赤と青とエスキース の商品レビュー
各章のそれぞれの物語が読み進めるうちにひとつのストーリーとして繋がっていく。一枚の絵を通して心温まる展開がスッキリとした読後感を感じさせてくれた。
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一枚の絵画を巡る短編集。好き。とても好き。一話目が一番好きと思って読み進んでいったけど、エピローグを読んだところで他の話の印象もぐぐっと上がってしまった。人生に疲れた大人にぜひ読んでもらいたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
青山さんの作品を読むのは3作品目。とても深みのある作品だった。 それぞれの年代で感じるであろう想い、特に迷い惑う様がリアルで、歳を重ねていくのも悪くない、そして、まだまだこれから先も人生は続いていくのだ、ありのままの自分を受け入れ「堂々と」していこうと、そう思うことができた。 私も、「立ち止まって誰かに水を差し出せるような、そんな自分でありたい。」
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カバヒコの流れでこちらも。 以前オーディブルで聞き流していたのですっかり読了気分だったけど、後半全く記憶がなかったので再読。 カバヒコのレビューでエスキースには及ばないと書かれてる方が多く、そんな良かったかな?と。 いや、めっちゃ良かった。 ミステリーではないからと深く...
カバヒコの流れでこちらも。 以前オーディブルで聞き流していたのですっかり読了気分だったけど、後半全く記憶がなかったので再読。 カバヒコのレビューでエスキースには及ばないと書かれてる方が多く、そんな良かったかな?と。 いや、めっちゃ良かった。 ミステリーではないからと深く考えずに読み進めていたのでこんなにも伏線だらけだとは思わず……! 四章の終わり、トリハダ立ってしまいました笑 エピローグは不必要と書かれてる方もいたのですが、私はキッチリ回収して答え合わせしてくれる物語の方が好きなので、青と赤とエスキースは本当に読了感が最高でした^^ 文庫本になったらきっと買います!
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いい人ばかり出て、安心して読めましたが、途中パニック障害の描写で辛くなってしまい、読むのをやめようかと思いましたが、最後まで読めました。救われました。主人公たちが、少し年配というのも、良かった。キラキラだけじゃない現実だけど、大丈夫だと思わされた良書でした。
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「エスキース」という題の絵画とそれを囲む、対照的な赤と青。 最初からエピローグが長いなとは、思っていたけど…。 映像では味わえない、本を読む醍醐味を楽しめる。
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4つの連作短編とプロローグ、エピローグで構成される小説。2つ目の、額縁の話が良かった。主役の絵と完全に調和する額縁の世界。種明かし的エピローグは蛇足ではないかなぁ。
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恋愛ものはあまり心に響かないお年頃ですがこのお話は恋愛ものと言う感じではなく良かったです。 ちょっとオシャレな感じで私にはリアル感は無かったけど。これがエモい…という感じかなぁ
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サラリと読める感じではあるけれど、あえてゆっくり丁寧に読んで欲しい本。2度読みするのも良いけど、ラストの答え合わせを初見でバチンと決めて読み終えた方が良いと思うので。 オマケ 私の実家、特に母方は絵が得意だったり、額装やデザインを仕事にしていたりという系統なので、この話の舞台は...
サラリと読める感じではあるけれど、あえてゆっくり丁寧に読んで欲しい本。2度読みするのも良いけど、ラストの答え合わせを初見でバチンと決めて読み終えた方が良いと思うので。 オマケ 私の実家、特に母方は絵が得意だったり、額装やデザインを仕事にしていたりという系統なので、この話の舞台は自分の生い立ちを思い出すものでした。私自身は家族の中でそっちの才能がない方で落ちこぼれだなぁと言う感覚で育ってきています。そう言う意味で少し重い気持ちで読み進めました。
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とてもよかったです。 ラストで全てがつながった時は鳥肌がたった。短編集であはあるが全てつながっていた。 エスキースというは言葉は初めて聞いた。ただ下絵という意味だけではない面もあるのかなと思った。 人生にどんな色がこれから色づき褪せていくのかは分からないけど、どうか懸命に生きてい...
とてもよかったです。 ラストで全てがつながった時は鳥肌がたった。短編集であはあるが全てつながっていた。 エスキースというは言葉は初めて聞いた。ただ下絵という意味だけではない面もあるのかなと思った。 人生にどんな色がこれから色づき褪せていくのかは分からないけど、どうか懸命に生きていこうと思った。
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