プロジェクト・ヘイル・メアリー(上) の商品レビュー
いろんな人が書いてますが、本作主人公のグレースと「火星の人(映画:オデッセイ)」のマークと完全互換です。 けど、同じキャラというわけでなく、知恵と工夫と”ユーモア”で一歩づつ乗り越えていくところが一緒で大変魅力的です。 これ以上書くとネタバレしないとだめなので、まず読んでほしい!...
いろんな人が書いてますが、本作主人公のグレースと「火星の人(映画:オデッセイ)」のマークと完全互換です。 けど、同じキャラというわけでなく、知恵と工夫と”ユーモア”で一歩づつ乗り越えていくところが一緒で大変魅力的です。 これ以上書くとネタバレしないとだめなので、まず読んでほしい!! センス・オブ・ワンダーとはまさにこれ! (映画化本当にできるのかな。。笑)
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書評家がネタバレしないで紹介するのが、すごく難しいと書いていたのに納得。まだ下巻でどんなに驚かされるか楽しみ。
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・評判を聞いて読んでみた。まだ、上巻を読み終えただけなので、そこまでの評価と断った上でだけど、かなり面白い。訳も読みやすい。 ・読み進めるごとに、少しずつ謎が明らかになる展開にグイグイ引き込まれる。ストラットやロッキーら、登場人物も良い。 ・科学面白い!
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文学書評 読書レベル 上級 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★ ハマリ度 ★★★★★ 世界観 ★★★★★ 知識・教養 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★★ 一言感想:ストーリーの描写が化学・物理・生物学的なアプローチを踏まえて展開していく科学的論理が構築されたSF小...
文学書評 読書レベル 上級 ストーリー ★★★★★★! 読みやすさ ★★ ハマリ度 ★★★★★ 世界観 ★★★★★ 知識・教養 ★★★★★ 読後の余韻 ★★★★★ 一言感想:ストーリーの描写が化学・物理・生物学的なアプローチを踏まえて展開していく科学的論理が構築されたSF小説です。ストーリー、展開、アプローチの全てが面白かったです。 敢えて言うとすれば、科学的な説明が多いため、(科学知識の乏しい私には)イメージしづらい箇所が幾つかありましたので、随所に挿絵があると更に楽しめたかなと感じましたが、それでも★5以上の面白さでした。
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友人に、帯や口コミなどの事前情報を見ずに読んでみて、と言われその通りにして正解。 冒頭目覚めた主人公が、自分は誰なのか、どこにいるのか、なんのためにここにいるのかがわからず、ふとした瞬間や科学的根拠をもとに謎を解明していくという混沌とした状況に没入し追体験できる。 主人公と同じ気...
友人に、帯や口コミなどの事前情報を見ずに読んでみて、と言われその通りにして正解。 冒頭目覚めた主人公が、自分は誰なのか、どこにいるのか、なんのためにここにいるのかがわからず、ふとした瞬間や科学的根拠をもとに謎を解明していくという混沌とした状況に没入し追体験できる。 主人公と同じ気持ちになれる。 現在と回想シーンが交互に来るが、回想シーンの時系列が過去から現在への一方通行なので読みやすい。
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ここはどこ?私は誰?目を覚ますと身体中をチューブに繋がれ、部屋には2人の遺体が…徐々に蘇る記憶。地球の危機を救うため、太陽系を遠く離れた宇宙に片道切符で1人ぼっち。持ち前のポジティブ思考とヒラメキで学校教師の主人公は使命を全う出来るのか!?ワオ!面白すぎる!下巻へ。
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記憶喪失の男が宇宙船で目覚める、くらいの内容しか知らなかったけど、めちゃくちゃ読みやすくて面白かった。 最初のシチュエーションには「月に囚われた男」を思い出した。 記憶が無いなりに、推測をたて検証し、ここが地球ではなく、宇宙船であることや、ばかでかい宇宙船であることまで突き止める流れはめちゃくちゃ気持ち良い。 『星を継ぐもの』を思い出した。 現在パート、過去パートが交互に来るのも良い。ちょっとずつわかっていく事実。主人公との一体感を感じる。 そして、なにをすれば良いのかわかってきたところでの、新たな展開。これは興奮した。アストロファージ以外の生命体。 問題解決そっちのけでロッキーとの意志疎通をはかろうとするところが面白かった。 ロッキーの容姿の説明については、よくわからず流してしまったが、もう一度そこは読み直したらわかった。 また描写についても、得体の知れない不気味さは最初だけで、対面してからは可愛さと愛嬌、ユーモアさがあって面白かった。 宇宙飛行士、というのは特殊な閉鎖空間の中で作業をしなければならないので必然的に人格者が求められると聞いたことがある。まさにそんなキャラクター。 ここら辺のコミュニケーションは「メッセージ」を思い出した。「メッセージ」よりは感情豊かな相手だったので親しみやすかった。
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KL 2022.5.24-2022.5.26 エンタメSF。 異星人エリディアンとの交流は最高。 ヘイル・メアリーに至った全世界的なプロジェクトの経緯も面白い。 ラストどこに行き着くのか。
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「火星の人」「アルテミス」に続く邦訳3作目。謎の施設で目覚めたグレース。少しずつ記憶を取り戻しながら、自分が全人類の命運を握っていることを思い出す。今度の舞台はタウ・セチ。謎の現象による太陽光減少を食い止めるべく、超国家的プロジェクト遂行のため、送り出された主人公。相変わらずの軽薄な語り口(だが、それがいい)極限状態なのに悲壮感がない。知恵と工夫で前向きに困難を乗り越えていく。読者が読んでいて気持ちいいポイントを抑えている。異星人とのファーストコンタクトも萌える。こういうのを待ってたんだよアンディさん!
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前作も手に汗握る場面続出だったが今回もそれ以上に危機的だ。たった3人のうち2人のクルーが最初から死んでいるという状況で幕を開け、現在とヘイルメアリーに乗ることになった過去の経緯が混在して語られ少しずつ状況が明らかになってくる。 科学の知識があるともっと楽しめるのだろうが、なくてもぞくぞくする。しかも同じように困った状況にある宇宙生命体エリディアンのロッキーと親密になっていくところがまた素敵だ。 下巻が楽しみだけど、ハッピーエンドを期待している。
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