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invert[インヴァート] の商品レビュー

3.8

443件のお客様レビュー

  1. 5つ

    102

  2. 4つ

    185

  3. 3つ

    106

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  5. 1つ

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2024/02/08

あらすじ 綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。だが犯人たちのもとに、 死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……ITエンジニア、小学校教師、そして人...

あらすじ 綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はずだった。だが犯人たちのもとに、 死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが……ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れるのか? ミステリランキング5冠を獲得した「medium霊媒探偵城塚翡翠」待望の続編は犯人たちの視点で描かれる、傑作倒叙ミステリ中編集! 感想 3つの中編からなる小説で初めて 倒叙の話を読みました。最初から 犯人を知っていても証拠集めをどうしているのか具体的に体験することができてとても新鮮でした。最後の犯人の証拠を集める方法や結末、 犯人のことを最初から疑っていることに騙されました。人の心を掴む 素晴らしい小説を書かれるなと思いました

Posted byブクログ

2024/01/29

mediumの続編。 前作はうっかり序盤でオチを見破ってしまいましたが今回はすっかり騙されました。 めちゃくちゃ面白かったです!! ただ城塚翡翠が超人すぎてちょっと鼻につくようになってきてしまいました。 そろそろ痛い目に遭ってほしい。

Posted byブクログ

2024/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 どの事件も事故に見せかけたものを物証から翡翠が事件だと見抜き、解決していく。物語の流れとして共通するのは、最初に犯人の犯行を見せてから、翡翠に推理が始まるというもの。そして、解決時に読者にトリックを問いかける。 実際もそうかもしれないが、どの事件も解剖に回していれば事故としては処理されなさそう。しかし、実際は警察も予算不足からほとんどは解剖に回されないだろうが。 あとはどうやって犯人に目星をつけたかが不明。いつも気づいたら犯人に行き着いていて後は証拠集めするだけでみたいな。 すごく些細な物証で被疑者が完落ちするのも、うーーん? まぁ、読み物としては面白い。 後、翡翠の発言でミステリー小説のエンドに意外性を求めるのは間違っている、との発言があったがまさに自分がそうなので、ちょっとそうかもと思ってしまった。 あらすじ 霊媒探偵城塚翡翠シリーズ。ずば抜けて美しい容姿を活かし、鋭く事件解決に切り込む。 1話目はIT会社の社長を殺した役員のアリバイを崩し、証拠を探して事件を成立させる。 2話目は夜の学校に忍び込んだ男を、正義感から教員が事故に見せかけて殺害した事件を見破る。 3話目は、元刑事の探偵が仕掛けた完全犯罪。刑事の目線であらゆる物証をなくし、翡翠を手こずらせるが、入れ替わりを用いることで相手を翻弄する。

Posted byブクログ

2024/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作のmediumが秀逸だったことと、mediumで明かされる探偵の秘密がある意味大きな仕掛けの1つになっていたわけだからそれの続編って一体どうするの、というのが気になって読んだ。 こういう初めから犯人が明らかになっているミステリを倒叙ミステリというらしい、恥ずかしながら初めて知った。このような倒叙ミステリの話になるとやはり古畑任三郎がよぎり、どうしてもそれを基準としてしまいがちなんだけども、この作品、とくに最後の話は倒叙だけにとどまらない面白さ(これも小説ならではなんではないか)があった。次回作も期待。 ちなみに読者への挑戦はすべてわかりませんでした。

Posted byブクログ

2024/01/10

invert(…を裏返しにする、反対にする、逆転させる)っていう題名がぴったりの本だった 特に最後のストーリーはまさしく最初から騙されていた

Posted byブクログ

2024/01/10

すでに前作の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』でネタがバレているのに、今回どのように’invert’されるのかと思いきや、ラストでまんまとひっくり返った。城塚を舐めてかかる雲野の罪を暴くのに苦労しながらも、最後は余裕の表情で勝ち誇る場面がとても痛快だった。

Posted byブクログ

2023/12/10

前作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」の続編! mediumすら、伏線 という帯の文字にワクワクしました。 犯人の視点で物語が進んでいく倒叙ミステリー。全3話。 表紙に城塚翡翠が2人いるのが気になってたが、3話を読んでその理由が分かりました。 犯人視点で描かれる倒叙形式...

前作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」の続編! mediumすら、伏線 という帯の文字にワクワクしました。 犯人の視点で物語が進んでいく倒叙ミステリー。全3話。 表紙に城塚翡翠が2人いるのが気になってたが、3話を読んでその理由が分かりました。 犯人視点で描かれる倒叙形式が個人的に好きなのでとても面白かったです! 翡翠ちゃんの「あなたは探偵の推理を推理することができますか?」というセリフが必ず出てきましたが、犯人も殺し方も分かっているので、確かに読者側としては翡翠ちゃんの推理を推理することが一番面白い読み方だったのかなと思います。 真さんも大活躍だったな〜と思いました。 3話では、犯人が元警視庁捜査一課の刑事で犯罪界のナポレオンと喩えられていたほどで、翡翠ちゃんの演技やインチキ霊媒師ということも見抜いてて、手強い相手だなとドキドキしながら読んでいたけど、まさかそれさえも翡翠ちゃんの作戦だったとは……。またまた翡翠ちゃんにはたくさん騙されました(笑) 今回も期待以上に面白かったです! あらすじ アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故としと処理される……はずだった。だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。 ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れられるのか? invert : ~を逆さにする、ひっくり返す、~を裏返しにする <位置・順序・関係を>反対にする <性質・効果などを>逆転させる inverted detective story : 倒叙推理小説

Posted byブクログ

2023/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1作品目ほどの衝撃は少なかったが、犯人目線で物語が進行し、翡翠が徐々に犯人を追い詰めていく流れは爽快。翡翠と真の関係性も微笑ましくて良かった。

Posted byブクログ

2023/12/04

1つ前の作品で、読者に考えて読むよう促していていたため、今回もゆっくり考えながら読んでた。 叙述トリックは作るの大変!ってあったから、これからもしっかり味わって読む事を心がけようと思います。

Posted byブクログ

2023/11/26

3つの短編集ですが、3話がひときわ良いです。というか、前2つは3話を引き立てるためにあるような感じ。 最後に表紙の意味がわかります。

Posted byブクログ