プロジェクト・ヘイル・メアリー(上) の商品レビュー
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久しぶりに読むハードSF 記憶喪失だった主人公の思考が過去と現在を行ったり来たりしながら記憶を辿り、最後に驚くような秘密を思い出すミステリー風にストーリーが進むのかと思ったら全然違う 「幼年期の終わり」や「星を注ぐもの」のような時間的空間的なスケールの大きさは感じさせないが、地球人よりもはるかに進んだ科学的な知見を持たない異星人と遭遇という点、科学的な思考を駆使してコミュニケーションをとり、相互に理解していく過程の描写がテンポ良く読める イスカンダルのコスモクリーナーのような問題解決手段、方法を異星人もまだ知らないのも新鮮 下巻が楽しみ
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ウィアーのページターナーぶりは異常。うっそだろう!♫♪♬ てな具合に、一つ解決すると次の問題が浮かび上がってきて、止まらなくなっちゃうよね。 次は原著出たら即チャレンジしてみよう。
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地球人よりほんの少しだけ科学が遅れている異星人って設定ヤバ面白い 放射線と相対性理論の存在を知らずに恒星間旅行をするっていうシチュエーションが楽しすぎる ロッキーかわいい
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『火星の人』を書いたアンディ・ウィアーによる宇宙モノのSF。ネットでも絶賛されていたので、これは買わねば、と。そろそろネタバレ解禁みたいな雰囲気になっているので、気になる方は早目に読みましょう。 前評判どおりとても面白い。雪の週末に一気読み。 『火星の人』同様に、語り口が軽快...
『火星の人』を書いたアンディ・ウィアーによる宇宙モノのSF。ネットでも絶賛されていたので、これは買わねば、と。そろそろネタバレ解禁みたいな雰囲気になっているので、気になる方は早目に読みましょう。 前評判どおりとても面白い。雪の週末に一気読み。 『火星の人』同様に、語り口が軽快でユーモアが豊富、構成もわかりやすい。次から次にトラブルと新発見が登場するが科学と考えぬく精神力で解決していく。最後の終わり方も似た感じになるので、安心して読み進めて欲しい。いろいろな伏線もきちんと回収していく。 映画化も期待。 ハードSFは現実世界に虚構を持ち込んで物語を構築する。本物語の中にもたくさんの現実が登場する。それらを調べながら読み進めていくことも面白い。
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掛け値無しに面白い!一級品のSFエンタメだ!この本は、何も情報を仕入れず読んで欲しい。映画の「オデッセイ」の原作者だけど、原作者こんなにも面白いのを書くのか! 寝る間を惜しんで読んでしまう。こんなに興奮しながらページを捲るのは久しぶりだ。
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マット・デイモン主演のSF映画「オデッセイ(原作邦題「火星の人」)」の作者による、科学的知識欲をバッキバキに刺激される極上のエンターテインメントSF冒険物語。映画「オデッセイ」を観た人ならおわかりでしょうが、大問題起きる→科学的知識でとりあえずの問題解決→山盛りの問題をひとつひと...
マット・デイモン主演のSF映画「オデッセイ(原作邦題「火星の人」)」の作者による、科学的知識欲をバッキバキに刺激される極上のエンターテインメントSF冒険物語。映画「オデッセイ」を観た人ならおわかりでしょうが、大問題起きる→科学的知識でとりあえずの問題解決→山盛りの問題をひとつひとつ解決→落ち着いたかと思ったらまた問題発生→ドキドキハラハラしつつ解決→……と、次々と起こる問題を、運動能力ではなく(たまにそれも)科学的知識を使って、知恵と勇気で乗り越えていくパターンは変わらないものの、その状況が今回はさらに…と、これ以上は言えないけど、主人公の追い込まれた状況でもユニークさを忘れない姿は読んでて気持ちがいいですね。
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ちょっと前に「三体」を読んだ。全く切り口の違うファーストコンタクトのお話で読み始めたら止まらない。 他の本と併読しようにもついつい読んでしまう。「ひとり」話なので自分だったらと置き換えてはまってしまう。 そう言えば「火星の人」もおもろかったなぁ
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SNSで賞賛されてたので、久しぶりにSF読んでみた。何の予備知識も無しで読んでほしいというコメント、確かにそうだな。多分、大抵の小説はそうなんじゃないかと思うけど。この本に関しては特にそうかもしれない。その方が楽しい。
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文句なしにおもしろい 堅いこと言わずに楽しめるファースト・コンタクトものの空想科学エンターテイメントだ。シンプルでスピーディー。ハードロックSFだな、これ。 物語の加速度が限りなく光速に近い。1ページ1光年のペースで進むため、途中で止められない。上下巻で良かった。この上巻は深...
文句なしにおもしろい 堅いこと言わずに楽しめるファースト・コンタクトものの空想科学エンターテイメントだ。シンプルでスピーディー。ハードロックSFだな、これ。 物語の加速度が限りなく光速に近い。1ページ1光年のペースで進むため、途中で止められない。上下巻で良かった。この上巻は深夜まで一気読み。朝眠い。 光子と質量、生命体と燃料、最初の生命体と二番目の知的生命体。それらをつなぐのは何か? あぁ、早く下巻読みたいな。
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ネタバレしない内に読め!とTwitterで話題だったのと、火星の人は読んだ事はないけど映画〝オデッセイ〟は見てすごい感銘を受けたので、生まれては初めてSF小説に挑戦!トラブルやアクシデントに次から次へと見舞われても、感情に振り回されず淡々と状況と事実を分析&判断を重ねて前進していく主人公のマインドセットが大変勉強になった。SF小説はミステリーより時間かかるけど、こういうのまた読みたいかも!
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