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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー の商品レビュー

4.3

836件のお客様レビュー

  1. 5つ

    381

  2. 4つ

    300

  3. 3つ

    105

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2024/03/15

息子さん賢すぎん、、?物事を客観的に冷静に捉える力がありすぎて驚いた。教育次第でこんなに賢い子供が育つのかな?と思いました。

Posted byブクログ

2024/03/14

まだ十代の息子が多様性を客観的に捉え考える姿にぐうの音もでない。おかれる環境によって得られる”気づき”も大きいと思うが、それを”なぜ?”、”そんなのおかしい!”と思える分析力と思考力はどうやって育まれていくのでしょうか、、

Posted byブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても読みやすくするすると読み進められたが、ふと気を抜いていると考えさせられるテーマに何度もぶつかる本だった。 彼のように柔軟でグリーンな心を持った人間になれたら素敵だなと思う。 『14.アイデンティティ熱のゆくえ』 人種差別は、差別された側の人間がその特定のグループへの帰属意識や仲間意識を強め、それが社会の分断に繋がるものだ、という主旨の一文を読み、はっとさせられた。私は今まで人種差別に対して漠然と「良くないこと」という意識しかなかったのだ。 いかに当事者意識がないのか、恥ずかしい気持ちになった。 その後のクリントンとトランプの例のように、良かれと思って特定のグループの人々を支援しようと表立って動くことも、もしかしたら人種差別と似たような作用を引き起こしてしまっている場合もあるのではないだろうか。 強い帰属意識や仲間意識は、時として攻撃的な一面を持つこともあるだろう。 綺麗事かもしれないが、怒りや憎しみから生まれた結束力は、私は悲しい。

Posted byブクログ

2024/03/10

ブレイディみかこさんと息子さんの関係が素晴らしいなと思いました。 ブレイディさんの息子に心を配りながらの発言と文章からも伝わってくる温かい眼差し。 息子さんが母親は自分の思いを受け止め、聞いてくれるという信頼感も伝わってきます。 そして、エンパシー。 「自分と違う理念や信念を持...

ブレイディみかこさんと息子さんの関係が素晴らしいなと思いました。 ブレイディさんの息子に心を配りながらの発言と文章からも伝わってくる温かい眼差し。 息子さんが母親は自分の思いを受け止め、聞いてくれるという信頼感も伝わってきます。 そして、エンパシー。 「自分と違う理念や信念を持つ人や、別にかわいそうだとは思えない立場の人々が何を考えているのだろうと想像する力のことだ。」 小さい頃から学び、身につけたい力。 意識して育てていきたい力。 他の国の教育は、日本にいたら気づかない多くのことを気づかせてくれます。

Posted byブクログ

2024/03/06

人種差別や多様性などを考える機会になった エンパシー:他人の立場に立ってみる 知ろう、理解しようと努力や行動する 無知なままだと偏見や差別が生まれる

Posted byブクログ

2024/03/05

息子を通してみる母親の目線でのイギリス社会の問題について、読みやすくぐんぐん読み進めることができました。 学生時代に短期留学していたブライトン。 私がホームステイした家は今思うと、それなりに豊かな家族だった。庭があり、ご飯がしっかり準備されていて。どの家もホームステイした家のよう...

息子を通してみる母親の目線でのイギリス社会の問題について、読みやすくぐんぐん読み進めることができました。 学生時代に短期留学していたブライトン。 私がホームステイした家は今思うと、それなりに豊かな家族だった。庭があり、ご飯がしっかり準備されていて。どの家もホームステイした家のようではなかったのだと、改めて知りました。

Posted byブクログ

2024/02/26

日本にいるとわからない、 イギリスを知ることができて面白かった。 それにただ起こったことを綴るだけじゃなくて社会、政治に絡めている点はよい勉強となった。

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2024/03/08

多様性、そしてエンパシーがテーマでもあり、それらを学び取りずんずんと成長していく息子さんを通したエッセイ。 英ブライトンに暮らす著者には、カトリックでイギリス人の父を持つ息子さんがいて、小学校では国内でもトップクラスのカトリック学校に通っていた。そしてその息子さんが中学校として...

多様性、そしてエンパシーがテーマでもあり、それらを学び取りずんずんと成長していく息子さんを通したエッセイ。 英ブライトンに暮らす著者には、カトリックでイギリス人の父を持つ息子さんがいて、小学校では国内でもトップクラスのカトリック学校に通っていた。そしてその息子さんが中学校として選んだのが元底辺学校ともされる、地元の学校。 他人の靴を履いてみること、それをエンパシーと理解するだけではなく、現実にぶつかっていく、その行動力をとらえ、社会的背景知識と著者なりの解釈を加え、綴られている。 深刻な社会課題を、すばらしいリズム感とキャッチーな言語表現で伝えられる執筆能力。とても尊敬する。 そしてあらためて、子どもの成長から学ぶことは多いと感じ、自分も自分の中の多様性をさらに豊かにしていきたいと思った。

Posted byブクログ

2024/02/24

個人的には★3ですが、本を読み慣れない人とか読書感想文向けでは★5、合わせて★4です。 先ず文章が読みやすい。子供でもわかるような言葉しか使っていないし、英国での話なので聞きやれない英語表現が使われることはありますが、大抵解説が添えられています。 これだけ読みやすいにも拘わらず、...

個人的には★3ですが、本を読み慣れない人とか読書感想文向けでは★5、合わせて★4です。 先ず文章が読みやすい。子供でもわかるような言葉しか使っていないし、英国での話なので聞きやれない英語表現が使われることはありますが、大抵解説が添えられています。 これだけ読みやすいにも拘わらず、教育を中心とした英国の実情や人種問題などがよく分かります。環境問題やLGBTなどへの取組みは日本より先に行っており、だから単純に日本よりいい方向に進んでいるという訳ではありませんが、考える材料にはなるかと思います。近年話題の多様性については、移民の多い英国の方が圧倒的に身近な問題であることを肌で感じることができます。 そして何よりこれらの問題と直面する、まだ中学生の息子さんと著者である母親との会話内容が、実話とは思えないほど深いものになっています。 個人的な評価を下げた理由は、それほどページ数は多くないのですが、少し飽きてしまいました。上記のようにテーマは壮大で母子の目線や考え方も並外れているのですが、あくまで1家庭、1方向からの視点です。色々な出来事や登場人物も出てくるのですが、良くも悪くも結局は人種問題などに行き着くため、途中から哲学書を読んでいる感じになり、その割には1方向視点なので飽きてしまったのかも知れません。 何より言いたいのは、友達になるなら息子さんですが、エンターテインメントとしては、出来のいい息子さんよりも、癖の強い同級生ダニエルやティム、ティムの兄、中国人の生徒会長などの方が100倍魅力的で、彼らを深堀したら物凄い傑作になるのにと思えてなりません。

Posted byブクログ

2024/02/21

確かに小中学生の長期休暇の課題図書にぴったり。 人種や貧富の差などについて、難しいことは書いていないので「知る・考えてみるきっかけ」として良い本だと思う。

Posted byブクログ