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LISTEN の商品レビュー

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138件のお客様レビュー

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2021/11/07

『聞く』ことについての指南書。ありきたりの頷くや相づちを打つなどとは異なり、相手に真の好奇心を持ち聞くことを勧める。興味深い実験が、通勤時に知らない人と会話をする群と、いつも通りまたは一人の群と比較すると、前者の方が通勤後に最も満ち足りた気分になり良い効果が得られたとのこと。確か...

『聞く』ことについての指南書。ありきたりの頷くや相づちを打つなどとは異なり、相手に真の好奇心を持ち聞くことを勧める。興味深い実験が、通勤時に知らない人と会話をする群と、いつも通りまたは一人の群と比較すると、前者の方が通勤後に最も満ち足りた気分になり良い効果が得られたとのこと。確かにあまり親しくない人(見知らぬ人)と話すのはそれだけでストレスに感じてしまいがちだが、相手に好奇心を持って短時間でも話すとその労力以上の精神的な充実感が得られるのかもしれない。また、話をずらして自分の話に持っていくタイプも良い聞き手ではないと言われている。気をつけよう。

Posted byブクログ

2021/11/03

読み始めて十数ページ、なんだ、知っていることばかりじゃんとか、当たり前のことしか書いてないなあ、と思ったが、それこそが人の話を聞いていない証拠だと気付き、反省とともに謙虚に熟読。聴くと言うことは、その人がなぜその発言をしているかと言う、発言の奥にある真意に辿り着くことだと理解。聴...

読み始めて十数ページ、なんだ、知っていることばかりじゃんとか、当たり前のことしか書いてないなあ、と思ったが、それこそが人の話を聞いていない証拠だと気付き、反省とともに謙虚に熟読。聴くと言うことは、その人がなぜその発言をしているかと言う、発言の奥にある真意に辿り着くことだと理解。聴くって大事。「ラベリング・シグナリングに惑わされないこと。表面的なメッセージと、人となりは異なる」「話し手と同じ感情で聴く」「なぜ赤ちゃんの泣き声が気に障るのか」「少し考えたい」「言葉を聞くのではなく、状況を感じとる」

Posted byブクログ

2021/10/28

「聞くこと」に関する本は、随分と読んできましたが、いまだにちゃんと聴けていないように感じている自分ー。 今回もタイトルを見て、聞くことに関して、さらに深く理解しようという思いで購入しました。 この本で述べられている「聴く」とは、「人が言っている言葉を耳に入れる以上のこと」と...

「聞くこと」に関する本は、随分と読んできましたが、いまだにちゃんと聴けていないように感じている自分ー。 今回もタイトルを見て、聞くことに関して、さらに深く理解しようという思いで購入しました。 この本で述べられている「聴く」とは、「人が言っている言葉を耳に入れる以上のこと」と定義されています。 ただ、それは自分勝手な解釈をしてしまう可能性もあり、実はとても難しいように思えます。 この本の中でも、人間は相手の話すスピードよりも、脳のスピードの方が早いために、聞いているうちに上の空になってしまう、ということが述べられています。 人はときに他人の話ではなく、自分の話を聞いているように思えてなりません。 上の空になる前に、どうすればいいのか。なぜこの話を私に聞かせているのか、を考えるようにしましょう、と著者は説きます。 そして、特に自分の耳が痛くなるような、批判的な意見には、敵視せず、なぜ相手がそう思うのかを理解するための質問をしましょう、とも述べています。 特に印象に残ったのは、「優れた聞き手は間や沈黙を受け入れるということ。」という一文。 間や沈黙は、話を割り込むための隙を与えてきます。 そこでグッと我慢すること、いや、じっくりと待つことが大切なのだと感じました。 本を読むという行為は、「聴くこと」に近いように思います。この著者が何を言っているのか。それを純粋に受け止めることはとても難しく、どうしても過去に読んできた本の内容と結びつけてしまいがちです。(それが良い面で働くときもありますが) 時間を意識的に作ること。これは人の話を聴くときも、本を読むときも、ともに必要なのかもしれません。

Posted byブクログ

2021/10/28

20210914 「聴く」ことの奥深さを改めて理解できた。 胸に刺さったのは、 「逆説的ではありますが、生きた実感をいちばん味わわせてくれるのは不確実性です。」 これぞまさに最近意識しているコンフォートゾーンからの逸脱につながるな、と。 もう少し話を聞いてあげればよかった...

20210914 「聴く」ことの奥深さを改めて理解できた。 胸に刺さったのは、 「逆説的ではありますが、生きた実感をいちばん味わわせてくれるのは不確実性です。」 これぞまさに最近意識しているコンフォートゾーンからの逸脱につながるな、と。 もう少し話を聞いてあげればよかったな、という人がいるけれども、 その人の話をじっくりと聴いたことがあれば物理的に一度離れてしまっても、また同じ波長に戻りやすいんだって!

Posted byブクログ

2022/01/05

僕は人の話を聴くのが下手だったようだ。 危ない危ない。 心に残った言葉は、「良い読者が名著を生む」。(言葉は違うかもしれないがニュアンスは合っているはず) ただ、重複する内容が多く、ここまで分厚くなくて良いんじゃないかと思った。

Posted byブクログ

2021/10/14

「聴く」ことに対する意識の分散への警鐘の書。 「Listen」と「Hear」は本質的な意味で異なる。 僕らは「Listen」する内容や相手を「Hear」していないか? その「Listen」は本当に「Listen」か? そういったことを気づくきっかけになった。

Posted byブクログ

2021/10/12

ページ数の割りにはさくさく読めました。論旨に一貫性があるというわけではなく、ケーススタディ的な、辞書的な構成となっています。 平易な言葉で、綴られていてわかりやすいとおもいます。気になった言葉は次のとおりです。 ・好奇心があるということは思い込みがないこと ・愛する人に対し誰...

ページ数の割りにはさくさく読めました。論旨に一貫性があるというわけではなく、ケーススタディ的な、辞書的な構成となっています。 平易な言葉で、綴られていてわかりやすいとおもいます。気になった言葉は次のとおりです。 ・好奇心があるということは思い込みがないこと ・愛する人に対し誰しも思い込みをする傾向がある ・相手が自分でもわかっていないことを引き出すのが聞き上手 ・事実の奥には必ず感情がある ・効果的な反対意見は相手を理解してのみ可能 ・多くの人の話を聞けば聞くほど人の多様な側面に気づき、直感も冴えるようになる ・相手の状況を感じとるのが深く聞くこと ・優れた聞き手はおろかな人を見分ける

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2021/10/11

聴くことにフォーカスした唯一無二の大作。ビジネスマンとして力量があれば納得したり、なるほどと思わされるはず。 逆に、聴くこと・聴き方について何度も思考したことない人は読まない方が良い。文章量多い上に、同じことが何度も書いてある。その上、具体的なアクションへの示唆は乏しい。 ◯要...

聴くことにフォーカスした唯一無二の大作。ビジネスマンとして力量があれば納得したり、なるほどと思わされるはず。 逆に、聴くこと・聴き方について何度も思考したことない人は読まない方が良い。文章量多い上に、同じことが何度も書いてある。その上、具体的なアクションへの示唆は乏しい。 ◯要点 誰しも根源的には、「相手と繋がりたい」という欲求を持っている。そして欲求の現れが話すことであり、だれもが「より良く話したい」と思っている。 話し手のレベルを上げたければ、聞き手のレベルを高める。そのためには相手に好奇心を持ち、「アドバイスをしよう」と思って聞くことをやめるべき。 人間関係を破綻させるもっとも多い原因は相手の話を聞かないことであり、もっと聴くことについて理解を高めるべき。 ◯人間関係 ・友情を深めるいちばんの方法は、「いつもの会話」 ・みんな「自分には先入観がない」と思いがち ・相手を嫌いになるのは、理解してもらえるという期待が裏切られたとき ・嫌なやつに対しても「きちんと聴こう」とすれば不快感は減る ◯聴くのが下手な人 ・親しくない相手の話を聞くときは、先に分類してしまっている ・みんな「自分には先入観がない」と思いがち ・いちばん会話を邪魔するのは「自分は次に何を話そうか」という心配 ◯良い聞き手とは ・話し手と同じ感情になって聞ける人 ・事実の奥には感情がある ・相手が自分でもわかっていないことを引き出す人 ・この人は何故この話を私に聞かせているのだろうか?と常に自問できる人 ・相手がなぜそれをあなたに言ったのかをくむこと、それを日常の状態に出来る人が共感力の高い人 →「この漫画見ました、面白かったです」「まあまあ面白いよね」じゃなく「面白いよね」で始めなければ、自分のエゴを主張したり、その後に続くトークでマウントをとりたいだけ ・その人のプライベートな部分に一番共感する ・「事前にその人について調べる」「たくさん質問をする」と人は積極的に話したくなる ・良い質問のウラには、「救ってあげよう」「助言してあげよう」というウラがない ・自分の感情をひとまず置いて、先に相手の話を聞いてみる ◯話すときは相手に4つのうちいずれかの期待をしている ・質...真実、事実のみを望む ・量...自分がその時点で知る情報を、圧倒されない程度の量を知ることを望む ・関係...共感だけ望む ・論理...適度に簡潔に順序立てて知れることを望む いちばんイライラするのは、そして裏切られた...と感じるのは期待通りの会話をしない人である。相手の期待フォーマットにそって聴くことが大切。 レベルが高いビジネスマンになるほど、「関係」の配慮がなくなる。まず相手の望む期待フォーマットが何かを考えて聴くことが大事。 ◯その他 ・自分の話ばかりする人は、それが嫌なやつというより、根深い自分のなさ、不安、弱みの現れ。聴いてあげることが肝要 ・相手の言葉をじっくり考えることは、自分の心にそのひとを招き入れること。招きいれるイメージを頭の中に描くと、共感力は確実に上がる ・努力すれば、聴くことは上手になる「あなた自身の理解を助けるか邪魔するか」「相手との人間関係を強めるか弱めるか」。どちらを考えても、聴くことにフォーカスしたほうが得 ・つじつまが合わない会話をそのままにしておくとだまされる。辻褄があわないのは質問するべき ・「だれかの悪いうわさ」を聞くと、自己肯定感があがる。だから良くも悪くも悪い噂はなくならない。このことを知っていれば、うまい噂のチカラをコントロールできることもある ◯結論 ・相手の話を聴くためには、忍耐を必要とする ・自分の価値観を脇に置くのには、勇気も必要 ・忍耐と勇気をもち、純粋な好奇心をもとに、相手の話をただただ聴く。これが「聴く」ということ

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2021/10/10

【オンライン読書会開催!】 読書会コミュニティ「猫町倶楽部」の課題本です ■2021年10月26日(火)20:30~22:15 https://nekomachi-club.com/events/d64eeda02121

Posted byブクログ

2021/10/09

聴く  相手はどうして 話しにきてる、その内容を話しているか  どういう感情で 同   どういう価値観で 同 相手の裏にある理由や感情、、価値観を思いはかること=聴く

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