暇と退屈の倫理学 の商品レビュー
第6回ビブリオバトル全国大会inいこまオンライン予選会3で発表された本です。 https://www.youtube.com/watch?v=25pStIUcXfM 2021.2.13
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論の進め方は合わない部分が多いが、「孤立と本質」「定住と移動」など、本論以外の部分がとても楽しかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1ヶ月かかったが読了 倫理学と銘打ってることもあり途中難しいところもあるが、きちんと要所でこれまでの話を整理してるので苦にはならない 何かに興味を持つと視野が広がるし退屈も防げるのだろう、この点を大事にしたいと結論づけたい
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初めて物語じゃない小説を最初から最後まで読んだ。ずっと積読されていたものを読了できて達成感。 暇と退屈は別のものであることにすごく納得がいったし、退屈とは人間たる故、詰まるところ思考し自分の世界を自由に生きることができる故、感じる感情だなと理解した。 「退屈」と「気晴らし」を...
初めて物語じゃない小説を最初から最後まで読んだ。ずっと積読されていたものを読了できて達成感。 暇と退屈は別のものであることにすごく納得がいったし、退屈とは人間たる故、詰まるところ思考し自分の世界を自由に生きることができる故、感じる感情だなと理解した。 「退屈」と「気晴らし」を繰り返して生きていると自覚させられた。「なんとなく退屈」という感情に耐えられないから「気晴らし」をして、「気晴らし」の楽しみのために「退屈」なる感情が必要とされているまであるのだろうという思考になった。 最後まで読み切れて、筆者の思考に触れられたことが嬉しく、また自分の思考を深められた一冊になった。
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ハイデッガーの退屈分析が中心であったが、結局完全なものではないから、たとえ受け身だとしても自分で選び決断し、何があっても「それも人生」と思うのがいいのかなと考えた。
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哲学の本はあまり読まないので時間はかかりましたが読了。 『暇』と『退屈』に対して過去の哲学者や時代的な背景から著者の解釈をひたすら説明していく。 『暇』になるのは今の時代仕方がなく、またとても恵まれている事と感じた。その『暇』なときに何をするか、その瞬間にそれを『退屈』と捉えるか...
哲学の本はあまり読まないので時間はかかりましたが読了。 『暇』と『退屈』に対して過去の哲学者や時代的な背景から著者の解釈をひたすら説明していく。 『暇』になるのは今の時代仕方がなく、またとても恵まれている事と感じた。その『暇』なときに何をするか、その瞬間にそれを『退屈』と捉えるかどうかは人によって感じ方が異なる。その瞬間にある物・出来事に対して楽しむ訓練を〈人間として〉常にしておく必要があるし、またそれはいつか来るであろう〈動物になる〉瞬間に花開く。その時『退屈』と切り離され喜びを享受できる。 この本を通して喜びを享受するために何をすれば良いのか考えさせられる一冊でした。
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一部飛ばしながらも時間をかけて読了。 仕事に満足できていないときに読んだ。じわじわ効いてくる刺さり方をしている。 暇と退屈を歴史的に紐解くアプローチと、ダニの環世界の話が面白くて印象に残った。 人は暇から目を背けたくてタスクを探しているし、他の生命にはないのに人間に使命なんてあ...
一部飛ばしながらも時間をかけて読了。 仕事に満足できていないときに読んだ。じわじわ効いてくる刺さり方をしている。 暇と退屈を歴史的に紐解くアプローチと、ダニの環世界の話が面白くて印象に残った。 人は暇から目を背けたくてタスクを探しているし、他の生命にはないのに人間に使命なんてあるわけがない。後者はポインティも言ってたなあ。
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わかりやすいエピソード的な話を折りまぜつつ難しい話も入ってきて、集中力が途切れそうに何度もなりながらも、何とか読了。面白い部分もあって、暇と退屈っていうのも、学術論文になりうるんだな、っていうか昔々から賢い偉い人がたくさん考えてきたことなのですね。特に消費社会と退屈、まことに興味...
わかりやすいエピソード的な話を折りまぜつつ難しい話も入ってきて、集中力が途切れそうに何度もなりながらも、何とか読了。面白い部分もあって、暇と退屈っていうのも、学術論文になりうるんだな、っていうか昔々から賢い偉い人がたくさん考えてきたことなのですね。特に消費社会と退屈、まことに興味深いです。
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じっくり時間をかけ読了。 調子に乗るなと言われそうだが、昨年すんごく暇があり退屈していた時期に、自分の中で非常に似たことを考え、似た結論に辿り着いていた。おかげで今は暇はあるが退屈していない人生になったと思う。 私にも哲学者としての才能があるかもしれない。
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「この本が一番退屈だったわ!」というのが流れとしてはありがたいんだが、面白かったわ!どうしてくれんねん!(どんなクレーム?) うーん、やっぱ「哲学」面白いわー そして國分功一郎さんわかりやすいわー 出発点となる「問い」の設定が秀逸すぎるのよね そこがまず共感できるのよ 「そ...
「この本が一番退屈だったわ!」というのが流れとしてはありがたいんだが、面白かったわ!どうしてくれんねん!(どんなクレーム?) うーん、やっぱ「哲学」面白いわー そして國分功一郎さんわかりやすいわー 出発点となる「問い」の設定が秀逸すぎるのよね そこがまず共感できるのよ 「それ、自分も思ってたー!」 それを、ほんとはめちゃくちゃに難しい概念とかを引っ張り出してきてるんだけど、分かった気になるのよね そして結論としては、ぼんやりとまぁそんな感じだろうな〜って思ってたことで、特別凄い!ってことでもないんだけど(これはご本人も仰っている)この色々考察した過程を一緒に進むことで、ふにゃふにゃってしてたことがカキーンてなるのよね でもって、そのカキーンが自分の力で成し遂げたようにちょっと思えるのね 要するにうまく乗せてくれるの つまり、色々考えたり、勉強したりすることが、ちょっと楽しく思えて来るんよね 退屈を打ち破るのは國分功一郎先生と学ぶ「哲学」やったんや!と言ったらちょっと褒めすぎかな〜w
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