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三十の反撃 の商品レビュー

3.5

108件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/08/04

主人公ジヘの行動力が変わっていく姿が印象的で、 読んでいくにつれ面白くなり、結末も素敵で圧倒的だった。 印象的なセリフが多く、心に残る素敵な物語に出会えて良かった。

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2024/08/02

1988年に韓国に生まれ、30歳を迎えたジヘ。非正規で働き、面接を受けては落ち続ける。そんな彼女の周りにある「理不尽」な事に、ギュオクと共に小さな反撃をしていく…そして大人になるとは?を考えさせられる一冊

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2024/07/11

⭐︎3か4か迷ったけど、個人的に読んでいて自分のものにならなかった感(琴線に触れなかった)があったので3にした。 世の中には理不尽なこととか、ふてぶてしくて横柄で嫌な人とか、いっぱいいる。そういうこととか人に対して黙っているのが一番楽なんだけど、そのまま生きてくのが嫌になることっ...

⭐︎3か4か迷ったけど、個人的に読んでいて自分のものにならなかった感(琴線に触れなかった)があったので3にした。 世の中には理不尽なこととか、ふてぶてしくて横柄で嫌な人とか、いっぱいいる。そういうこととか人に対して黙っているのが一番楽なんだけど、そのまま生きてくのが嫌になることってあるよねえ、っていうのはとても共感。 私はそこそこ正義感が強めな方だと自負してて、生きづらくてたまんなかったこともあったけど、最近は結局人も周りも変わらないし、面倒臭いし傷つくし疲れるし、っていうので、違和感から目を逸らしたり、横柄でやばい人からは極力距離を取っていて、 でもそればっかりが良いって訳じゃないよな。 面倒臭いけどこれだけは言わなきゃ、とか、ここだけは譲れない、みたいな自分の芯を大事にしようと思いました。

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2024/06/23

以前読んだ「アーモンド」の印象が強烈で、その作家さんのなら読んでみようと思ったのでした。 でも今回はテーマも時代も全く違う。 ちょっと落ち着いてじっくり読まないとついて行けない内容で、今の私には無理でした。

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2024/06/11

周りに合わせて、空気を読んで、なんで?と思っても仕方ないと言い聞かせて。 その上、自分のやりたいこともわからずとりあえず生きるために働く。 私はそんな自分を少しでも変えたいと思ったし、また勇気をもらいに戻ってきたいと思えた作品だった。

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2024/06/08

30歳の非正規社員キム・ジヘ。平凡に生きている彼女が同僚と出会い、やり取りがキッカケで小さな反撃をしていく。 ジヘと自分は年齢は違えど共感する言葉がたくさん出てくきた。 理不尽な事に立ち向かおうとする姿に勇気をもらえる。 大きく変わらなくとも何かを変えたいと気持ちを表し反撃をし...

30歳の非正規社員キム・ジヘ。平凡に生きている彼女が同僚と出会い、やり取りがキッカケで小さな反撃をしていく。 ジヘと自分は年齢は違えど共感する言葉がたくさん出てくきた。 理不尽な事に立ち向かおうとする姿に勇気をもらえる。 大きく変わらなくとも何かを変えたいと気持ちを表し反撃をし、以前はただ平凡に生きようとしていたジヘの心の変化がとても良かった。

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2024/05/19

三十歳記念に読んだ本。 疑問をもち、考え、行動することはリスクも伴うし気力と体力がいる。それでいて事態が好転する保証もない。 そんなリアルさが絶妙な加減で描かれていた気がする。 度々登場する曲をBGMにしながら、勇気ある行動に声援を送りつつページをめくった。 最後の主人公の発想、...

三十歳記念に読んだ本。 疑問をもち、考え、行動することはリスクも伴うし気力と体力がいる。それでいて事態が好転する保証もない。 そんなリアルさが絶妙な加減で描かれていた気がする。 度々登場する曲をBGMにしながら、勇気ある行動に声援を送りつつページをめくった。 最後の主人公の発想、とってもいいなあ〜 そして、こういう注釈の付け方もあるのか!と新しい発見。韓国文化の学びにもなる。

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2024/05/16

なんだか『逆ソクラテス』を思い出しましたよ。 男性の実家が裕福で、女性が厳しい生活状況というのが韓国あるあるな感じがしたけれど、韓国社会の実情が良く見える小説だった。 日本も似たような感じだけど、本当に締め付けの強い社会になってしまっているなぁと実感する。 身を守るために嫌なこ...

なんだか『逆ソクラテス』を思い出しましたよ。 男性の実家が裕福で、女性が厳しい生活状況というのが韓国あるあるな感じがしたけれど、韓国社会の実情が良く見える小説だった。 日本も似たような感じだけど、本当に締め付けの強い社会になってしまっているなぁと実感する。 身を守るために嫌なことに目を瞑り続けていても、結局守られることはないのだ。 2024.3.10

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2024/04/15

周囲の圧力や誘いに流されてしまったことに後ろめたさを感じつつ、最後は前に進むことができたヒロイン。 世の中何かしら上手く行かないことも多くて、妥協したり自分を誤魔化したりしてしまうことも多い中、どんなに時間がかかってもそこから一歩を踏み出すこと、踏み出していいのだということを後押...

周囲の圧力や誘いに流されてしまったことに後ろめたさを感じつつ、最後は前に進むことができたヒロイン。 世の中何かしら上手く行かないことも多くて、妥協したり自分を誤魔化したりしてしまうことも多い中、どんなに時間がかかってもそこから一歩を踏み出すこと、踏み出していいのだということを後押ししてくれたような、そんな気がしました。

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2024/03/14

人生はいつも競争で、上を目指し続けるしんどさ。 見下したり見下されたり。 生き苦しそうな社会で、諦めることや我慢することに慣れてしまった30歳の主人公が、偶然の出会いと仲間との行動をきっかけに小さな反撃を始め、最後には自分らしく踏み出していく姿に私も背中を押される思いでした。

Posted byブクログ