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常設展示室 Permanent Collection の商品レビュー

3.9

305件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2024/01/07

原田マハさんの作品は、超ざっくりいうと「絵画がらみのもの」と「そうじゃないもの」とに分けられて、今までの経験から言うと私は絵画絡み作品とは波長が合わないかなあという感じだったけど、話題作だったので読んでみました! …まあ、やっぱり自分の教養というか興味の問題なのか、絵画と感情をリ...

原田マハさんの作品は、超ざっくりいうと「絵画がらみのもの」と「そうじゃないもの」とに分けられて、今までの経験から言うと私は絵画絡み作品とは波長が合わないかなあという感じだったけど、話題作だったので読んでみました! …まあ、やっぱり自分の教養というか興味の問題なのか、絵画と感情をリンクさせることが難しいので、これもすごく感動したというわけではなかったけど、何だかちょっと、美術館に行ったりだとか、絵画のポストカードを買ったりとかしたくなった!!そして収録されている6篇のうち最後の1つ「道」という話は、かなりジーンときた。 いずれも短めのお話なのでサクッと読めました。

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2024/01/03

あっという間に読んでしまった。 推しのゴッホの章が読めればと思ってたけど 最後の章は感動です。 明日上野に行こうかな。

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2024/01/02

短編小説集ということもあり、とても読みやすかった 今回もマハさんの美しい言葉に心洗われました ここにあるのはいつも待ってくれている 『常設展示室』での一枚の絵と巡る、 行き詰まった暮らしをバラ色に染めてくストーリー "ふとした瞬間に、心に浮かぶ風景がある&qu...

短編小説集ということもあり、とても読みやすかった 今回もマハさんの美しい言葉に心洗われました ここにあるのはいつも待ってくれている 『常設展示室』での一枚の絵と巡る、 行き詰まった暮らしをバラ色に染めてくストーリー "ふとした瞬間に、心に浮かぶ風景がある" わたしもいつか足を止める運命の一点に出逢えるといいな

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2023/12/21

感動。泣いた。 主人公も 物語も それぞれ違うけれど 向かう先は同じだと思った 1枚の絵を通して 力強く生きていく強さを 未来を感じた 背中を押される気持ち ラストの物語は 特に胸に迫るものがあった 凄いなぁ… 原田マハという人は 読んでいて 辛くて 苦しい場面もありつつ ...

感動。泣いた。 主人公も 物語も それぞれ違うけれど 向かう先は同じだと思った 1枚の絵を通して 力強く生きていく強さを 未来を感じた 背中を押される気持ち ラストの物語は 特に胸に迫るものがあった 凄いなぁ… 原田マハという人は 読んでいて 辛くて 苦しい場面もありつつ 最後は 感動と、主人公にエールを おくりたくなる。どれも。 溢れた感情を 言葉にするのが 難しい …感極まってしまった

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2023/12/18

原田マハ作品の2冊目に恋人から勧められて読んだ。 アートとは自分が極限の状態、もしくは自分の脳ぐちゃぐちゃな時、自分の心に触れられるような物のことを言うのかなと思った。 今年日本に上陸したルーブル美術館で初めての美術館を経験した私にとってはアートは歴史そのものなのかなと思っていた...

原田マハ作品の2冊目に恋人から勧められて読んだ。 アートとは自分が極限の状態、もしくは自分の脳ぐちゃぐちゃな時、自分の心に触れられるような物のことを言うのかなと思った。 今年日本に上陸したルーブル美術館で初めての美術館を経験した私にとってはアートは歴史そのものなのかなと思っていたが、実はそんなに深くなかったりして、と考えてみた。歴史を変えた偉人だって好きな女に振り向いてもらえなければ家に帰って泣いただろうし、人間誰しも、国を動かす騎士であってもマザコンだろうし。 著者の大きく揺れ動いた心を鮮明にキャンバスにうまく乗せる事ができたものがアートとするなら、失恋して、ママ〜って思った時に描いた母親を母性だと感じる人もいれば、悲しんでいる哀れな女性と思う人もいるかもしれない笑 今後は頭でっかちにならず、まずは心でアートを楽しんでみたいなと思えた。

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2023/12/09

美術に関わる女性を主人公にした短編集。一話目は重い感じでしたが、ニから五話目は動きがあって読みやすく、六話目は感動的でした。登場する作品を読み終わってからスマホで検索して確認して楽しみました。

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2023/12/05

本当だー美術館に行きたくなる。 特別展に行きがちだし、そうなると自分のペースで観れない。 常設かー。今すぐ行きたい

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2023/11/29

アートに関わる女性の短編集。たまに同じ人物が出てくることもあるが、基本的には別々の話。 ほんのりと救いはあるものの、全体的には暗い話。一人で生きていく女性の様々な転機と決断を描いている。 介護施設に入っている親との話が二つほどあった。キュレーターとして世界中を飛び回る主人公が親の...

アートに関わる女性の短編集。たまに同じ人物が出てくることもあるが、基本的には別々の話。 ほんのりと救いはあるものの、全体的には暗い話。一人で生きていく女性の様々な転機と決断を描いている。 介護施設に入っている親との話が二つほどあった。キュレーターとして世界中を飛び回る主人公が親の老後と介護と死に向き合う話。それは親の愛情が感じられる優しい話だった。

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2023/11/28

常設展示室、が描かれた短編集。 さまざまな年齢・肩書きの主人公たちがいて、 そのお話も美術館が舞台だったり、 違った話だったりしていて飽きずに読めた。 「群青」と「デルフトの眺望」 この2つが良かった。 なんだか無性に絵を観たくなった。

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2023/11/19

上質な短編が6篇 「群青」ピカソ・盲人の食事 「デフォルトの羨望」フェルメール・真珠の耳飾りの少女 「マドンナ」ラファエロ・大公の聖母 「薔薇色の人生」ゴッホ・ばら 「豪奢」マティス・豪奢 「道」東山魁夷・道 それぞれの絵になぞらえて女達の人生を切り取った珠玉の短編集...

上質な短編が6篇 「群青」ピカソ・盲人の食事 「デフォルトの羨望」フェルメール・真珠の耳飾りの少女 「マドンナ」ラファエロ・大公の聖母 「薔薇色の人生」ゴッホ・ばら 「豪奢」マティス・豪奢 「道」東山魁夷・道 それぞれの絵になぞらえて女達の人生を切り取った珠玉の短編集といった感じです。 老いた親との最期、平凡な日常で知り合った魅力的な男性、病に侵される女性… 最後の「道」が好き。 これには泣かされました〜 嗚咽が。゚(゚´Д`゚)゚。

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