月曜日の抹茶カフェ の商品レビュー
先週、「木曜日にはココアを」を読了し、この「月曜日の抹茶カフェ」が続編だと目にしたので、すぐに学校の図書館で借りてきました!前作の各章の主人公に関わりのある人たちも、メインの登場人物やサブとして多く出てきたので、詳細をはっきり覚えているうちか、お手元に前作があるときに読むのがオス...
先週、「木曜日にはココアを」を読了し、この「月曜日の抹茶カフェ」が続編だと目にしたので、すぐに学校の図書館で借りてきました!前作の各章の主人公に関わりのある人たちも、メインの登場人物やサブとして多く出てきたので、詳細をはっきり覚えているうちか、お手元に前作があるときに読むのがオススメです! 今回は、1章から12章で1月から12月という時系列に沿っており、前作と同じように、毎章主人公は違いますが、(前作も含めて)それぞれの人物が繋がっているという構成でした。 本書も例に漏れず、人生を前向きにしてくれる言葉や名言が数多くあり、心を温めてもらいました。 1番好きなフレーズは、 「『最初の手』なんて、ないんだ。 この世に生まれ落ちたときから、僕たちはただどこまでも繋がり続けている。」(10章より) です。青山さんの本を読んでいていつも感じていることを言語化してくれたような気がして、とても心に残りました。 本書のお気に入りポイントとしては、第1章と第12章が他の章たちを挟んで繋がっているところです。第1章で出てきた2人のその後が気になっていたので、最後の最後に見られて良かったです(#^^#)
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優しくて前向きになれる。私は先に「図書館」を読んでいたのでその差に驚いての☆3。私には必要なビタミン的な作者。
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『木曜日にはココアを』の続編でこちらもとても読後感が良い。人と人はどこかで繋がっていて、何気ないきっかけや行動、偶然が人生の伏線になっているんだなと思う。
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いつも通りに優しい眼差しで人と人との縁を紡いでみせる青山さんらしい作品ですね。 東京の片隅にあるこじんまりしたカフェ、オーナーであるマスターと称される人物の思い付きで定休日の月曜日に抹茶だけ供する抹茶カフェを営業する♪ 抹茶カフェを運営するのは京都の老舗茶舗の息子で、東京に支店を...
いつも通りに優しい眼差しで人と人との縁を紡いでみせる青山さんらしい作品ですね。 東京の片隅にあるこじんまりしたカフェ、オーナーであるマスターと称される人物の思い付きで定休日の月曜日に抹茶だけ供する抹茶カフェを営業する♪ 抹茶カフェを運営するのは京都の老舗茶舗の息子で、東京に支店を出すことになり心ならずも担当させられることになった人物。 ちっちゃなおじさんマスターの初め頃の言葉「人でも物でも、一度でも出会ったら縁があったってことだ。縁ってのはタネみたいなもので小さくても地味でも育つとあでやかな花が咲いたり美味しい実がなったりするんだ、種の時は思いもつかないような」にぜんぶが集約しておりますよね! そうして12か月間12篇の物語がうまくリレーされて行き、ほっこりほんわか、たまにしんみり気分になりながらお茶でも一服しつつ読了出来るお話しでした。
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川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。 一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。 12話入っているので、1話1話は短いですが濃茶(笑)です。 個人的...
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。 一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。 12話入っているので、1話1話は短いですが濃茶(笑)です。 個人的には最初のツイてない携帯ショップ店員の女の子と、最後の愛想のない茶問屋の若旦那の話がすごく好き。ちゃんと最初と最後の話がつながって、二人の素敵な未来を予感させるような終わり方がとても良いです。 他の人たちの話も短いページの中でその人の人生や考え方などがぎゅっと濃縮されていて、それでいてちゃんと答えというか、いい方向へ向かう結末が待っているので、安心して読めます。 青山さんの他の作品を読んでいると、「あ、この人知ってる!」という既視感を覚えるのも楽しいです。 特に「木曜日にはココアを」とのつながりが多くて、読んだ後すぐに確認してしまいました(笑) この1冊の中でのつながりはもちろん、他の作品ともつながっていて、なおかつ登場人物同士もどこかでつながっているので、そのつながりが誰かに幸せをもたらしているという書き方が本当に好きです。 個人的に嫌なことがあっても、その嫌な気持ちが浄化されるようなほっとする読み心地でした。これ以上嫌な気持ちになりたくないな、と思ったときに救い上げてくれた1冊です。
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抹茶カフェを皮切りに、関わっていく人を描いた短編集。サクサク読めました。 マスターが今回も謎めいていて素敵。 こんなカフェが行きつけに欲しいです。
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抹茶カフェを中心に関わっていく人々の話を描いている。印象に残ったのは、カマキリの卵のところで、宮司さんが「みんなで育ててるんですよ」と一言。福居さんの成長を象徴するシーンで、伝えたかったのはここだったのかなと。
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それはそれで面白いんだけど、一編一編があまりに短くてあっさりしてて、もう少し浸っていたいなと物足りなく感じた。とはいえ相変わらずものすごく「刺さる」短編が何個かはあったりして、やっぱりこの人の本は好きだなと思う。
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青山さんの作品はすごく心が温まる。 出会いって奇跡だよなぁと思いつつ、運命、信じてもいいのかな、と思わせてくれる作品だった。
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爽やかな物語。自然にどんどん惹かれ読み進めていってしまいました。どんなものにも縁があり物事の受け止め方により、全く違うものになってしまいます。すべて良い方向に捉え考えていきたいと思いました。
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