ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー の商品レビュー
今まで読んできた中で一番感動したかも。 何気ない毎日を送るという物語+普通の一日じゃない物語 という感じで面白かった。 とにかく面白かった。
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面白いというありきたりな言葉で感想を述べるのは少し物足りない気がするけど、すごく面白かった 結構外国の映画を見たりするから、現状や政治や文化とか知ってるつもりでいたけど、全然知らなかった、イギリスと日本って全然違うんだなーとおもった 何に関しても映画の中だけの話と思っていたけ...
面白いというありきたりな言葉で感想を述べるのは少し物足りない気がするけど、すごく面白かった 結構外国の映画を見たりするから、現状や政治や文化とか知ってるつもりでいたけど、全然知らなかった、イギリスと日本って全然違うんだなーとおもった 何に関しても映画の中だけの話と思っていたけど、現実でも普通にあるんだってかんじた、本当にぜんぜん違うなー 息子、すごく良い子だなー、、 「友達だから、君は僕の友達だからだよ」 この台詞すごくウルッとした、なんて返すのかなって私には相手を傷つけない言葉が上手に出てこなかった 汚れずにすくすく良い子に育って欲しいと全私が思った
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<目次> はじめに 第1章 元底辺中学校のへの道 第2章 「glee/グリー」みたいな新学期 第3章 バッドでラップなクリスマス 第4章 スクール・ポリティクス 第5章 誰かの靴を履いてみること 第6章 プールサイドのあちら側とこちら側 第7章 ユニフォーム・ブギ ...
<目次> はじめに 第1章 元底辺中学校のへの道 第2章 「glee/グリー」みたいな新学期 第3章 バッドでラップなクリスマス 第4章 スクール・ポリティクス 第5章 誰かの靴を履いてみること 第6章 プールサイドのあちら側とこちら側 第7章 ユニフォーム・ブギ 第8章 クールなのがジャパン 第9章 地雷だらけの多様性ワールド 第10章 母ちゃんの国にて 第11章 未来は君らの手の中 第12章 フォスター・チルドレンズ・ストーリー 第13章 いじめと皆勤賞のはざま 第14章 アイデンティティ熱のゆくえ 第15章 存在の耐えられない格差 第16章 僕はイエローでホワイトで、ちょっとグリーン <内容> 2019年刊の単行本の文庫化。日本からイギリスにわたって向こうで生活している著者の、イギリス社会を自分の子どもとの接点から描いた本。中に出てくる「エンパシー(他人の感情や経験などを理解する能力)」がキーワード(解説の日野剛広さんのことば)。自分もそう思う。「シンパシー」(他人の感情や行為を理解すること)よりも上で、「努力」が必要。日本人はこれが大幅に欠けている(特に高度成長期の成長体験しかない年寄り=自分も含めて)。この本にも出てくる日本人の酔っぱらいは典型的。政治家も含めてそうだから、国際社会に置いて行かれるわけだ。この本は、中高生が読んでも十分に理解できる(大人よりも納得するかも…)ので、彼らに期待したい。なのでぜひ読んでほしい!
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息子さんの考え方が大好きだ〜、自分もこうやってフラットに考えられるだろうか?と自問自答してしまった。 イギリスだからではなく私たちが見えていないだけで日本でも世界でも差別などの問題は存在しているのではないかな 個人的にいいなーと思ったのは、12歳の中学生がまだ自分の性はクエス...
息子さんの考え方が大好きだ〜、自分もこうやってフラットに考えられるだろうか?と自問自答してしまった。 イギリスだからではなく私たちが見えていないだけで日本でも世界でも差別などの問題は存在しているのではないかな 個人的にいいなーと思ったのは、12歳の中学生がまだ自分の性はクエスチョニングだと言ったこと 好きになる対象、自分で決める自分の定義はあやふやでいいんだ、と勇気付けられる人はたくさんいると思う
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居酒屋で、いかにもなオッサンに絡まれるシーン。 こういう人多いな。 会社にも知り合いにも。 自分自身も知らない事に対して、乱暴な態度を取ってる時があるかもしれない。 無知って怖い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
予想以上に英国はいろいろな差別がある歪んだ社会であることがこの本からもよく分かる。人種差別、階級差別などなど。米国の差別も根深いが、英国のは、特に階級差別は比べ物にならない気がする。著者の息子が経験しているように英国の初等教育は問題だらけだが、大学はケンブリッジ、オックスフォード、UCLなどTHEランキング上位である。これは米国も同じだ。 この本で救いなのは、親子ともその差別を体験しているが、それを全く苦にせず明るく乗り切ってしまっているのが救い。
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面白すぎて一気読みだった。 子供の視点から見る世の中の人種問題や移民問題、政治などなど… 純粋故に問われる子供からの問いかけに読みながら自分もじっくりと色々考えてしまった。 きっとこのじっくり考えると言う事を大人になればなるほどしなくなるのがいけないのだなと感じた。 難しい問題が...
面白すぎて一気読みだった。 子供の視点から見る世の中の人種問題や移民問題、政治などなど… 純粋故に問われる子供からの問いかけに読みながら自分もじっくりと色々考えてしまった。 きっとこのじっくり考えると言う事を大人になればなるほどしなくなるのがいけないのだなと感じた。 難しい問題がありながらも逞しく成長して行く子供達。 しっかり大人も学ばねばとおもったか。
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少年の成長をとおして、人種差別、階級社会、貧困等のイギリス社会の現状を知ることができるので、そのことを深く考えるきっかけともなる本。少年の『他者の靴をはく』行動には脱帽。本当に賢い少年だ。グリーンの次は何色に変化するのだろう。
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題名の意味を理解した時の鳥肌と、文がオシャレなだけじゃなくて息子さんのアカデミックな思考に圧倒…。 本当に人間の鏡のようによく出来た息子さんなのだけれど、世界の縮図のような四方八方からの苦境や困難に立ち向かい突き進んでいく様子が、歯に絹着せぬブレイディみかこさんの口調そのままに紡...
題名の意味を理解した時の鳥肌と、文がオシャレなだけじゃなくて息子さんのアカデミックな思考に圧倒…。 本当に人間の鏡のようによく出来た息子さんなのだけれど、世界の縮図のような四方八方からの苦境や困難に立ち向かい突き進んでいく様子が、歯に絹着せぬブレイディみかこさんの口調そのままに紡がれていて、なんというか爽快。 特に印象的な箇所は 「誰かの靴を履いてみること」 「地雷だらけの多様性ワールド」の2つ。 シンパシーとエンパシーについて、かなり深く考えさせられる。 頭が悪いことと無知なことは違うこと、の言葉が心に刺さりまくる。 多様性も今ではよく社会で問われているけれど、 「混ざれば強い」反面「多様性は事が大きく難しくなりやすい」ことを教えてくれている。 この本、とにかく色んな言語に翻訳して色んな人種の人たちが読めばちょっと世界が動くんじゃないかな。
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