嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか の商品レビュー

鈴木忠平(著者)

2021/12/05

心は技術で補える。心が弱いのは、技術が足りないから。

人は自分が理解できない物事を怖れ、遠ざけるもの。

落合監督とのやりとりを通じて選手、スタッフ、記者が変わっていく様子が浮かび上がった。

・何かに一心不乱に向き合う、自分のために仕事をする、結果に責任を持つ。

2021/12/04

yahooのスポーツトップで小出しに掲載しており、内容に惹かれたので購入。当時の裏話がこれまた中日ファンとしては面白く、かつ重厚な雰囲気の中野球をやっていた事が伺える。落合監督の頃の常勝球団に返り咲けるか、来期の立浪政権には期待しています。

2021/12/08

現役時代（中日時代）の落合さんのファンでした。でもチャンスの時に三振しても決して悔しがることなく、飄々としている彼の姿を見て、子供ながらに怒りを爆発させたものでした（笑）
大人になって改めてわかる彼の偉大さ。彼が監督になって観客動員数が減ったと言うけれど、あの当時の中日の野球がイチバン面白かったと思ってます。
そんな僕がこの本を読むんだから、終始頷きまくり読了した時には首がグラグラでした。
筆者は僕と同い年で、これもまた共感持てる考え方しています。筆者の若い頃の言動に「社会人なり立ての頃はこうだったなあ」としみじみしたりもしました。
40代男性にはドンピシャ、おススメ本です。

2021/11/30

こういったノンフィクションものは久々。本屋で気になっていて、Twitterでも評判良くて買ってしまった。読みやすくて、文章が綺麗。ちょっとした会話でも、相手が目の前で話しているかのように、情景が浮かぶ。サッカーでもこのような重厚なノンフィクションものでないかなと願ってしまう。

2021/11/27

日本シリーズの熱戦の裏で、読み応えがあり、今まで経験したことのない戦慄を感じる本に巡り合いました。
新聞記者の視点で、常識と非常識の狭間で真理を見つめる落合博満氏の監督時代を描いた大作です。
何も語らず予定調和を崩してきた落合監督の指揮の裏にはどのような考えがあったのか、野球人でなくても全ビジネスパーソンに読んでいただきたい良作です。

2021/11/24

前書きから泣けた。
落合博満の言葉が出てくるたびに、泣けた。

川崎憲次郎を開幕選手にしたこと
野球選手という職業を持ってしまった人への終い方のメッセージ。
最初に紅白戦をしたこと
仕事は、誰に従属するでもなく、自分で考えて、全うするのだというメッセージ。
一人でいる人間にだけ心を開く落合さん。

愛がありすぎる人は生きづらい。　

ファンとして応援した数年を振り返り、改めて、ファンであってよかったと思った。

2021/11/22

なんか第一章読んで、宇喜多の捨て嫁思い出しました。勝つことが最大のファンサービス、本当にそう思います。。この頃の野球がおもしろくないなんて、全然思いませんでした。井端さんと立浪さんがなんか切ない。

2021/11/21

週刊文春連載中から、この本が単行本化されるのがとても楽しみでした。
私は、中日ファンでも落合さんのファン、アンチでもなく中立な立場ですが落合さんの考えていることをもっともっとたくさん聞きたくなりました。

2021/11/20

落合はやっぱりプロフェッショナルだな。野村監督もプロフェッショナルだったけど、選手を子供のようにID野球を教えたのに対し、落合は選手をプロならば当たり前と言うように接したんだね。
それに対し、どっかの在京球団ではFAで他のチームのエースや四番を集めて負け越したのに、さらに3年契約とは…。大甘だね。

2021/11/20

落合監督が好きなひとであればとても楽しめます。アンチ落合の妻に薦めたらあまり楽しめなかったということで、読む人を選ぶのかなと思います。