残照の頂 の商品レビュー

湊かなえ(著者)

2023/11/26

いろいろな人がいろいろな想いを抱えて山に登っています。
最後の安達太良山へ登ったイーちゃんのお話が一番心に残った。それはもうただ立場に共感してしまったから。

2023/11/22

「続・山女日記」だけど、これだけ読んでも十分楽しめると思う。
山女日記と同じく、山をテーマにした短編かつ女性が主人公のものが四つ。
「立山・剱岳」が一番好きだった。
頂上でいただくコーヒーと和菓子、美味しいだろうな〜

2023/11/20

山を通して前を向いたり、心を通わせたり、ああまたここから始めようと思える作品。景色や音楽、食べ物の描写が素敵で山っていいな。

2023/11/01

山女日記の続編。山頂から見渡す景色にそれぞれの思いが重なる再生の物語。前作もそうだったけれど、壮大な自然の中で、一歩踏み出す前向きな作品。「北アルプス表銀座」のユウがとても気になる。「立山・剱岳」の母と子のお話が一番じんときた。

2023/09/28

昔、登山したなと思い出した。懐かしくなった。山で食べるカップラーメンがすごくおいしい。また機会があれば登りたくなった。

2023/09/26

「後立山連峰」
余所余所しい二人の行く末は。
荷物だけでなく色んな想いを背負いながら登る山は、どんな登山よりも心身共にきついだろ。

「北アルプス表銀座」
二人で登った頂に待っていた。
気持ちを伝えた時点で答えを口にしていたら、行為中の拒絶なんて酷い傷を負わなかったろ。

「立山･剱岳」
初めて聞く二人のなり初めは。
もしもの可能性を理解しているつもりでも、実際に起こったら受け入れる言い訳が欲しいな。

「武奈ヶ岳･安達太良山」
手紙に書かれた苦労話と現在。
最悪な形で途絶えた縁ではあるが、互いに想うことがあるからこそ再び繋がれたのだろうな。

2023/09/04

苦しい思いをしたあとの、素晴らしい風景、美味しい食べ物、は何物もに代えがたい。主人公の方たちと一緒に山登りをして、感動感激させてもらいました。

2023/08/14

前回ほど女性特有の悩みにフォーカスという感じではないので、男女関係なく広い世代が読みやすいのではないでしょうか。
登山は怖いというイメージでしたが、こういう楽しみ方もあるんだなと疑似登山が体験できるようで興味深く読了。

2023/08/17

前作の山女日記も大好きだったので、続篇がでてとても嬉しい！ 図書館で借りたのだが、途中で「これは買って少しづつ大切に読みたい」となり、買いました。文庫がでたら買い換えて、山女日記と一緒に大事にしたいシリーズです。山には登れないけど、出てくる花や山小屋、風景をいちいちスマホで調べて、想像しながら読むひとときは本当にしあわせです！

2023/06/25

うーん。。

全体的にだらだらとした印象。

キレがないというか、どうした湊さん？って感じの文章力。