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国宝(上) の商品レビュー

4.4

71件のお客様レビュー

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2025/03/06

才能が血筋を凌駕する その名の通り、極道の子がその才能で世襲制の歌舞伎の根底をひっくり返すストーリー そこには青春・理不尽・裏切り・羨望・嫉妬・絶望が絡み合い、ページを捲る指が見えない糸で操られているかのようである。 結論、超おもろい

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2025/02/22

ずーっと気にはなってたコたちのひとつ。 映画の予告編見たのがきっかけで読み始めた。 途中で止まれないから、これから読む人はまとまった時間作ってから。

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2025/02/03

映画の予告に衝撃を受けて即購入! もともと歌舞伎好きなので目の前で舞台を観ている気分になります。三味線の音、義太夫の声が聞こえてくるような・・・。 苦難の連続のなかでどうやって国宝として開花するのか、 それでも芸の道を登り続ける喜久雄に魅せられながら「花道編」へと進みます。 美し...

映画の予告に衝撃を受けて即購入! もともと歌舞伎好きなので目の前で舞台を観ている気分になります。三味線の音、義太夫の声が聞こえてくるような・・・。 苦難の連続のなかでどうやって国宝として開花するのか、 それでも芸の道を登り続ける喜久雄に魅せられながら「花道編」へと進みます。 美しい物語の結末とは。

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2025/01/31

演劇で二人の才能がぶつかる物語と聞くと「ガラスの仮面」、「チョコレートコスモス」が頭に浮かぶ。マヤが喜久雄、亜弓が俊介といったところか。

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2025/01/22

映画「国宝」のキャストがあまりに豪華なので、気になって読み始めたところ、 主演の吉澤亮くんの「隣家侵入事件」 この映画の主役は間違いなく吉澤亮くんしかいない、と読み進めていたので、公開が延期になるとかお蔵入りするとか、心配でたまらなくなりました。……どうかこの映画が吉澤亮主演のま...

映画「国宝」のキャストがあまりに豪華なので、気になって読み始めたところ、 主演の吉澤亮くんの「隣家侵入事件」 この映画の主役は間違いなく吉澤亮くんしかいない、と読み進めていたので、公開が延期になるとかお蔵入りするとか、心配でたまらなくなりました。……どうかこの映画が吉澤亮主演のまま公開されますようにと、祈るような気持ちのまま、上巻を読み終えました。 (「舟を編む」は再読なので)久しぶりに引き込まれる本に出会いました。 登場人物がどの人も個性豊かで、芸達者で、一生懸命で。芸が好きで好きでたまらないけど口べたな喜久雄、そんな喜久雄が大好きな徳次、実の息子を差し置いても芸のために喜久雄を選んだ白虎。 彼が死ぬ間際に「俊ぼーん」と叫ぶところは歌舞伎役者と親の間で葛藤し続けた彼の辛さ、苦しさが出ていて、とても切なかったです。 上巻は、落ちるところまで落ちた喜久雄と俊介にようやく少し明るい日差しが見え始めたところで終わります。 もちろん、下巻もワクワクしながら今日からすぐ読み始めます。 楽しみで仕方ないです♡♡

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2025/01/18

前に読んだこの作者の作品は少しミステリー要素が入っている物が多く、一方どの作品も人の内面や人間らしい所は上手く描かれていた。 本作はミステリー要素は無いが人間味は良く書かれている。少し意外だったのは文章の表現が軽い所だ。 この様な書き方もするんだと驚いたが、自分はこれはこれで好き...

前に読んだこの作者の作品は少しミステリー要素が入っている物が多く、一方どの作品も人の内面や人間らしい所は上手く描かれていた。 本作はミステリー要素は無いが人間味は良く書かれている。少し意外だったのは文章の表現が軽い所だ。 この様な書き方もするんだと驚いたが、自分はこれはこれで好きだ。 上巻を読み終えて、これからどんな展開になっていくのか楽しみである。

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2025/01/02

運と天性の才能 夢中になれるって何よりも強い 実際に観たくなって、思わずチケットを購入 初めての歌舞伎は、京都の南座で

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2024/12/17

映画化の知らせから気になっていたのでありますが、独特の語り口調がなかなか手に取ることが出来ずにいたのでございます。 試し読みしてみると、杞憂であると確信したのでございます。 見事なまでに小気味良いテンポが軽やかに読ませてくれるのであります。 喜久ちゃんの心のうちはあまり語られて...

映画化の知らせから気になっていたのでありますが、独特の語り口調がなかなか手に取ることが出来ずにいたのでございます。 試し読みしてみると、杞憂であると確信したのでございます。 見事なまでに小気味良いテンポが軽やかに読ませてくれるのであります。 喜久ちゃんの心のうちはあまり語られておらず、辛い気持ちになってしまった。 二代目が亡くなるシーンで『すんまへん』という吉沢亮の喜久雄が楽しみでならない。 たぶん泣く。 二代目、ほかに伝えておかなきゃならないことがあっただろう でもそれを言ったら後ろめたさから…って捕らわれかねないのか。

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2024/12/16

本作は映画化が決まっており、吉沢亮主演で来年公開らしい。 独特な地の文の語り口調を読みながら、本作は映画ではなく、NHKの朝ドラや大河を狙って書かれたのでは、と勝手に思った。

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2024/12/13

これは!! ストーリーが面白いのはもちろん、描写が素晴らしい! 様々な場面が脳内で鮮やかにイメージされる! そして何もかも包み込むような語り口、これがまたいい!

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