ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー の商品レビュー
とても良かった。 ブレイディみかこさんの『This is Japan』よりも簡単に書かれていて、分かりやすかった。 母としてのブレイディみかこさの視点からから語られるノンフィクションストーリーなので、お母さんとしてのブレイディさんを知れたこともとても興味深かった。 素晴らし...
とても良かった。 ブレイディみかこさんの『This is Japan』よりも簡単に書かれていて、分かりやすかった。 母としてのブレイディみかこさの視点からから語られるノンフィクションストーリーなので、お母さんとしてのブレイディさんを知れたこともとても興味深かった。 素晴らしい「母ちゃん」だと思う。 こんな素晴らしい母ちゃんになりたい。 パンク・ロックなブレイディさん、ファンになりました。 第二弾も発売されているので、絶対買いたい。 「イエローでホワイトな子どもがブルーである必要なんかない。」 イエローでホワイトの私には響いた。
Posted by
英国在住のブレイディみかこさんが描くパンクが効いた圧巻のノンフィクション作品。 正直、(いい意味で)思っていたのと違うかった。何が違うかったかというと感動物語かなーと思いきや、バチクソのイギリスの暗黒面を赤裸々にかいていて、かつそれをパンクな文章で書き、ぼくのような一般読者でも面...
英国在住のブレイディみかこさんが描くパンクが効いた圧巻のノンフィクション作品。 正直、(いい意味で)思っていたのと違うかった。何が違うかったかというと感動物語かなーと思いきや、バチクソのイギリスの暗黒面を赤裸々にかいていて、かつそれをパンクな文章で書き、ぼくのような一般読者でも面白く拝見できたことである。 2もあるので読もう
Posted by
日本とは異なる英国特有の空気感のようなものを感じながらも、飾らない文体でとても読みやすかったです。日本をあまり出たことがない私としては、人種差別的なことはピンとこないような部分もありましたが、それも含めて知らないということを知れて良い学びになったと思います。
Posted by
リズミカルな文章でするすると頭に入ってくる。構えたところのない文章で登場人物を取り巻く差別や貧困などの社会的な問題にも自分ごとのように入り込める。問題に立ち向かう主人公や息子の姿勢に共感したり、尊敬したり、新しい知見を得ることが多かった。
Posted by
イギリスに住む東洋人の日常が飾らない文体で正直に語られていてとても勉強になった。教育機関の在り方や、差別や格差が蔓延る日常、物事の考え方など、当たり前だけど、自分が住む日本とは全然違う!文中にイタリア映画『ラスト・サマー』に幼い息子さんが出演しているとあり、検索してみたらとても可...
イギリスに住む東洋人の日常が飾らない文体で正直に語られていてとても勉強になった。教育機関の在り方や、差別や格差が蔓延る日常、物事の考え方など、当たり前だけど、自分が住む日本とは全然違う!文中にイタリア映画『ラスト・サマー』に幼い息子さんが出演しているとあり、検索してみたらとても可愛らしい少年が。この子が、あの子なのね!と急に愛しい存在に。中学生へと成長した彼は、とても聡明で、その頭脳を分けてほしいと思うくらいの人格者になっていて感心の一言に尽きる。非常に得るものが多く、楽しみながら学べる作品だった。
Posted by
ブレイディみかこさんや息子さんや配偶者や、学校の友達に混ざって会話している気分になれて楽しい。自分の意見や考えている事を話し合える親子関係が素敵だと思った。 隣の芝生は青く見えるけど、どの国もそれぞれの事情があって皆必死に生きているんだな。私も含めて。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
英国の学校、差別、その他諸々、初めて知ることがたくさんあった。何より、中学生の息子の物事の捉え方とか考え方が、すごくよかった。 いじめの問題での、「もしそうだとしても、反撃したら、するだけ傷つく。反撃して傷ついて、またそれで相手を憎んで反撃して傷ついて、また憎んで反撃して、で、それで終わりはどこにあるの?」とか、「これって、そういう勝ち負けの問題なの?いじめって、闘いなの?」とか。 でもこの本で1番衝撃を受けたのは、イギリスでは上の許可なく学校を休むと、親が罰金を払わなければ行けないっていうこと。自分が不登校だったから、イギリスに住んでなくてよかった…って。気になって詳しく調べてみたけど、最終的に民事裁判にまで発展することもあるらしく、本当にありえなさすぎて衝撃。色んな国の不登校事情を調べてみたくなった。
Posted by
人種、多様性 文化の違いや宗教の違いによって、 人は仲間を作り、守り、敵を作る 重要なのはそこではないのに。 知ることが何よりの人類の発展 知識は人間が持つ武器なのに 納得する必要はない ただ、傷つける必要がないだけ それがどれほど難しいのか 人類の歩んできた集大成の近代の情景を...
人種、多様性 文化の違いや宗教の違いによって、 人は仲間を作り、守り、敵を作る 重要なのはそこではないのに。 知ることが何よりの人類の発展 知識は人間が持つ武器なのに 納得する必要はない ただ、傷つける必要がないだけ それがどれほど難しいのか 人類の歩んできた集大成の近代の情景をありありとみた それを教えてくれる小説
Posted by
道徳の教科書。 息子さんがまだ中学1年の歳なのに、社会の本質を捉えている聡明さがすごい。うん、すごすぎる。
Posted by
想像よりも重いテーマだったが、暗い雰囲気ではなく面白かった。 お互いの考えを否定せずに話せる環境があり、とても素敵な親子。
Posted by