月曜日の抹茶カフェ の商品レビュー
『木曜日にはココアを』の続編。 今回は東京と京都をつなぐ12ヶ月間の抹茶リレー。 登場人物は皆、私達の身近にいそうな人達ばかり。 日々悩んだり、立ち止まったり、人生に苦味を感じたり。 抹茶の一口目に感じる苦みが彼ら、彼女らの心とリンクする。 思いがけない出逢いや、誰かが発し...
『木曜日にはココアを』の続編。 今回は東京と京都をつなぐ12ヶ月間の抹茶リレー。 登場人物は皆、私達の身近にいそうな人達ばかり。 日々悩んだり、立ち止まったり、人生に苦味を感じたり。 抹茶の一口目に感じる苦みが彼ら、彼女らの心とリンクする。 思いがけない出逢いや、誰かが発した何気ない言葉、そこから視点を変え、一歩前へと進む主人公達。 苦味から旨味へと変化していく抹茶のように心もほどけて行く。 過去、現在、そして未来、様々な偶然と奇跡の積み重ねで人生が繋がっている事を実感する。 点と点が繋がり、皆のかけがえのない道となる。
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人と人とを繋ぐ「マーブル・カフェ」。連作単編でほっこりと素敵な物語が紡がれる。如何せん、物語が短すぎる。もっともっと味わって登場人物のことを掘り下げていきたいのにすぐに終わってしまうのがとても残念。抜け巻探しが個人的には好きだったかな。全てにサイドストーリーとしてもっと膨らませた...
人と人とを繋ぐ「マーブル・カフェ」。連作単編でほっこりと素敵な物語が紡がれる。如何せん、物語が短すぎる。もっともっと味わって登場人物のことを掘り下げていきたいのにすぐに終わってしまうのがとても残念。抜け巻探しが個人的には好きだったかな。全てにサイドストーリーとしてもっと膨らませたお話があっらいいのにと思ってしまった。それくらいどれも魅力的。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1話1話の繋げ方が上手い。 ほのぼのして、優しい気持ちになれる。 自分の思い、人の考えを大事にしようと思える。 5〜8話が特に好き。 孫視点からのおばあちゃん視点はずるい。 お互い気にかけてるのに素直になれない、伝わってないすれ違いは見てて辛いけど、宮沢賢治が仲介になったのがいい。 ちょっと頑固だけど、名前で呼ばれたり照れがあったり、お店のこと褒められてドヤる、かわいいおばあちゃんだったなあ。 ネコの視点って面白い。 「本ってきっと、この短冊の集まりなんだわ。」 素敵な発想。 本屋のおじさんもいいキャラ。
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青山美智子さんらしくほっこりと人のつながりを感じられる作品。 人との縁や見落としがちな大切なことを教えてくれる。
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読みやすい。 ほっこりストーリー。 連作短編で、おばあちゃんの話や古本屋さんの話にうるっときた。 吉平のお店のその後も気になる。
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人の縁ってどこからつながってるのか、不思議だな…って思った。 ひとつひとつの縁を大切にするかしないかで違ってくる人生の分かれ道。 読みやすいけど、シンプルすぎた。
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こんな風に素直に気づいて行動すると周りにもいい影響を与えられる、読みやすい表現ですんなりと心に入って、やっぱり登場人物の関わった人のまたその世界、っていうのがほんとに好み
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前回に続いてまた一話一話が通勤電車で読みやすい長さ。 各話がつながってるのは、青山さんの作風なのか! よく毎回ウルウルさせてくれるわー あぁ、青山さんは、私たちは誰も、 一本一本は細くて脆い、糸の縁で繋がっているということを描きたいのだな。 どの主人公も基本的良い人だけど、 ど...
前回に続いてまた一話一話が通勤電車で読みやすい長さ。 各話がつながってるのは、青山さんの作風なのか! よく毎回ウルウルさせてくれるわー あぁ、青山さんは、私たちは誰も、 一本一本は細くて脆い、糸の縁で繋がっているということを描きたいのだな。 どの主人公も基本的良い人だけど、 どの人物にも感情移入できる話を描くってすごい マイナーチェンジ。 アップデート。 会いたい人には誇れる自分で会えるように。 私も今年は!
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前作、「木曜日にはココアを」に出てきた登場人物とも繋がっていて、今回は舞台が京都にも飛び、ほっこりできる短編でした。登場人物がかける言葉も綺麗で心掴むものがあり、このシリーズ大好きです。
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こちらもやはり、お探し物は図書室まで と比較するとうーん、、と思うとこもあるが、 それでもやはり心温まるストーリーばかり。
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