「仕事ができる」とはどういうことか? の商品レビュー
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1.特に若いうちは自分で得意、不得意の判断をしてはいけない。自分で実際やってみてお客様にウケたのか、ウケなかったのか。喜んでもらえたか、喜んでもらえなかったのかの基準で判断する。そうしたなかで自分の得意が分かってくる。それは自分のセンスを発揮する土俵を探すため。 2.いろんなことにチャレンジして、得られた結果を虚心坦懐に直視する。
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スキルよりもセンスが重要ということをさまざまな事例を用いて説いている本。 前半は色々な例え話をあげているだけで 同じことを繰り返し書いてあり、冗長に感じた。 センスがある=他の人にはできない=その人にしかできない仕事がある ので、仕事ができるというにはセンスが必要とのこと。 とはいえ、私はそれを言語化し、スキル化して汎用化することが大切だとも思うことに加え、 センスは再現性がなく、スキルとして身につけた方が良いため、あまり賛同はできなかった
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個人的に対談形式が好きなのもあり、とても面白かった。 特に、以下の部分が印象に残ったのでメモ。 ・仕事ができる人の思考様式は、箇条書きやTo Doリストではない。順列的なストーリー思考がユニークな戦略を生み出す。 ・ToDoリストでも優先順位はつけられるが、どういう順番でやるか...
個人的に対談形式が好きなのもあり、とても面白かった。 特に、以下の部分が印象に残ったのでメモ。 ・仕事ができる人の思考様式は、箇条書きやTo Doリストではない。順列的なストーリー思考がユニークな戦略を生み出す。 ・ToDoリストでも優先順位はつけられるが、どういう順番でやるかという順列の問題。
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個人的にビジョナリストと思っている人と個人的によく読む経営学者との対談本。 タイトル通り、仕事ができる人や状況について、あれやこれや話しており、一見すると結論は「センスですね」で、元も子もないなという印象を持ちますが、スキルとセンスは、その人の置かれている状況によって変化します、という主張です。 一方、スキルは定量的に測りやすいが、センスは一般的に測れないもので、かつ現代はセンスがないと対応できない状況の方が増えているとのことでした。 結局、センスやん!ということですね。 気になった点も数多く、結構、ポストイットを張り、仕事で何か思い当たることがあれば振り替える、そんな使い方をしようと思いました。 ・「役に立つ」から「意味がある」にシフトしている。役に立つはスキルだが、意味があるはセンス。役に立つだけでは”売れない”状況が増えてきている。 ・労働市場では「平均点」にお金を支払うことはない、突出した強みに対して対価を払うものだ。 ・仕事ができない人は、たいだい「アウトサイド・イン」。最適な解がどこかに落ちているはずだ、とリサーチやデータをを取る。ようするに答えを教えてください、という人。 ・仕事ができる人は「インサイド・アウト」。完全な未来予想はできない、まずは自分のなりのロジックやストーリー、自分なりのハッピー・エンドがあって、分からないことはたくさんあるけど、そんなときはあとで取りに行けばいいよ、という人。 などなど。 では、じゃあセンスを磨くにはどうしたらいいか、という点については、本書の後半にかけてぼやーっと書いてあるので参照のこと。 面白かったです。
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好きな著者お二人の共著。こういう対談形式は良い。対談の中で意外な話になることもあるし、その話の方向性や話の持って行き方についても勉強になる。
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従来、ポータブルスキルとかヒューマンスキルと言われていたものを大胆にもセンスという言葉に置き換え深化させていく読み応えのある対談だった。専門性スキルはアスリートのよう、それは計測可能であり予定的に獲得でき市場と競争が存在する。とても腑に落ちる。 対談というのは面白い、だいたいど...
従来、ポータブルスキルとかヒューマンスキルと言われていたものを大胆にもセンスという言葉に置き換え深化させていく読み応えのある対談だった。専門性スキルはアスリートのよう、それは計測可能であり予定的に獲得でき市場と競争が存在する。とても腑に落ちる。 対談というのは面白い、だいたいどんな書籍でも言葉の宝は前半か後半に埋め込まれているものだけれど、対談はあらゆるページに言葉の宝を見つけることができる。
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タイトル通りの内容ですが、仕事ができる人の資質として著者2人が挙げているのが「センス」で、これを中心とした対談になっています。 前書きに、この本には「どうやったら仕事ができる人になれるかは書いていない」と断りがありますが、そのためのヒントはたくさんありました。
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まず著者についてだが、経済用語や横文字が多く、読みにくい文章だった。ただ経済、心理、歴史などどの分野にも精通しており、教養を感じられた。また歴史などをただ具体で見るのではなく、抽象化させて他に活用するアナロジー思考に優れていると感じた。内容についてだが、仕事ができるとか、センスと...
まず著者についてだが、経済用語や横文字が多く、読みにくい文章だった。ただ経済、心理、歴史などどの分野にも精通しており、教養を感じられた。また歴史などをただ具体で見るのではなく、抽象化させて他に活用するアナロジー思考に優れていると感じた。内容についてだが、仕事ができるとか、センスとか漠然とした内容について定義しておりなんとなく理解できた。他のコンサルの本と被る部分もあったが、具体を求めすぎず、そもそもなぜやる必要があるのか、why型の人間でありたい。また過去の自分がスキル至上主義的なところがあったので、何のためにスキルを得るのか目的をしっかり考えていきたい。
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仕事ができるとは、その人じゃなきゃ困る、ということ。つまり、人に頼りにされるということ。それにはコモディティ化してしまうスキルではく、センスが重要である。センスは具体と抽象の往復運動であって、センスがある人をよく視ることが錬成法である。こんなタイトルの本を手に取ってしまう自分は、...
仕事ができるとは、その人じゃなきゃ困る、ということ。つまり、人に頼りにされるということ。それにはコモディティ化してしまうスキルではく、センスが重要である。センスは具体と抽象の往復運動であって、センスがある人をよく視ることが錬成法である。こんなタイトルの本を手に取ってしまう自分は、センスないなと思う。
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「仕事ができる人」と言われる人たちが持っている素養とは何か? それは、センスがあること。 巷では、仕事力向上のためにスキルを身につけよう。と言う書籍が多々存在する。このスキルがあることは、仕事をする上で役に立つものだが、ある特定のスキルを持つことで必ずしも「仕事ができる人」とは...
「仕事ができる人」と言われる人たちが持っている素養とは何か? それは、センスがあること。 巷では、仕事力向上のためにスキルを身につけよう。と言う書籍が多々存在する。このスキルがあることは、仕事をする上で役に立つものだが、ある特定のスキルを持つことで必ずしも「仕事ができる人」とはならない。スキル以上にセンスが無いと「仕事ができる人」と呼ばれない。 よしわかった。ではセンスを身につけよう!と思ったところで、どうやって身につけられるのだろう?スキルは身に付けやすいが、センスは? そんな命題について、楠木さんと山口さんが語り合っている。 私なりの解釈では、少々短絡的ではあるがこんな感じ。 仕事とは何か? ・相手の期待に応えること。 このあたりはスキル習得でなんとかなるかも ・相手の期待を超えたものを提供すること このレベルは、センスが無いと到達できない領域だ 「知恵を出す」「考える」にも方向性や発想の起点が大きな影響を及ぼす。このあたりのモヤモヤのこともセンスの一つ。本書はお二人の経験に裏付けされた対話で、センスを言語として浮き彫りにしようと試みたもの。 刺激を得た。
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