読む。それもまた少し違うような気がしていました。 同じ時間とお金をかけて本を読むなら本当に読みたいと思う本を読みたいと思いました。 それで、ブックガイドを読みたいと切に思い、最近発売されたこの本を手に取りました。 この本は一書店員の方が「千年売り続けたい本」として書かれた人生のブックガイドだそうです。これからも何冊かブックガイドをあたりたいと思いますが、一冊目にしてこの本は大当たりだったと思います。 どんな本が紹介されているか参考に私が興味を持った本だけですがメモしておきます。 第1章本への扉 人生を変える本との出会い 第2章生きづらさへの処方箋 眠れない夜に読む本 第3章新しい働き方を探す旅 『伝えたいこと』濱崎洋三 『自分の仕事をつくる』西村佳哲 『スモールハウス』高村友也 『ライフ・シフト』リンダ・グラットン アンドリュー・スコット(積読本) 『三行で撃つ』近藤康太郎 『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』近藤康太郎 『自分で「始めた」女たち』グレース・ボニー 第4章「お金」から見た世界 第5章「おいしい」は味なのか 現代の食卓と料理の起源 『男の作法』池波正太郎 『自由学園最高の「お食事」』 第6章幸福の青い鳥 瞑想と脳と自然 『心が落ち着き、集中力がグングン高まる!子どものためのマインドフルネス』キラ・ウィリー 『脳を鍛えるには運動しかない!』ジョン・J・レイティ エリック・ヘイガーマン(積読本) 『なぜ、今仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』ロバート・ライト 第7章本から死を考える 死の想像力 『死ぬ瞬間』エリザベス・キューブラー・ロス 『悲しみの秘義』若松英輔(積読本) 『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム 『ソフィーの選択』ウィリアム・スタイロン
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