忌名の如き贄るもの の商品レビュー
正直終盤まで何かふわふわした感覚に襲われて、ちょっとどうなんだろうって感じになったのですが、ラストの犯人指摘の場面から急展開的に全部がガチっとハマりました。 全てが伏線に昇華し、美しい光景がありました。 2784冊 今年12冊目
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まず、登場人物紹介で、 太一 件淙の長男 狛子 太市の妻 の表記にしばらく首傾げた。え、人物紹介から謎解きはじまってる?忌名だから? 第1刷発行分、間違ってただけね… 代々伝わる儀式や風習にいつもわくわくする、いろいろ思いつくなー 今回密室感は緩かったけど、犯行の手段に度胸あ...
まず、登場人物紹介で、 太一 件淙の長男 狛子 太市の妻 の表記にしばらく首傾げた。え、人物紹介から謎解きはじまってる?忌名だから? 第1刷発行分、間違ってただけね… 代々伝わる儀式や風習にいつもわくわくする、いろいろ思いつくなー 今回密室感は緩かったけど、犯行の手段に度胸あるなというか、勝ち戦確信の計画と実行しきったのがあっぱれだった。 最後の方の怪談ぽい怖気残すためだったと思うけど、もうちょい早く犯人にきづけなかったのかな… あと最後に、本書は第3中·短篇集ってあったのに首傾げた。長篇なのに…
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忌名の儀式の最中に起きた殺人事件に挑む、刀城言耶シリーズ最新作。 今回はホラー要素が弱く、シリーズ売りのホラー、ミステリ何方に着地するのかという不安感が感じられなかった。 全ての疑問点を書き出しての多重解決も無かったが、真相はなるほど!と思える終わり方でした。 ちょっと期待値上げ...
忌名の儀式の最中に起きた殺人事件に挑む、刀城言耶シリーズ最新作。 今回はホラー要素が弱く、シリーズ売りのホラー、ミステリ何方に着地するのかという不安感が感じられなかった。 全ての疑問点を書き出しての多重解決も無かったが、真相はなるほど!と思える終わり方でした。 ちょっと期待値上げすぎたかな…
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お盆ということでお墓 参りを兼ねて母の実家 を訪ねてきました。 母の実家は戦後すぐに 建て替えた木造住宅で 実に築八十年程。 入口を入ると広い土間 があり、 一段上がって板の間や 畳の間が襖に仕切られ 連なる、 いわゆる農家の間取り です。 私が幼かった頃はまだ 囲炉裏...
お盆ということでお墓 参りを兼ねて母の実家 を訪ねてきました。 母の実家は戦後すぐに 建て替えた木造住宅で 実に築八十年程。 入口を入ると広い土間 があり、 一段上がって板の間や 畳の間が襖に仕切られ 連なる、 いわゆる農家の間取り です。 私が幼かった頃はまだ 囲炉裏がありお風呂も 薪で炊いてました。 お蚕さんがいて機織機 もありました。 そして仏間の鴨居には 亡くなった家人たちの 遺影がずらりと並び、 一人で入ると怖かった のを覚えてます。 厳めしい佇まいの漆喰 の蔵もあり、 お転婆だった私は悪さ したら閉じ込めるよと 言って脅されました。 さて、いいかげん自分 語りが長くなりました が・・・ 物語の舞台は戦後間も ない古い因習が色濃く 残る山村。 シンとした薄暗い廊下 に響くシタっシタっと いう微かな足音。 そんななにげない一文 が呼び起こす遠い日の 記憶。 それは仏間で遺影たち に睥睨され怖気た記憶。 ヒンヤリした蔵に閉じ 込められるかと怯えた 記憶。 そして、ふと気づくと あの頃の私が今の私を 見つめてるような気も ・・・ それはイチコにとって のイナコならぬ、 私の忌名としての存在 だったりして。 そう、私が受けるはず だった災いを身代りに 受けてくれたその子の、 その存在を薄っすらと 感じることができた気 がします。 なかなかオンシーズン な一冊かと♪
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今回も面白かったー! 相変わらず地名や名前の読み方が難し過ぎて登場人物の一覧を何度も見返す。 犯人は意外な人物やろーなと、思ってたのでやっぱりその通りかと。 最後の一文がゾクっとしたが、取り憑かれたかもしくは実は双子かと思ってたので驚きはしなかった。 刀城言耶シリーズは大好きなので次回作の発売を楽しみにしてる!
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★3.8くらい このシリーズでいうミステリーの部分について言えば、構成も素晴らしかったと思う。ほぼその点数。 ホラーの部分は、凶鳥と張るくらい弱くて過去一で怖くなかったかもしれない。普段ホラーを読まないからこそ、このシリーズではホラー要素を味わいたいと思っているので、その点が残念だった。
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毎回濃密な刀城言耶シリーズ長編にしては事件の展開が地味だったり怪異が脱力気味な気はしたけれど、解決の芯となる部分や幕切れはさすが。
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尼耳(あまがみ)家で行われる忌名の儀礼中に殺人事件が。尼耳家の娘と婚約している先輩に連れ立って虫絰(むしくびり)村にやってきた言耶。 相変わらずの民俗学蘊蓄すごいなぁ。いまいち位置関係とか儀礼の仕組みが理解しきれなくて、あまりイメージが湧きづらかったけど、雰囲気はとても伝わる。...
尼耳(あまがみ)家で行われる忌名の儀礼中に殺人事件が。尼耳家の娘と婚約している先輩に連れ立って虫絰(むしくびり)村にやってきた言耶。 相変わらずの民俗学蘊蓄すごいなぁ。いまいち位置関係とか儀礼の仕組みが理解しきれなくて、あまりイメージが湧きづらかったけど、雰囲気はとても伝わる。最後のセリフがホラー要素ばっちり。 難読ばかりですねー
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面白い過ぎて、ほぼ徹夜で読んでしまった。 大好きな刀城言耶シリーズ最新作。 今回は通過儀礼の最中に14歳の少年が死亡した事件を,少年の義理の姉(主人公?)と婚約者,婚約者の母と言耶が調査する話。 今回は怪奇現象は少なめで,少し寂しかったかな。 最後はどんでん返しあり,少し怪奇な感...
面白い過ぎて、ほぼ徹夜で読んでしまった。 大好きな刀城言耶シリーズ最新作。 今回は通過儀礼の最中に14歳の少年が死亡した事件を,少年の義理の姉(主人公?)と婚約者,婚約者の母と言耶が調査する話。 今回は怪奇現象は少なめで,少し寂しかったかな。 最後はどんでん返しあり,少し怪奇な感じでの終わり方。
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最新長編で、今回は従来の路線となるが、最初の死者視点が長い。ここだけで90頁ほど続く。 そこから、旧家でのおどろおどろしい殺人事件と言う展開に、皆を集めて謎を解くというエンディングになるので楽しめる。ただ、オープニングが長い分内容が少し弱くなり、不要な登場人物が多いのも残念で、も...
最新長編で、今回は従来の路線となるが、最初の死者視点が長い。ここだけで90頁ほど続く。 そこから、旧家でのおどろおどろしい殺人事件と言う展開に、皆を集めて謎を解くというエンディングになるので楽しめる。ただ、オープニングが長い分内容が少し弱くなり、不要な登場人物が多いのも残念で、もう少し枝葉を刈ってもよかったのではと思える。 しかし、伏線を回収しながらも二転三転する解決編は楽しいし、何より最後の一行が効いている。
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