ソニー再生 の商品レビュー
異端の考えを受け入れることは大切だと簡単に言うが、やはりそのためには生まれてきた育ってきた環境のバックグラウンドが大事だと感じさせられた。英語力だけでなく、自分が日本人であることや他との違いをしっかり意識していること。そのためにも慶介には海外で再度過ごしてもらう方が良いのではと考...
異端の考えを受け入れることは大切だと簡単に言うが、やはりそのためには生まれてきた育ってきた環境のバックグラウンドが大事だと感じさせられた。英語力だけでなく、自分が日本人であることや他との違いをしっかり意識していること。そのためにも慶介には海外で再度過ごしてもらう方が良いのではと考えるかになった。 どちらにしても、自分の考えをしっかり持っていることが大切と思う。
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平井社長がソニーの子会社時代にプレイステーションの開発に関わり、その後ソニーへ移り、低迷している会社を立て直すストーリーがメインの話になってます。 精緻な戦略といった内容ではなく、平井さんのリ−ダ-論が記載されてます。 まず、聞き役に徹すること、期限をくぎること、一度決めたらぶれ...
平井社長がソニーの子会社時代にプレイステーションの開発に関わり、その後ソニーへ移り、低迷している会社を立て直すストーリーがメインの話になってます。 精緻な戦略といった内容ではなく、平井さんのリ−ダ-論が記載されてます。 まず、聞き役に徹すること、期限をくぎること、一度決めたらぶれないことなどです。共感できる部分も多かったです。是非、皆様も読んでみて下さい。
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異なる意見=異見を聞くということを大切にして、マネジメントをおこなってきたことが詳説されている。 現場に出向いて、率直な意見を聞く。 そのためには、あらゆる手を尽くす。 トップとして一度決めたら、絶対にハシゴを外さない。 などなど、心理的安全性を保つ系のリーダー。 クライシスに...
異なる意見=異見を聞くということを大切にして、マネジメントをおこなってきたことが詳説されている。 現場に出向いて、率直な意見を聞く。 そのためには、あらゆる手を尽くす。 トップとして一度決めたら、絶対にハシゴを外さない。 などなど、心理的安全性を保つ系のリーダー。 クライシスに強いというのはとても信頼できる、ですよね。 社長になるまでの流れは、本当にこんなことあるんだ…!という感じで面白かった。作り話だったらウソつけ!となるけど、リアルでこんなことが起きちゃうのだから不思議だ。
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https://note.com/nagaoma13/n/n408655c7a9f2 に感想を書いています。
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リーダーとはどうあるべきか、というのを体験談から知ることができる。リーダー論の本は色々出ていていくつか学んだこともあるが、とても共感できた一冊。 自分もリーダー的立場になる時…が来るかはわからないけど笑 日々の意識にプラスしてみようと思えるヒントがたくさんあった。
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ビジネス本というよりも人としてどう人と接するか。どう正直にやっていけるか。人をいかに大切にできるか。当たり前に聞こえるけど、経営危機の会社を何度も再建する中でそれを実行してきた人は、人としてなんて強く、まっすぐだろうと思わさせられた。
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たまたま平井さんのお話を伺う機会があり、とっても惹きつけられて本書を探して読んでしまった。3時間ぐらいで読み切れた。その時にお話しされていた要素だったり、ソニー再生の際に行われていたことなどはthe heart of the businessの方がよく示されているんじゃないかなと...
たまたま平井さんのお話を伺う機会があり、とっても惹きつけられて本書を探して読んでしまった。3時間ぐらいで読み切れた。その時にお話しされていた要素だったり、ソニー再生の際に行われていたことなどはthe heart of the businessの方がよく示されているんじゃないかなと思う印象。(まだ読了してないが)ソニー再生と書いてあるけど、ソニー再生というより平井さんのソニー人生の話という方が正しいかなと思った。ソニー再生の方がキャッチーで売れたとは思うけど!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ソニー再生」という本は、ソニーの社長を務めた平井一夫さんが、3度も危機の中で組織を再生させた物語が記されています。この本には平井さんのリーダーシップの秘訣が詰ま っています。 平井さんは危機に立ち向かうリーダーにはEQ (心の知能指数)の高さが求められるとし、異なる意見である「異見」 を言いやすい雰囲気を作ることを大切にしました。 ソニーの社長として危機に立ち向かった際には、「KANDO」というソニーという組織が向かっていく方向を示し、社員に臨場感をもって こと言葉を浸透させたとのことです。 この本を読み、リーダーがビジョンを示し、社員が共感することの大切さを感じました。
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経営者としての考え方、人としての在り方は本当に学びになった 【3章】 ・立て直しにあたり、まずは置かれている現状を知ることから始める ・行き着いたのは、プレ3とは何か?自分たちはどういう会社なのか? ・経営者はEQ(心の知能指数)が高い人であれ、知ったかぶりではなく、本気で部...
経営者としての考え方、人としての在り方は本当に学びになった 【3章】 ・立て直しにあたり、まずは置かれている現状を知ることから始める ・行き着いたのは、プレ3とは何か?自分たちはどういう会社なのか? ・経営者はEQ(心の知能指数)が高い人であれ、知ったかぶりではなく、本気で部下にサポートしたいと思える人、票を投じてもらえる人でないといけない ・苦難に立ち向かうとき、まず成功した状態をイメージする、その上で成功した状態を実現するために必要なことを逆算で考える 【4章】 ・肩書きで仕事をするな ・Kandoの想いをぶらさない ・実際に会って想いを伝えないと伝わらない ・豊田社長がレーサーとしてハンドルを取り車を大好きであるようなインボルブ感は周囲の捉え方を変える 【5章】 ・異見を言い合える環境、雰囲気づくりが大事 ・リーダーは聞き役に回る ・期限を切る ・最後は自分の口で方向性を示す(責任を持つ) 【6章】 ・量より質を目指す中でROE10%を掲げたが、あくまで指標であり目的ではない、目的はKandoである(目的と指標をぶらさない) ・ターンアラウンドは黒字化だけでなく、次世代の芽を育てることも必要 ・新規事業プログラムは社長自らが関与せることで重要性を社内に示した(指示だけで終わり関与しないと長続きしない、特に大きい組織では大事) 【エピローグ】 ・平井さんは3度のオートパイロット状態でそれぞれ環境を変えている ・平井さんは新たなビジネスとして、支援が必要な子供達向けのビジネスを考えており、書籍の印税もそこに寄付される、この利他の精神が本当に素晴らしい
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EQが大切、で有名な平井一夫さんの著書。付箋貼りまくり、メモしまくりの1行1行が勉強になる一冊でした。
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