明け方の若者たち の商品レビュー

カツセマサヒコ(著者)

2022/01/15

社会人2年目を終わろうとしてる、自分と重なる部分が多かった。
恋愛、仕事、友達、いろんなことに違和感を感じながらでも毎日過ごしていってる感じがものすごく似ているなと感じた。

転職すっか〜笑笑

2022/01/12

退屈な飲み会で出会った彼女に、一瞬で恋をした。世界が彼女で満たされる一方、社会人になった僕は“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく―。それでも、振り返れば全てが美しい。人生のマジックアワーを描いた、２０代の青春譚。（e-honより）

2022/01/12

映画版を観たあとにふらりと入った本屋で見つけて買いました。彼女が既婚者だったという事実、それを彼は最初から知っていた事実が原作ではどう描かれているのだろうという興味から。

衝撃的なのは原作も映画版も同じでした。何もかも承知のうえでつきあいはじめて、好きで好きでたまらなくなる。不倫とか、そういうのは嫌だと思っていたのに、何が何だかわからないその気持ち。肝心なときに欲しい言葉をくれない人。切ないねぇ。

「大切な人はいつも突然いなくなる。でも突然のように見えているだけ」という言葉が心に残ります。ほんとにそうかもしれません。気づけたらいいのに。

台詞、情景、ほぼすべて、映画版は原作のままにつくられていました。ここはどうして変更したんだろうとちょっと笑ったのは、原作ではふたりで過ごすのがサイゼリヤだったのが、映画版では餃子の王将だったところ。違いすぎやしませんか(笑)。あと、彼が学生時代に通いつめた沖縄料理屋に久しぶりに行ったときには女将さんに会えなかったところ。映画版では濱田マリ演じる女将がしっかり出迎えてくれます。

それから、原作を読んでわかった私の勘違いにも笑う。ふたりがあるバンドについて、ベストは３枚目でしょ、いや４枚目でしょと言い合うシーンがあります。私は“Ratt(ラット)”だと信じて疑わなかったのに、原作を読んだら“RADWIMPS”でした。そうか、RADWIMPSはラッドと呼ばれているのか。(^^;

人生のマジックアワーはいつでしたか。

映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/5adcd3e572718fb9b06bd0727fdd9844

2022/04/21

エピソードがリアルで実話かなと思いました。

急展開でびっくりするけど、そんな恋愛ができるのも人生のマジックアワーだからなのかと。

2022/01/04

前半。
キュンキュンの恋のお話。

後半に急にオチ！ビックリ！
恋から立ち直るには時間しかないよね。

2021/12/26

もう一回読み直したいと思う感じ
ところどころいい名言があった
読了した後なんかずどーんきて切ない
世の中うまくいかないことばかりだ
尚人みたいな戦友ほしい

2021/12/19

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑？」

彼女みたいに魅力的な人になりたい。決して美人じゃなくても惹きつけられる彼女みたいに。
私も「こんなはずじゃなかった」未来を生きていくんだろうな。

友達の感想が素敵すぎたから載せます

「こんな恋したことないし、することもないんだろうなと思う。でも、全部がなんだか羨ましいと思った！こんなに恋してこんなに傷ついても、解決は時間がしてくれて、自分の過去に囚われがちだったことがバカらしく思いつつも、過去ってどうしても美しく見えちゃうもんなんだな」

2021/12/07

自分と同世代ということもあって、何者にもなれずもがく若者たちの小説はとても好きな分野。
しかし…切なくて綺麗な恋だと思ったものが、最初から分かっていた不倫とは。「法律が許してくれなくてもただ彼女といたかった〜」とか、気持ちは分かるけど、やっぱりただの言い訳でしかないし、なんというか、全然綺麗じゃない。
男側の思いは切実で、こんな風に愛してもらえたら幸せだろうなと思うけど、彼女は……。3年ぽっち待てない旦那さんのこと、本当に大事に思ってると言えるんだろうか？3年間付き合った浮気相手は、その旦那さんの更に下ってことで、それなのに、「ちゃんと好きだった」とか「同じだけ愛したいと思った」とか、なんかもう不倫で全部が台無しって感じでした。

2021/12/06

出だしから全てを斜めに見た表現の連続に疲弊した。
大学生から社会人になって、きっと誰もがぶつかる社会の中での自分の居場所や存在意義、理想と現実の差。
共感できる部分もあるけど、
僕も彼女も全く好きにはなれなかった。

2021/12/06

最低な女とメンタルがクソ童貞な男の物語をそれっぽい文章で哀愁漂う風味に仕上げた作品。これエモいでしょ？ってのがこれでもかってくらい伝わって痛々しい。でも好き。