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月下のサクラ の商品レビュー

3.5

123件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2022/01/19

内容紹介 (Amazonより) 私は前に、前に進む――。 組織に巣くう不条理な倫理。 刑事・森口泉が闇に挑む。 事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。 森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い...

内容紹介 (Amazonより) 私は前に、前に進む――。 組織に巣くう不条理な倫理。 刑事・森口泉が闇に挑む。 事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。 森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。 自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。 泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう……。 柚月裕子さんの作品はとても好きなんだけど なんでだろう?なぜか入り込めなかったわ...

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2022/01/15

柚月さん、ずっと手にする事が無く初読みとなります。 警察小説もあまり読んだことが無いのですが、情景が浮かびやすくて読みやすく引き込まれ読了。 女性官、泉の今後の活躍も期待ありで○ 柚月さんの本、数冊気になるタイトルがあるので少しずつ読んでいきたいです。

Posted byブクログ

2022/01/12

警察の広報課職員だった泉が、晴れて刑事になっている。真相がわかってからラストまでの展開が、ややあっけなかった感はあったが、前作同様に登場人物全員のキャラが立っていて、読みやすく面白かった。今後の泉の成長とチームの活躍を期待して次回作を待ちたい。前作の磯川刑事の再登場も密かに期待。

Posted byブクログ

2021/12/22

警察署の広報事務員から30才で試験を受け刑事となり、データ分析センターにスペカンで採用されたとされる泉。だが彼女には目で見た映像を異常な記憶力で思い出すことができるという特技があった。 警察署の会計金庫から1億円あまりが消え去る事件が発生。内部犯行の可能性が高くセンターでもデータ...

警察署の広報事務員から30才で試験を受け刑事となり、データ分析センターにスペカンで採用されたとされる泉。だが彼女には目で見た映像を異常な記憶力で思い出すことができるという特技があった。 警察署の会計金庫から1億円あまりが消え去る事件が発生。内部犯行の可能性が高くセンターでもデータ分析による捜査を進めていくうちに、どうもサクラが絡んでいることが判ってくる。 サクラシリーズなのだが、どうにもこの公安が胡散臭い訳だが、いつもの通り尻尾は全く出さない。 シリーズかするのかもしれないが、この公安を何とかするという結末をむかえない限り、ただただモヤモヤするだけのミステリになってしまう。 彼らは絶対に尻尾を出さないというのも、リアルなのかもしれないが、彼らがやる気になれば、どんなことでも可能なのだということを再認識するための本。

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2021/12/19

女性刑事の活躍が嬉しい。機動分析係という仕事内容が森口泉にピッタリで、始めはスペカンと言われながらもメンバーの中で少しずつ認められていくのも良かった。 それにしても警察上層部の保身や公安の横暴、権力者の闇は深い。

Posted byブクログ

2021/12/19

面白かった!機動捜査班の面々が警察内部の闇に迫って真実に辿りついていくストーリー。テンポも良く緊迫感もあり結末が気になり中々中断できなくてつい寝不足に。完全にスッキリとしたラストとは言いがたいがホッとしました。力か抜けたー。7「孤狼の血」のように次作にも期待。

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2021/12/08

「朽ちないサクラ」の森口泉が念願の女性刑事になり、 希望の米崎県警捜査支援分析センターに配属された 早々大きな事件が起こる。 女性が活躍するお話は好きです。 だいぶ前に「朽ちないサクラ」は読んでいるのですが、 また読み返してみようと思っています。

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2021/11/30

「朽ちないサクラ」続編ですが。こちらから読んでも大丈夫かな? 機動分析係に配属された森口泉。特別扱いの「スペカン」だと揶揄されつつも自らの鍛え上げた能力を武器に仕事に向き合う彼女が挑むことになったのは、署内で起こった現金盗難事件。その捜査を進めるうちに、徐々に見えてきたさらに大き...

「朽ちないサクラ」続編ですが。こちらから読んでも大丈夫かな? 機動分析係に配属された森口泉。特別扱いの「スペカン」だと揶揄されつつも自らの鍛え上げた能力を武器に仕事に向き合う彼女が挑むことになったのは、署内で起こった現金盗難事件。その捜査を進めるうちに、徐々に見えてきたさらに大きな事件の影。機動分析係のメンバーは事件の真相を明らかにすることができるのか。読み進むごとにスリルが溢れる警察ミステリです。 最初は単なる盗難事件ということで、なんだか地味、と思ってしまったのですが。いやいや、なかなかとんでもないことになってきますよ。しかしたとえ地味な事件であろうとも、さまざまなスキルを使って地道に捜査する機動分析係の任務には読みごたえがありました。たしかに昨今の技術は目覚ましいけれど。それでも使う人間に能力がなければ仕方がないものね。 そして、自分の信念を支えにしてとにかく前に進む泉の姿が、はらはらしながらもかっこいいと感じます。マヌルネコ……いい例えかもしれない(笑)。「正義」という言葉を振りかざすことには危うさもあると思いますが、それでも正義があると信じたいなあ。

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2021/11/25

レビューを見てシリーズものと知りましたが、この本だけ読んでも十二分におもしろい。 主人公の泉の特技が文字にするとちょっと伝わりにくいかな。でも、物語はドキドキの連続でした。 物語としては面白いが、実際の警察組織はこの本みたくはなって欲しくないです。 前作も読みたくなりました。

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2021/11/23

前作「朽ちないサクラ」で、新聞記者だった親友を亡くし、真相に迫りながら公安に阻まれ、その無念から警察官を目指す決意をした森口泉。 持ち前の集中力とトレーニングで身につけた抜群の記憶力を武器に、刑事として再び警察内部の不祥事と公安絡みの不可解な事件の全容解明に挑む。 うーん、前...

前作「朽ちないサクラ」で、新聞記者だった親友を亡くし、真相に迫りながら公安に阻まれ、その無念から警察官を目指す決意をした森口泉。 持ち前の集中力とトレーニングで身につけた抜群の記憶力を武器に、刑事として再び警察内部の不祥事と公安絡みの不可解な事件の全容解明に挑む。 うーん、前作と同じく、公安が酷い。 これで、公安の利益に反する行動を二回もしてしまった泉、今後も命がいくつあっても足りない 捜査支援分析センターの一員として認められ、せっかく個性的なメンバーも登場させた事だし、しばらくシリーズで続くのかも。 柚月裕子さんの作品の中では、面白くなかったわけではないが、やや軽めかな?

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