赤と青とエスキース の商品レビュー
エピソードたちが時間の流れと共に繋がる物語。 ひとつひとつのエピソードで、思わずグッと胸が熱くなるようにじんわり目が潤んでくるシーンが。 一つの絵の旅を美しく見せてくれて素晴らしかったです。 人生はいくつもできて、それでも身体は一つしかない。 そんな真理を、私も改めて教えられたよ...
エピソードたちが時間の流れと共に繋がる物語。 ひとつひとつのエピソードで、思わずグッと胸が熱くなるようにじんわり目が潤んでくるシーンが。 一つの絵の旅を美しく見せてくれて素晴らしかったです。 人生はいくつもできて、それでも身体は一つしかない。 そんな真理を、私も改めて教えられたような気がします。 本のジャケットに一目惚れしたけれど、買ってよかった、、
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感動しました。。美しすぎる。。 全作文句なしでよかったですが、赤鬼と青鬼が特に好きでした。すごく心を打たれたましたし、あとオーナーさんが名言製造機ですごかったです。笑 また、連作短編集ということで仕掛けもあり、最後まで読むと改めて"赤と青とエスキース"とい...
感動しました。。美しすぎる。。 全作文句なしでよかったですが、赤鬼と青鬼が特に好きでした。すごく心を打たれたましたし、あとオーナーさんが名言製造機ですごかったです。笑 また、連作短編集ということで仕掛けもあり、最後まで読むと改めて"赤と青とエスキース"というタイトルは美しいなと感じさせられます。 もうジャケットの段階からすでに素晴らしかったのですが、感動もできるしメッセージ性もあるし仕掛けにも満ちてるしで、とても完成度の高い一冊だと思いました!
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「人生は何度でもあるけど、それを経験できるこの体はひとつしかないのよね。だから、なるべく長持ちさせなきゃ」 人生は一度きりだから思いっきり生きなきゃと思っていたのでハッとさせられた。 エピローグで伏線が回収されて、また最初から読み返したくなる一冊でした。
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ここ最近ハマっている青山美智子さんの本。今回もとても良かった。 赤と青の対比が、とてもきれいに収まっている。 エスキースがつなぐ連作短編集だと思っていたら、すべてがレイとブーの物語で、全部つながっていた。四話の最後、え⁇⁇とかなりビックリ。 エピローグで細かいところを回収していくすっきり感。 読み終わって、もう一度最初から読みたくなります。読後、タイトルにも納得。 各話のメインの話も、とても良い。
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短編を通して読むと話がつながる最近の手法を用いた物語なんだけど、ぶっちゃけ言ってしまうと最初の章で登場人物の名前がぼかしてあるから、後に続く章が別の人物のように書かれていて、でも実は読んでいくとあーそういうことねとなる技法はなかなかなもので思わず読み返してしまった。 まぁ、それっぽい表現がしてあるからそうかなとは思っていたけど。赤と青の表現がいままだ読んでる螺旋シリーズの海と山の人とのぶつかりのようでちょっとデジャブを感じた。 もともと赤色と青色は反対色なので色が混ざると汚く濁りやすい。これを見事にグラデーションさせて作ったのがこの物語であり、タイトルのエスキースが最後の最後で見事に効果を発揮してまとめられていたのでよかった。 登場人物の名前で遊んだ技法はよかったけど物語としては、まぁ普通でした笑
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もう青山美智子さんの本が大好きすぎる。 この本も素敵。 伏線が張られてて、全部が最後まで繋がっていて、読み終えた時の気持ちをどう表現していいか分からない。いいなぁって純粋に思える、心温まる内容。 タイトルも素敵すぎる!
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第1章から第4章まであるが、それぞれ全く関係のない話だと思っていたら… ちゃんと繋がっていだではないか… 絵に関する話にハズレはない エピローグで感動した。
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読後感の良いさわやかストーリー。 1枚のエスキースから、様々なつながりが生まれていく。 レイとブーはメルボルンで出会った。レイは留学生として来ていて、ブーは両親の仕事で住んでいる。二人は恋に落ちたが、レイが帰るまでの期間限定の恋愛と考え、スタートした。お互いに将来への思いを告げら...
読後感の良いさわやかストーリー。 1枚のエスキースから、様々なつながりが生まれていく。 レイとブーはメルボルンで出会った。レイは留学生として来ていて、ブーは両親の仕事で住んでいる。二人は恋に落ちたが、レイが帰るまでの期間限定の恋愛と考え、スタートした。お互いに将来への思いを告げられない。レイはブーの友人から絵のモデルを頼まれる。そこで生まれたエスキースが物語の始まりとなる・・・ 物語につながりがあり、心温まるストーリーです。
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