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会って、話すこと。 の商品レビュー

3.8

82件のお客様レビュー

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2021/10/17

◯この本を手に取った理由 コロナ禍で職場の人や仕事の関係者と本音で関われていないことに焦りやモヤモヤを感じていたが、そもそも本音で関わることが正解とは限らない、という考えに触れられると思ったから。 ◯この本を読んで考えたこと ・文章を書く時も人と話す時も自分に正直でいたい。背伸...

◯この本を手に取った理由 コロナ禍で職場の人や仕事の関係者と本音で関われていないことに焦りやモヤモヤを感じていたが、そもそも本音で関わることが正解とは限らない、という考えに触れられると思ったから。 ◯この本を読んで考えたこと ・文章を書く時も人と話す時も自分に正直でいたい。背伸びせずに知らない自分を正直に差し出す。 ・自分のことでも相手のことでもなく二人の外にあることを話すと会話は上手くいく。その時に知識や教養があるほどボケにボケを重ねられて会話は面白くなる。だから今まで話してて面白いと思った人は知識や教養のある人が多いのかもしれない。 ・あなたの目の前の人にはその人だけの思い出がある。そして何よりその人がこの世界で経た「時間」がある。 この本の中で一番響いた言葉。

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2021/10/16

ボケは仮説 バケのみで会話はOk 自分のことは話さない 相手のことも聞かない 他の話題、知識がベースにして いずれ仕入れた知識が出合いで発揮される 相手との間には風景がある 風景を見よう 話そう 作者に興味が持てる本

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2021/10/11

ふざけ具合が秀逸。いつの間にか真面目な話になってて気付いたら前半の悪ノリが伏線になってて回収される。 いかん。評論家になっていた。

Posted byブクログ

2021/10/10

人と深い話ができないと人間としての深みがないような気がして、とにかく相手の本音を聞き出すことに終始していた時期があった。自分の本音を語って気持ちよくなりたいのは人間の本能だと思っていたが、よく考えると、語る側は楽しいかもしれないが、それは聞き手である私を楽しい気持ちにするものでは...

人と深い話ができないと人間としての深みがないような気がして、とにかく相手の本音を聞き出すことに終始していた時期があった。自分の本音を語って気持ちよくなりたいのは人間の本能だと思っていたが、よく考えると、語る側は楽しいかもしれないが、それは聞き手である私を楽しい気持ちにするものではなかった。 これまで似たような環境に身を置き、愚痴や悩み相談や自分語りが会話の大半を占めていた昔の同級生や同僚。コロナ禍でご飯に行く機会も減り、久しぶりに会うと何を話していいかわからない。このご時世で大したビッグニュースもない。苦し紛れに話のネタをかき集め、お互いに手札を出し合ってマウンティング。 本書はそういった類のコミュニケーションの取り方を真っ向から否定し、「自分も相手もお互いに興味がない」ことを前提に会話を進める必要性を説いている。 きっと、ぐちゃぐちゃと自分の気持ちを吐露するようなことは自分の中で完結させるのが筋だし、人に話すとしてもネタレベルに昇華させるまでは寝かせた方がいい。 近況を話し合ってマウンティングするくらいなら、天気やニュースの話をした方がいい。 本当に知りたいことだけ質問すればいいのかもしれない。相手の仕事に興味がないなら無理やり「最近仕事どう?」なんて聞かなくていいのかも。 (それって寂しくないのだろうか?それじゃ、人は永遠にお互いをわかり合うことができないんじゃないか。) 私はそう思ったけど、 そもそもお互いをわかり合うことなんてできない、という悲しみを受け入れた上で適度な距離感を取るのが大事なんだ、と著者は言ってる。 つまり、自分の機嫌は自分で取れっていうことになるんだけど。 深い話をできない、ネガティブな一面を見せない人は話していてつまらないと思っていたけど、きっとその人の方が私よりも何倍も強いのだと気付いた。 色々閃くことが多い本だったから、早く誰かと試しにコミュニケーションを取ってみたい。

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2021/10/06

前著「読みたいものを書けばいい」で至高の文章術を説いた田中泰延氏による会話術。 巷に数多ある会話術の本で語られるのは、まさに「術」=テクニカルな内容だが、本著によってそれがいかに浅薄で表面的なものであるかが明示されてしまった。 会話に必要なのは、何よりも人と人が“会う”という...

前著「読みたいものを書けばいい」で至高の文章術を説いた田中泰延氏による会話術。 巷に数多ある会話術の本で語られるのは、まさに「術」=テクニカルな内容だが、本著によってそれがいかに浅薄で表面的なものであるかが明示されてしまった。 会話に必要なのは、何よりも人と人が“会う”ということであり、では“会う”のに大切なことはなんなのか、そもそも私たちが“会う”ことの何に期待しているのかから紐解いている。 いかに自分のことを語るか いかに相手のことを聞き取るか そんな形骸的な会話術など必要ない。 相対する大切な人との時間をいかにしてよりよいものとするか。 必要なのは話術ではなく、教養と愛情。 「人と会う」ことが、今までになく貴重で困難になっている昨今、本著を通して「人と会う」ことの大切さと愛おしさを改めて想った。 必ずや多くの人の心に響くに違いない。 まさに至高の会話術と言えるのではないだろうか。 知らんけど。

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2021/10/04

よくある会話術のハウツー本ですが、言っていることは今までと真逆。フザケているようで、でも的を得たアドバイスばかり。会話の極意を面白おかしく伝授してくれます。毎朝どこか緊張して臨んでいた幼稚園のママさん達や先生とのおしゃべりですが、少しずつ楽しむ余裕が生まれ始めたのはこの本のおかげ...

よくある会話術のハウツー本ですが、言っていることは今までと真逆。フザケているようで、でも的を得たアドバイスばかり。会話の極意を面白おかしく伝授してくれます。毎朝どこか緊張して臨んでいた幼稚園のママさん達や先生とのおしゃべりですが、少しずつ楽しむ余裕が生まれ始めたのはこの本のおかげです。クスクス笑いながら、サクサク読めちゃうところも良いところ。

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2021/10/01

Amazonの評価がかなり高かった。 自分の話でも相手の話でもなく、体験や感情を共有するというのがなるほどだった。全然気負うことなくコミュニケーション取れるじゃん、と。対面で話すっていいよね〜。

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2021/09/29

会話本である事は間違いない。人間関係で困っていて、その過程で会話が困っている人が読む本かな。色々な本を読み、テクニックに縛られた人が解放されるような本です。最終的に私はよくわからなかった。自分の事をわかって貰おうとはせずとも相手を無影に理解する必要はないという事。

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2021/09/21

読み始めて、まず今野氏がどんな方か検索しお顔を確認、イメージができたところで読み進めた。2人の軽快な会話に笑いながらあっという間に時間が過ぎていった。書かれてあるとおり、「何の役に立つかわからないが抱えていた知識」を持っていると更に本書を楽しめると思う。そして読み進めて最後の方の...

読み始めて、まず今野氏がどんな方か検索しお顔を確認、イメージができたところで読み進めた。2人の軽快な会話に笑いながらあっという間に時間が過ぎていった。書かれてあるとおり、「何の役に立つかわからないが抱えていた知識」を持っていると更に本書を楽しめると思う。そして読み進めて最後の方のページ、今野氏の写真が田中さんとともにしかも笑顔であるではないですかwとにもかくにも2人の掛け合いが素晴らしく、早く「会って話すこと」が日常に戻ってくれば良いなぁ、前著もぜひ読みたいなぁと感じました。いやぁ面白かった!

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2021/09/19

本書のメッセージはタイトルの通り「自分のことはしゃべらない」「相手のことも聞き出さない」こと。ひたすら自分語りしたり、根掘り葉掘り質問していたら本当の意味で会話は豊かにならない。 会話をする上では ・わたしの話を聞いてもらわなければならない ・あなたの話を聞かなければならない ...

本書のメッセージはタイトルの通り「自分のことはしゃべらない」「相手のことも聞き出さない」こと。ひたすら自分語りしたり、根掘り葉掘り質問していたら本当の意味で会話は豊かにならない。 会話をする上では ・わたしの話を聞いてもらわなければならない ・あなたの話を聞かなければならない という発想を捨てると、楽にコミュニケーションをとれるようになる。要は人は人に興味がないので、熱く語ったり、熱心に話を聞いたところで・・・ということになる。会話に結論は不要で、適当なことを話せばいい。 お笑いの文化にはボケとツッコミが存在するが、日常の会話ではボケをかますことだけ考えていればいい。ボケは今目の前にある現実世界に対する、別の視点からの「仮説提示」であり、豊かな会話の出発点であるという。ツッコミはそれをぶち壊してしまうので、日常生活では不要。

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