看守の流儀 の商品レビュー
何も期待してなくて(失礼)、2冊買ったら安いからでついて来るくらいの本でしたがめっちゃ面白かった! あっという間に読んでしまいました。
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連作長編形式で、刑務所に勤める人たちと受刑者との関わりを描き、各篇とも良い出来でとても面白い。刑務官のルールはあまり馴染みがないので新鮮で、ヨンピンとかサンピンの意味は勉強に?なった。相変わらずのオビの煽りは気にしない方がいいが、刑務所に持っている我々のイメージをうまく逆手に取ったやり方という点で、鮮やかな反転というところだと思う。看守シリーズは次作もあり積読中。城山さんの書く方向がまだばらけてるので、これ以外に手を出すかどうかは、他のレビュワーの評判を参考にしたい。
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刑務所の中で起きる小事件をきっかけに人生ドラマが描かれる。それぞれ短編の推理小説になっていていい意味で小気味よく読み進めることができた。最後にえっ!っと言う一幕もあり楽しめた。
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違和感の正体はそういうことか!と。最初のほうは少し単調かな?と思ったけど後半からどんどん面白くなった。
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めちゃくちゃ面白い。内容も完全に悪い人がいないから心がざわざわしないし、みんな信念を持っているのがジーンとくる。最後にそういうことだったのか!と思ってもう一回読み直した。次のシリーズも読みたい。
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面白かったです。刑務官というなかなか触れることのない分野の話で、受刑者との心の繋がり、ストーリー展開、伏線回収、お見事です。
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kindle unlimitedのおすすめで読んだ。 読み始めてから一気に読み終わってしまった。 全く知らない作家さんの本を読んでみたが、一気に読み終わってしまった。 章ごとに違う人の視点で物語が展開されていて、各章に共通して火石という刑務官が登場している。各章それぞれ違うテイストの物語で、オムニバス作品を読んでいるような感覚だった。前の章で主役だった人物が違う章では脇を固めていたり、読んでいて楽しい仕掛けがたくさんあった。 純粋に読書って楽しいと思わせてくれた、素晴らしい作品でした。
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面白かったけど、後半から一気に読み終わってまたすぐに2週目に突入。2回読んで初めて理解する部分が多い気がする。 看守って言うからもっと暴力的だったりするのかと思ったけど、みんなどこかあったかくて看守もみんなを心から心配して更生させるために一生懸命なところがジーンときた。
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まさに世界がぐるりと反転するような大掛かりな舞台装置が終盤で作動するが、それに異物感を覚えるようなことは微塵もなく、見事にぴたりとはまって深い驚きと感動をもたらしてくれる。 ここまで"意味のある"叙述トリックは、なかなかないのではないか。 読了近くなり、これは凄い小説に出会うことができた…と我が身の幸運に感謝するばかり。 何人かの作家や彼らの手による警察小説が頭に思い浮かぶような硬質な空気が全編に満ち、ある種本格とも言える筆運びは実に巧み、するするとページを繰る手が止まらなくなるタイプの作品だ。 限られた紙幅の中でしかと"人間"を描ききっているので、例えば冒頭に収められた小編における源田と宗方の深夜の仮出所式に代表される要所要所のクライマックスで、きっちりと読者の感情を揺さぶってくる腕力もある。 そして連作を貫く縦糸、火石と三上の謎による引っ張り加減もまた絶妙。 途中、あるいは"これ必要だったかな…?"と首を傾げたくなったシーンも、最後まで読めばその有効性が腑に落ちる。 既刊の続編はもう少し先に読むことになるが、非常に楽しみにする一方で、今作がこれほどの大傑作なだけに、その円環の調和を崩すようなものになっていなければ良いな…というまったくもって余計なお世話の不安も一抹。 しかしきっとそれは杞憂に終わるだろう。
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刑務官の仕事すらよくわからず読み始めたが、刑務官の葛藤や受刑者たちとの人間関係がよくわかる面白い作品だった。刑務官と受刑者という立場であるが、深い人と人の関係であると感じた。
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