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「仕事ができる」とはどういうことか? の商品レビュー

4.1

44件のお客様レビュー

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2023/10/17

古本屋を眺めるのがスキだ。本書のタイトルだけ見たらまず買わなかったが、著者が楠木建さんと山口周さん。ともに今大注目している二人の対談なので即購入。 「論理(スキル)」は常に「直観(センス)」を必要とする(p32)、平均点にお金を払う人はいない(p76)、仕事ができる人の思考の軸...

古本屋を眺めるのがスキだ。本書のタイトルだけ見たらまず買わなかったが、著者が楠木建さんと山口周さん。ともに今大注目している二人の対談なので即購入。 「論理(スキル)」は常に「直観(センス)」を必要とする(p32)、平均点にお金を払う人はいない(p76)、仕事ができる人の思考の軸足はインサイド・アウト(p194)、仕事ができる人は自分の「意志」が先にくる(p259) 期待どおりの内容。しかも200円だなんて。

Posted byブクログ

2023/10/04

「仕事ができる人」と言われる人たちが持っている素養とは何か? それは、センスがあること。 ・「仕事ができる」とはあっさり言えば「成果を出せる」こと。 ●仕事ができる人とは「この人じゃないとだめだ」と思わせる。 もう少し言うと「頼りになる」「任せられる」「なんとかしてくれる」と思...

「仕事ができる人」と言われる人たちが持っている素養とは何か? それは、センスがあること。 ・「仕事ができる」とはあっさり言えば「成果を出せる」こと。 ●仕事ができる人とは「この人じゃないとだめだ」と思わせる。 もう少し言うと「頼りになる」「任せられる」「なんとかしてくれる」と思わせる人で、スキルを超えた「センス」のある人。 仕事ができるとスキルがあるとは似て非なるものです。 巷では、仕事力向上のためにスキルを身につけよう。と言う書籍が多々存在する。このスキルがあることは、仕事をする上で役に立つものだが、ある特定のスキルを持つことで必ずしも「仕事ができる人」とはならない。 スキル以上にセンスが無いと「仕事ができる人」と呼ばれない。 ではセンスどうやって身につけられるのだろう ?スキルは身に付けやすいが、センスは? 私なりの解釈では、少々短絡的ではあるがこんな感じ。 仕事とは何か? ・相手の期待に応えること。   このあたりはスキル習得でなんとかなるかも ・相手の期待を超えたものを提供すること   このレベルは、センスが無いと到達できない領域 センス≒教養≒読書 自分の経験だけでなく多くの人の経験を読書で得ていくことが仕事ができること、ひいては楽しく生きることにつながる 名言大杉内。 ・リベラルアーツというのは、要するに「自分の価値基準を、自分の言葉で、自分以外の誰かに説明できる」ことですよね。自分自身で形成された価値基準があるということ、それに自覚的であるということ、これがすなわち「教養がある」ということだと思います。どんなに多くのことを知っていても、世の中に流通している出来合いの価値基準に乗っかるだけでは教養とは言えない。教養形成の本質はアートでありセンスにあります。【楠木】(p.49) ・始めのうちは迷ったらとにかくやってみる。ところが、いつまでたってもそのやり方を続けている人というのは、たぶんセンスがない。「これは自分の領分ではない」と思うことには手を出さないという「土俵感」。「これが自分の土俵だ」という感覚がだんだんはっきりとしてくる。これもまた仕事ができる人の特徴だと思います。断るのも能力のうち、ということです。【楠木】(p.125) ・リベラルアーツが大事なのは「人間をわかる」ためであって、(略)という境地に至ったんでしょうね。【山口】(p.235) ●本来は「好き嫌い」であるはずのセンス的な部分を無理矢理「良し悪し」で斬ろうとしがちだと言うこと。これが不毛な喧嘩をもたらす。 ●センスなんて好き嫌いでいいのに序列をつけたがる。センスに序列をつけると、これはもうスキルであり、サイエンスになってしまいます。

Posted byブクログ

2023/09/01

普段仕事をしていて納得感があるものばかりだった。が、それ故にそりゃそうだよなという話も多かった。答え合わせをできている気はして、それは良かったと思う。 本書でも触れられているが、『センス』と表現すると先天的なものに聞こえるが決してそういうことではなく、後天的に育てられるものである...

普段仕事をしていて納得感があるものばかりだった。が、それ故にそりゃそうだよなという話も多かった。答え合わせをできている気はして、それは良かったと思う。 本書でも触れられているが、『センス』と表現すると先天的なものに聞こえるが決してそういうことではなく、後天的に育てられるものである。誤解を与えかねないが、一方で表現が難しいなと思った。 例えばアタリの良い仮説を立てられること等がセンスに含まれることであり、この例で言えば『センス=経験に裏付けられたカン』みたいなもので、これは後天的に日々修行して得るものだなと思う。 一番頭に残っている話は、仕事をする上ではタスクの羅列ではなくタスク間に意味のある順列を持たせること(ストーリーのある戦略があること)が大事であり、そこにセンスが表れる、という話は経験上腹落ちしたし、頭に残りやすい整理だと思った。 また、全体の目的は何かを視座を上げて把握することで全体最適な仕事ができるよね、という話もまあそうだよなと思った。 センスは汎用的かつ総合的な力であり、スキルは特殊的で局所的なものである、というのも整理としては納得感がある。 IT業界に従事する者としては、普段ビジネススキルと開発スキルみたいな分類をしてるのと少し似ている気はした。 全体として、センスには、論理的思考力みたいな話が含まれてるかなという印象を受けた。 最後に、帯に記載されているセンス>スキルという表現は完全にミスリードを生むので良くないと思う。 本書内でそんなことは言っておらず、どちらも必要なものであると述べられている。センスは目に見えず測れないし、名前をつけられなかったものだから軽視されてきたけれど、実は仕事をする上で大事だよねということを言っているに過ぎない。

Posted byブクログ

2023/08/15

世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのかから、今度はセンスを中心にしたお話があり、私の中では新たな発見に溢れている1冊でした。スキルではなくセンスを発揮して私らしい仕事がしていけるように頑張っていきます!

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2023/06/24

スキルとセンスに関する本。 男のマウント方法は、基本3つ。「家柄」「偏差値」「スキル」 これに最近具体的な「仕事ができるマウンティング」「会社のブランドマウンティング」が増えている。(爆笑) 正解が多い世の中、ハウツーものがやはり権威を振るい、センスという測りにくものに対する風は...

スキルとセンスに関する本。 男のマウント方法は、基本3つ。「家柄」「偏差値」「スキル」 これに最近具体的な「仕事ができるマウンティング」「会社のブランドマウンティング」が増えている。(爆笑) 正解が多い世の中、ハウツーものがやはり権威を振るい、センスという測りにくものに対する風は冷たい。みんなAIにとって代われてしまうかもしれないのに。。。

Posted byブクログ

2023/06/04

仕事ができることの定義についてコンサルタントが対談している一冊。 コンサルタント2人が話してるのを横で聞いている感じだった。

Posted byブクログ

2023/04/24

センスとスキルの話で、『やっぱりセンスだよね~』っていう身もふたもない書。このいい加減なところは、さすが楠木さん。共著の山口さんのコメントは、腑に落ちることが多々あり、次は彼の本を探してみよう。 センスとは、これまで考え、読み、体験したことが、自身の内部で連携した『自分ディープラ...

センスとスキルの話で、『やっぱりセンスだよね~』っていう身もふたもない書。このいい加減なところは、さすが楠木さん。共著の山口さんのコメントは、腑に落ちることが多々あり、次は彼の本を探してみよう。 センスとは、これまで考え、読み、体験したことが、自身の内部で連携した『自分ディープラーニング』だ、という例えは、面白い。

Posted byブクログ

2023/03/17

何度読んでも最高です。 お二方の言語力の高さで、わかりやすく明確な指摘が、すっと入ってきて、とても共感します。 センスを育てることができるか。 人によりけりだと思われているセンス!本人の能力の問題と思っていたけど、実はそうでもないんだと言うことがわかりました。 わたしは、センスは...

何度読んでも最高です。 お二方の言語力の高さで、わかりやすく明確な指摘が、すっと入ってきて、とても共感します。 センスを育てることができるか。 人によりけりだと思われているセンス!本人の能力の問題と思っていたけど、実はそうでもないんだと言うことがわかりました。 わたしは、センスはセンサーだとおもっていたので、お二方の話で、気付かされたことが多くありました。  何度も読んでる本ですが、何度読んでも新鮮です。

Posted byブクログ

2023/03/15

対話形式で読みやすい本で、「どうすれば仕事ができるのか」ではなく、タイトルの通り「仕事ができる」とはどういうことかについての考察。 この本では仕事ができる人は「センス」が良い。センスとはアートに近いもので、スキルの反対にある。明確な具体的指標で測れるものではない。 事後性が高く、...

対話形式で読みやすい本で、「どうすれば仕事ができるのか」ではなく、タイトルの通り「仕事ができる」とはどういうことかについての考察。 この本では仕事ができる人は「センス」が良い。センスとはアートに近いもので、スキルの反対にある。明確な具体的指標で測れるものではない。 事後性が高く、ある種の修行の様に経験を積み重ねることで到達する。 スキル人間にならないように注意したいと思った。

Posted byブクログ

2023/08/03

『好き嫌い』でいいのに 『良い悪い』にする必要は無い。 才能、センスは事後性が強い (やった後に気づく、きっかけがないと気づかない) やることを箇条書きではなく 時間軸を含めて流れを考える。 (順序による効果を考える)

Posted byブクログ