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ナナメの夕暮れ の商品レビュー

4.2

319件のお客様レビュー

  1. 5つ

    120

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    2

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    1

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2022/05/06

おこがましいけど似てると思ってしまった。 これだけ言語化してもらってありがたいとさえ思ってしまった。 そんな著者が時(ページ数)と共に考え方が変わっているのを見て、私も同じように変わっていくのかなと少しワクワクしてしまった。 生きづらかったことで、生きやすくなる日がくるのだろうか...

おこがましいけど似てると思ってしまった。 これだけ言語化してもらってありがたいとさえ思ってしまった。 そんな著者が時(ページ数)と共に考え方が変わっているのを見て、私も同じように変わっていくのかなと少しワクワクしてしまった。 生きづらかったことで、生きやすくなる日がくるのだろうか。 腐れ価値下げ野郎なので、ペンとノートを買ってみようかな。そして、表紙に肯定ノートと書いて、自分の好きなこと、他人の好きなところを書こうかな。 そして、10年後「今が、一番楽しい」と言えるようになっていたいな。そう思った。

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2022/05/03

まだ尖っていたい20代だから、共感は正直できなかった。 黒いフードを被ったまま、こんな風に成功するにはどうしたらいいんだろう。 やっぱりなんでこんなことになってんだって一生自問自答して、苦しまないことには道は開けないのかな。 やっぱり一度死にかけるくらいのことやんなきゃな。 迷...

まだ尖っていたい20代だから、共感は正直できなかった。 黒いフードを被ったまま、こんな風に成功するにはどうしたらいいんだろう。 やっぱりなんでこんなことになってんだって一生自問自答して、苦しまないことには道は開けないのかな。 やっぱり一度死にかけるくらいのことやんなきゃな。 迷いが深くなってしまった笑笑

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2022/05/01

条件付きの愛の話など共感できない部分は少しあって最初は微妙かなと思ったけど最後まで読んだら意外と面白かった。他人の目を気にするほど自分が他人を馬鹿にして見下していたり、自分を肯定するための逃げ道として他人を否定したり、ネガティブな人がその本質に気づいて諸々を書いた感じがした。

Posted byブクログ

2022/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022.4.15 若林さんの表現の仕方がとても好きで、素直に生きられない臆病者な自分にはしっくりきた。 「自分の正直な意見は、使う当てのないコンドームのように財布にそっと忍ばせておけばいい。」 「理想の自分はアルコールと共に韓国料理の店の小便器から下水に流されていっただろうか。」 「不良に『紅茶飲む?』と聞かれて、自分の気持ちを素直に言えるようになるための第一歩は『自分に自信をもつ』みたいなしょうもない絵空事じゃない。」 大学に入学してやりたいことが見つからなくて、「頑張ってる人のためなら頑張れるのでは、、?」という安易な考えで部活のマネージャーを選択した自分。好きなことに夢中な選手を毎日見ながら、「何かを好きで一生懸命な人は、それだけで人を感動させる」ことを学んだけれど、それは若林さんのいうところの「世界を肯定する」行為だったんだなぁ、と気付かされました。 #ナナメの夕暮れ #若林正恭 #文春文庫 #books_saori #読書記録

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2022/04/17

人見知りと自分探しを終えたオードリー若林さんのエッセイ。人生のそういう段階をまだ終えられていない自分からすると、はるか先を歩く人生の先輩の話を聞いているかのような気分。 この本を読んで感じたのは、他人へ向ける視線と自分へ向ける視線は繋がっているんだなということだった。他人に批判的...

人見知りと自分探しを終えたオードリー若林さんのエッセイ。人生のそういう段階をまだ終えられていない自分からすると、はるか先を歩く人生の先輩の話を聞いているかのような気分。 この本を読んで感じたのは、他人へ向ける視線と自分へ向ける視線は繋がっているんだなということだった。他人に批判的な人は自分のことも批判的に見てしまう。だから、他人を肯定したい。「ナナメの殺し方」という章に書いてあったことを私もやってみたいと思った。

Posted byブクログ

2022/04/17

この本は自分にとって、著者にとっての『中年クライシス』のようなものだと感じた。化粧水が皮膚に浸透するように、本の言葉がすんなりと頭に入ってくる。著者は本の中で、自分の中に方程式を作る等、自分のあり方を概念的に捉えようと模索していることを記している。先輩芸人に自分の内面を考えすぎと...

この本は自分にとって、著者にとっての『中年クライシス』のようなものだと感じた。化粧水が皮膚に浸透するように、本の言葉がすんなりと頭に入ってくる。著者は本の中で、自分の中に方程式を作る等、自分のあり方を概念的に捉えようと模索していることを記している。先輩芸人に自分の内面を考えすぎという指摘を受けるなど、これらの行為は世間的には批判的なものと捉えられていると解釈されている。しかし2022年現在、テレビ業界において安定した地位を確立している著者の姿をみると、大成するためには自己の内面をあれこれ考える過程が必要なのではと思っている。勿論、著者の「世界を今回の生で肯定したい」という執念あっての(私から見れば)成功だとも思う。 私は有能と思われたいという気持ちはもうあまりない。ただ、会いたい人に会える、会いたくない人に会わなくて済むような、自分の立ち位置と自信を手に入れるように、沢山悩みながら「正面」に進み続けたい。

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2022/04/13

若林さんのエッセイは初読。 ひねくれてて弱くて生きづらい人間が少しずつ社会になれていく姿を飾らずに描いていて共感できた。有名なお笑い芸人だからとかではなく一人の人間が書くエッセイとして面白かった。 今の若林さんならどんなエッセイになるのだろう?という興味がわいた。

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2022/04/12

ナナメというけれど、日々自分の気持ちに真剣に向き合っていると思う。人と違う感覚があるにせよ、お笑いの根本、人を楽しくさせることを追求している人だけに、やはり人との繋がりを真剣に考えているんだなと思う。真摯です。

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2022/04/10

若林さん著作の本、3冊目。 エッセイ集。 なんだろう。 前回、前々回ほどのインパクトが残らなかった。 それは若林さんの変化ももちろんあっただろうし、自分が変化したことによるところもあるだろう。 正直『社会人大学』を超えるインパクトも面白みも感じなかったが、若林さんと一緒...

若林さん著作の本、3冊目。 エッセイ集。 なんだろう。 前回、前々回ほどのインパクトが残らなかった。 それは若林さんの変化ももちろんあっただろうし、自分が変化したことによるところもあるだろう。 正直『社会人大学』を超えるインパクトも面白みも感じなかったが、若林さんと一緒に成長をしている気がして、少し嬉しい気持ちもある。 『社会人大学』が自分に与えた影響は大きく、間違いなくあの本を読んでいなければ、今の自分はいない。 なので、今回の作品が自分の期待とはまた違ったものの、若林さんへの評価が下がるなんてことは一切ない。 読んで良かった。 好きなフレーズはp.87「ボケ防止グッズだという。ネタ作りの場合はむしろボケを加速させたいのではあるが」 面白かった。 大共感はp.153「他人の目を気にする人は”おとなしくて奥手な人”などでは絶対にない。心の中で他人をバカにしまくっている、正真正銘のクソ野郎なのである」 確かにそうなんよなぁ。 前まではかなり口に出してバカにしてたけど、最近はやめた。 でも思ってることはあまり変わらない。 人の中身ってそう簡単に変わらんもんね。 そんで、人一倍人目を気にする。 自意識がすんごいだ。 あ、そうそうこれも共感した。 p.219「なぜか出来る人は、なぜかできない人の気持ちがわからない」 人一倍辛い経験をしてきた人の方が、人一倍優しくなれるって聞いたことあるけど、こういうことよね。 やっぱり経験って大丈夫だなぁ。 うぅん、眠い。 また今度気が向いたら感想書こ。 おやすみ。

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2022/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

若様の文章読みやすい。モヤモヤとした感情を分かりやすい言葉で表現してる。分かる分かる!と共感しながら読めた。 「おっさんはホスト」が一番好き。若い頃は誰かに噛み付くだけで許される。だけどいい歳こいた大人は批判だけじゃいけない、何か提案しないといけない(本文要約)。確かに30,40代になっても不満しか吐かない奴には嫌悪感しか抱かないwwなんでか知らないけど年重ねるだけで社会的責任増える時期あるよね。望んで生きてる人ばかりじゃないのに。しんど。 この本が売れたのは、きっと多くの人の気持ちを代弁したから。若林の辛い記憶が共感を生み、読者に明日を生きる活力を与えてくれる。すごい事だね。

Posted byブクログ