月曜日の抹茶カフェ の商品レビュー

青山美智子(著者)

2023/09/28

終わりまで読んでまた最初に戻って読み返したくなる。
何気なく発した言葉が、誰かの新しいチャレンジの力になるってとっても素敵。
失敗を恐れるよりも、失敗を改良のヒントとしてどう今後に活かすか、そんな風に捉えて日常も過ごしていこう。

最近読んだ他の著者の作品でも「水無月」というお菓子が出てきたが、こうして同じものが出てくる本を立て続けに手に取ったことも自身にとっての何かのご縁なのかもしれない。
よし、水無月が店頭に出る季節には水無月とお抹茶をいただけるお店に行くことにしよう。
今から来年のカレンダーに予定として書き込んでおこう。

2023/09/12

エッセイのように心地よく読める作品。人と人との素敵な縁がたくさん詰まってます。木曜日と合わせて誰か素敵な縁の相関図を書いてくれないかなぁ。

2023/09/09

人生は一筋縄ではいかない。ずっと同じ場所にとどまって暮らす決断をすることもあれば、遠く離れた場所にチャンスをつかみに行くこともある。抹茶が人々をつなぐお話。

2023/09/09

「木曜日にはココアを」の舞台マーブル・カフェで、定休日に行われたマッチャ・カフェ。
今作もまぁるく縁は繋がっていきます。
今作のテーマは、同じ出来事でも見る方向を変えれば全く別のものが見えるということでしょうか。
あんなことをしてしまったから結果こうなってしまったんだ‥‥と嘆くより、例えば雨が降ってきたおかげでこんな素敵なお店に巡り会えた、と考える方が人生何倍も楽しい！ということをこの一冊が教えてくれます。
そして、あの時のアレが巡り巡って誰かの幸せに繋がっている‥‥それも、幸せにした本人はそのことに全く気付いていない‥‥世界はそんな巡り合わせでできている。
こんなふうに考えるのは、タラレバを嘆いて眉間に皺を寄せるよりも口角が上がってイイですね(´∀｀)

2023/09/07

木曜日のココアと同じ短編集だけど、前の話の登場人物が次の話では主人公にというチェーンストーリー。特に良かったのは夏越の祓。現女将の心意気を知った前女将の気持ちに共感した。あと、次の主役はこの中の誰かな〜？と想像しながら読むのも楽しかった。おじさんと短冊が一番え？！この主人公？って驚いて笑った。
カンガルーが待ってるの「どの手がひとつでも離れていたらここにはたどりつけなかった。」にズキューンだった。

2023/08/29

続編。やっぱり言葉選びが素敵。希望が持てる。
短編がたくさん続いていく中で、題と共に月と場所を示してあって季節の移り変わりと共に人の心の変化を感じた。時代が変わっていくことで人々も物も変化するけど、それをより良いものにアップデートしているんだという前向きな言葉が、自分の心もパッと明るくなるような気分にさせてくれた。

2023/08/27

2023/8/24
この形式の小説最近読んだぞ？と思ったらまさしく続編だった。
読みやすいね。
人と人との繋がりっていいな、大事だなと素直に思える。
いいなと思ったものを素直に受け入れるのってかっこいいなと思うけど、ついネットで調べたりして裏を確認してしまう現状。
インスタで見たきれいなものを確認しに行くのもいいけど、何も情報ないまま行くしかなかった頃も愛おしいよな。
でも現代人余裕ないのよ。
お金も時間も。つらいな。

2023/08/11

読んでてじわーっと胸にこみ上げてくるものがあって思わず涙した。劇的な展開があるわけじゃないけど、懐かしさ、温かさ、人の温もり、優しさ、いろんなものをしみじみと感じて涙が出る。周りの人や人との縁を大切にしよう、って思えるお話。読んでよかったし、またいつか読みたいな、って思った。

2023/08/10

お抹茶と和菓子を頂きたくなる物語
木曜日のココアはまだ読んでないけど…短編集でもどこか物語が繋がっている
そして心がほっこり

一気読み作品でした

2023/08/07

他の作品同様、小さな幸せや自分らしさ、人同士のつながりにスポットが当てられていて、いい。
マスターの登場場面が多い。