予言の島 の商品レビュー
オチは想像できないもので足をすくわれた気分でした。 ただ、オチがある故に文章は終盤まで違和感があって読むのは少し大変だったし、違和感を感じたまま読み進めるのは苦痛かも。 そんな理由で最後のオチは楽しめたけど、肝心の文中の違和感とかはほとんど記憶に残らず。 どうやったら二周目がホラ...
オチは想像できないもので足をすくわれた気分でした。 ただ、オチがある故に文章は終盤まで違和感があって読むのは少し大変だったし、違和感を感じたまま読み進めるのは苦痛かも。 そんな理由で最後のオチは楽しめたけど、肝心の文中の違和感とかはほとんど記憶に残らず。 どうやったら二周目がホラーになるのかもイマイチ、、、勉強します。
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「初読はミステリー、再読はホラー」 想像の斜め上をいく真相 読み終えるとなんだかなぁだが、 読んでいる最中の違和感は気持ちがよい ホラーだがホラーではない ミステリーだけだとちょっとルール違反 ネット見ると表紙と参考文献に仕掛けがあるとのこと あくまでおまけ程度かな?驚きはな...
「初読はミステリー、再読はホラー」 想像の斜め上をいく真相 読み終えるとなんだかなぁだが、 読んでいる最中の違和感は気持ちがよい ホラーだがホラーではない ミステリーだけだとちょっとルール違反 ネット見ると表紙と参考文献に仕掛けがあるとのこと あくまでおまけ程度かな?驚きはない
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ホラーというよりは、不気味なミステリーでした。ホラー要素は特に感じなかったので、ホラーが苦手な人でも読める作品だと思います。 怨霊の正体には気づけたものの、最後の展開には驚きました。結末を知った上で再読すれば、新たな発見がありそうですが、個人的にはもう一度読みたいという気持ちは起...
ホラーというよりは、不気味なミステリーでした。ホラー要素は特に感じなかったので、ホラーが苦手な人でも読める作品だと思います。 怨霊の正体には気づけたものの、最後の展開には驚きました。結末を知った上で再読すれば、新たな発見がありそうですが、個人的にはもう一度読みたいという気持ちは起きませんでした…。
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『ずうのめ』に続き、澤村作品三作目。これ程読みたくなる帯の謳い文句ってある?(装丁も良かった!) ミステリィ好きとしては手に取らない選択肢などなかった…。読了後すぐ再読したが、そこかしこに「嗚呼…」と思うところ有り。本当によく出来たホラー&ミステリィでした(*´꒳`*) ...
『ずうのめ』に続き、澤村作品三作目。これ程読みたくなる帯の謳い文句ってある?(装丁も良かった!) ミステリィ好きとしては手に取らない選択肢などなかった…。読了後すぐ再読したが、そこかしこに「嗚呼…」と思うところ有り。本当によく出来たホラー&ミステリィでした(*´꒳`*) 星四つ半。
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初読はミステリ、二度目はホラー。 さりげなく張られた伏線が繋がった瞬間、物語の様相が一変する。 初読時は謎を堪能した。一体島で何が起こっているのか、この事件の犯人はいるのか。 二度目。初読時は気づかなかった違和感が、気持ち悪さとなって迫ってくる。 初読時と再読時で全く印象が異なる...
初読はミステリ、二度目はホラー。 さりげなく張られた伏線が繋がった瞬間、物語の様相が一変する。 初読時は謎を堪能した。一体島で何が起こっているのか、この事件の犯人はいるのか。 二度目。初読時は気づかなかった違和感が、気持ち悪さとなって迫ってくる。 初読時と再読時で全く印象が異なるホラー・ミステリーだった。 面白かった!
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霊能者が「6人死ぬ」と最期の予言を残したとある島で起こる殺人事件。 「ぼぎわん」のイメージが強い澤村先生のミステリーなので、この展開には驚き。違和感を感じる表現は何回かあったけど、まさかこういう結末とは… 作者の幅が感じられる作品でした。
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霊能力者が残した予言が当たるかどうか旅行がてら確かようぜ!となったらすごいことになる話 呪いとか信仰を期待して読んだけどうーーーん肩透かし 所謂叙述トリック……でもそれにしてはご都合主義すぎんか?となってしまう……
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【2024年61冊目】 パワハラで精神的に参ってしまった友人を元気づけるため、淳たちが旅行にやってきたのは、瀬戸内海の霧久井島だった。かつてこの島では霊能者である宇津木幽子がロケ中に倒れ、最後の予言を残して亡くなっているらしい。島で六人の人間が命を落とすという予言の日程に合わせ、...
【2024年61冊目】 パワハラで精神的に参ってしまった友人を元気づけるため、淳たちが旅行にやってきたのは、瀬戸内海の霧久井島だった。かつてこの島では霊能者である宇津木幽子がロケ中に倒れ、最後の予言を残して亡くなっているらしい。島で六人の人間が命を落とすという予言の日程に合わせ、島を訪れた淳たちだったが――。 帯とかはあんまり読まないようにしてるんですよ。ネタバレ食らうまではいかなくても、先入観が入っちゃったり、身構えちゃったりするので。でも、うっかり読んじゃって、ちょっとまあ、身構えてたんですよね でも、「別に普通のホラーミステリーじゃないかしら」と思ってたんですよ、結構最後の方まで。種明かし的なのも理に適っていたといえば適っていたし。なのに、問題の箇所(私にとって)で無茶苦茶混乱しましたし、「え、待って?待って?」とリアルな声が出ました。 やられました。綺麗に見事にしてやられました。全然予想してない展開。読み終わってみればいろいろなことがなるほどなんですけど、そうと気づくまでは何も思わない建付けで、いろんな意味でぞくりとしました。 帯、やるやないか、身構えさせた癖に、見破れなかったぞ。ってことで白旗を上げる評価です。
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旅館の荷物、夕食時の父親への発言等違和感はちょこちょこあったが結末は全く気が付かなかった。淳の主観などはなく客観的な語り手でスイスイ進むなと思ったら監視カメラのような母親だったなんて。 それ以外は普通だったので星3
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ラストの結末は、びっくりしました。 ホラーよりの事件で始まっていくが、途中で方向がガラッと変わる所にびっくりしました。 初読では、全体が見えてこないので、再読した方が、このセリフが伏線だったのかーと思いました。 サリン事件、3.11、9.11など実際に起こった事件を織り交ぜて作...
ラストの結末は、びっくりしました。 ホラーよりの事件で始まっていくが、途中で方向がガラッと変わる所にびっくりしました。 初読では、全体が見えてこないので、再読した方が、このセリフが伏線だったのかーと思いました。 サリン事件、3.11、9.11など実際に起こった事件を織り交ぜて作っているので、妙なリアルな所が出ていてそれが不気味さを出しているんだと思います。 香川出身だから、本文に出てくる直島、小豆島、豊島、犬島等瀬戸内海が舞台になるのはいいですね。 手島に出てくる不法投棄問題は自分も知っているから、事件と同じような事が手島に起こっていたら、恐ろしなーと思います。 中島哲也監督の来るの映画の原作が、この作家なのですが、映画を見て凄く怖かったので、それと同じくらい、この小説は色々怖くて、面白かったです。
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