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超加速経済アフリカ の商品レビュー

4.3

59件のお客様レビュー

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2022/06/07

アフリカで今、正に進んでいるテクノロジーについて書かれており、アフリカを通してこれからの世界の姿がぼんやり見えてきます。 衝撃的だったのが、自分の思っていたアフリカのイメージと実態がまったくと言っていいほど異なっていた点です。自分の知らない遠く離れた地で、世界の未来が動いているん...

アフリカで今、正に進んでいるテクノロジーについて書かれており、アフリカを通してこれからの世界の姿がぼんやり見えてきます。 衝撃的だったのが、自分の思っていたアフリカのイメージと実態がまったくと言っていいほど異なっていた点です。自分の知らない遠く離れた地で、世界の未来が動いているんだと思うと胸が熱くなりました(理系の血が騒ぐ)。 テクノロジーが遅れている方が、逆に余計なしがらみもなく、新テクノロジーを導入しやすいという発想も盲点でした。 すでに既得権益の塊の日本では難しいというところも妙に納得できました(笑)

Posted byブクログ

2022/05/02

この本は令和3年11月末に読み終わっていた本で年末の大掃除で部屋の隅っこから発掘された本です。レビューを書きたいなと思いつつGWを迎えることになってしましました。 この本は現在のアフリカの経済が加速的に発展していることを述べています。先進国が歩んできたものを数段すっ飛ばして、一...

この本は令和3年11月末に読み終わっていた本で年末の大掃除で部屋の隅っこから発掘された本です。レビューを書きたいなと思いつつGWを迎えることになってしましました。 この本は現在のアフリカの経済が加速的に発展していることを述べています。先進国が歩んできたものを数段すっ飛ばして、一気にスマホを活用した経済活動を展開しているようです。生きている間に実際にアフリカにいく機会はないかもしれませんが、バーチャル旅行でその魅力を味わうことができればなと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・アフリカはいま、加速度的に発展を遂げている、10年前のインドにそっくりである(p19) ・日本の中位年齢(2040)が54歳なのに対して、ナイジェリアは20歳、ケニアは25歳、南アフリカで31歳程度、2019年で約13億人の人口が2050年にはナイジェリアでは現在2億人の人口が4億人になる(p41) ・生産年齢人口比率のピークを迎えるのは、中国が2010年、インド・中東が2040年、アフリカは2090年あたり(p47) ・100年ほど前(大正から昭和初期)の日本の電化率は50%程度であった、アフリカ全体で見れば農村部は6割程度、かつての日本と違うのはアフリカの成人はみんなケータイ、スマホをすでに持っている(p51) ・ケニアの妊産婦死亡数は、100年前の日本と同じ、最大の要因は妊婦さんが病院ではなく自宅で出産することが多い(p69) ・一人当たりのGDPが1000ドルを超えたのは日本では1966年頃、中所得者向けの公団住宅が整備され始める、3000ドルを超えた1972年頃は大型ショッピングモールができる、次のポイントが1万ドル、日本では1980年辺りで、消費文化が多様化し海外旅行も増える(p81) ・チャージした通話料を他の人にも送れて現金に払い戻せるのが、M-PESAの特徴である(p99)さらには預金もでき、与信がつけばローンを組むことができる(p101)銀行口座もいらない、送金・決済・預金・ローンを振るバンキングサービスというが、ケニアではそれが実現されている(p103)アフリカではレガシー(既存インフラ、既得権益者・岩盤規制)が少ないため、先進技術が一足飛びに広く浸透する(p104) ・日本では2019年にテレビ広告市場が1.5兆円とネットに逆転されたが、中国ではテレビ広告はネットの3分の1となった、中国でのCMは、お年寄りや自治体の旅行宣伝広告ばかり(p116) ・ナイジェリア人の総合者が率いる、Kobo360は、運行記録・運行状況・最適ルートのしじ・資金回収・ドライバー管理を全てプラットフォームでやる、1年程度で約1万社が登録した、日本では40年かかったことを1年間で成し遂げた(p123) ・南アフリカ、エジプト、リビア、チュニジア、モロッコ、アルジェリアの北部を除くと、大部分を中古車が占める国がほとんどである(p182) 2022年5月2日作成

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2022/04/02

 アフリカがとても有望な市場であることがよくわかった。それなのに日本人はほとんど出かけていない。その代わりに中国人と韓国人が大量に進出している。  日本は少子高齢化だから経済が停滞しているのではない。意欲がないのだ。どんなに有望な市場を目の前にしても、情熱がわかないのだ。

Posted byブクログ

2022/03/31

Audible にて。 アフリカのイメージが固定観念だったと思い知らされる、とても面白い本。 スマホの普及率が100%を超えていること、アフリカの女性が髪にかける月額が日本人と変わらないことに驚いた。

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2022/03/26

元々何をきっかけに読もうと思ったか忘れてしまったけど(図書館の予約待ちが長く)、アフリカの力強さを知ることが出来てワクワクした。 社会人になって何度か訪れる機会はあったのに色んな理由で実現しなかったことを少し悔やんだ。けどコロナ落ち着いたらまたいくらでも機会はあるから次こそ逃さな...

元々何をきっかけに読もうと思ったか忘れてしまったけど(図書館の予約待ちが長く)、アフリカの力強さを知ることが出来てワクワクした。 社会人になって何度か訪れる機会はあったのに色んな理由で実現しなかったことを少し悔やんだ。けどコロナ落ち着いたらまたいくらでも機会はあるから次こそ逃さないぞ。

Posted byブクログ

2022/02/13

アフリカの現状とこれからをデータを織り交ぜ紹介してくれている。読み物としてはかなり読みやすく、アフリカへの興味を維持させられ一気に読了できた。

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2022/02/09

アフリカの現状が分かりやすく纏まっている。これを初めに読んで、より詳しく知りたくなったら違う別の本を読むと良いのではと思う

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2022/01/15

アフリカの実情がデータでわかりやすく書かれていた。 TVなどから偏った情報を得てしまう私たちが抱きがちなアフリカへのイメージが覆される1冊だった。 日本が高度経済成長期から辿ってきた歩みを、今のアフリカが遅れて辿っている。 今後大きな成長が見込めるアフリカだが、中国や韓国に覇権を...

アフリカの実情がデータでわかりやすく書かれていた。 TVなどから偏った情報を得てしまう私たちが抱きがちなアフリカへのイメージが覆される1冊だった。 日本が高度経済成長期から辿ってきた歩みを、今のアフリカが遅れて辿っている。 今後大きな成長が見込めるアフリカだが、中国や韓国に覇権を握られている。 過去の日本の経験を活かして、現地のニーズに合わせたビジネスを展開すればまだ逆転の余地はある。 その為には実際にアフリカへ行って暮らしてみること。そこから、何をすべきか感じるとるべきとのこと。 若いうちにアフリカへ行ってみたくなった。

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2022/01/10

アフリカの認識を変えることができた本 貧しいイメージが強かったが 日本よりデジタルネイティブだし経済成長の見込みが高い。

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2022/01/09

我々がほとんど情報を持っていないアフリカのことを分かりやすく説明してくれる。キャッシュレス、バンキング、遠隔医療、電気はなくとも皆スマホは持っている、当たり前だと思っていたものが無い、既得権益や規制で縛られていないので無限の可能性ある、中国に多額の借金、M-PESA、3000ドル...

我々がほとんど情報を持っていないアフリカのことを分かりやすく説明してくれる。キャッシュレス、バンキング、遠隔医療、電気はなくとも皆スマホは持っている、当たり前だと思っていたものが無い、既得権益や規制で縛られていないので無限の可能性ある、中国に多額の借金、M-PESA、3000ドル、10000ドルラインの経済の変化、しかし彼らは貧しくても不幸せではない、人の幸せはお金では測れない、国が成長するためには政治的リーダーシップ必要等知らないことを理解出来た。ケニアには是非行ってみたい。

Posted byブクログ