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リボルバー の商品レビュー

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464件のお客様レビュー

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2024/06/07
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感想 ゴッホとゴーギャンについて詳しく知ることができる。美術に興味がなくてもミステリー風に書かれているので楽しく読める。 芸術はそこまで人を狂わせるのか?画才が無ければ、ゴッホはただの狂人で、ゴーギャンは下半身ちょっとダラシないおじさんじゃないか。。。 あらすじ 高遠冴は、ゴッホとゴーギャンの関係性に興味を持ち、ゆくゆくはその研究でパリ大学で博士号を取得する夢を見ながら、CDCという小さなオークションで働いている。 ある日、年老いた女性より声をかけられ、オークションに錆びたリボルバーを出品したいと言われる。女性曰くゴッホの腹部を撃ち抜いた銃であるという。 銃を調べるうちにゴッホとゴーギャンがなぜ出会ったのか?生活や性格が正反対の彼らの関係はどのようなものだったのかについて書かれている。 リボルバーを持ち込んだのは、ゴーギャンの孫娘のサラであり、サラの母親からゴーギャンとゴッホの間で起こったことについて語られる。

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2024/06/03
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ゴッホとゴーギャンに魅了された冴が働くオークションハウスに曰く付きのリボルバーを持ち込んだサラという女性。ゴッホとゴーギャン、2人の共同生活とその幕引き、そしてゴッホの最期。小説の中の出来事と思っても本当にそうだったのかな?と想像を働かせてしまう。コロナのせいで暫くパリにも行けてないし、そろそろ渡仏して向こうの美術館行きたい!と思わせる本だった。すごく好き。 (読書メーターからの転記)

Posted byブクログ

2024/05/30

衝撃的な結末に度肝を抜かれる。ゴッホの常軌を逸した純粋なひたむきさには誰も敵わない。 そんな人のそばにいると苦しくなるのだろう。 ゴーギャンが、そんな彼を羨ましくも妬ましく思うことがあっても不思議ではない気がした。 ほんとうに孤独だったのはゴーギャンだったのかもしれない。

Posted byブクログ

2024/05/29

作中に出てくる作品をネットで検索してほうほうと眺めながら物語を読み進めていった。美術に詳しくないからこそ、この物語が真実かのように感じられた。爽やかな読後感でとてもよかった。

Posted byブクログ

2024/05/19
  • ネタバレ

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先日動くゴッホ展を観に行き 本書を読んだので、内容がすっと入ってきた。 以前パリに行った時 ルーブルには行ったが オルセーには入らなかったので、 いつかオルセーにも行き、 対峙するゴッホとゴーギャンの作品を 見たい!! ゴッホが晩年を過ごした オーヴェール・シュル・オワーズ。 のどかで、どこか寂しさも感じる その様な土地をイメージしたが その空気をいつか肌で感じたい! 原田マハさんのアートミステリーは 史実とフィクションを絶妙に織り交ぜてあって どこまでが史実?それってどんな絵画?と 調べながらのめり込んでしまう! 面白かった!!いまとってもパリに行きたい!!

Posted byブクログ

2024/05/09

壮大なストーリーと、ホワっとあたたかくて優しい結末でとても面白かったです。絵画に関する知識がないために、この本が史実かのように錯覚するほどストーリーに惹きこまれました。楽しかったです。

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2024/05/08

読んでいるうちにもっと2人のことを知りたいと強く思うようになり、絵画にも興味を持つようになりました。

Posted byブクログ

2024/05/03
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オランダのゴッホ美術館訪問前に読んだ本。 たゆたえども〜の本でゴッホの生涯は馴染みがあったけれど、この本ではゴッホその人というよりも、冴とサラを通して見えてくるゴッホとゴーギャンの関係がメイン。 読みやすく面白かったのだけど、リボルバーの設定(2つある)や「史実ではない可能性が高い」とわざわざ登場人物に言わせるあたり、歴史を元に創作する難しさを感じた。 爽やかで胸を打つストーリーは原田マハらしくて良かった。

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2024/04/29

絵画については全く知識のない私でも一気読み。どこでもいつでもゴッホ展の長蛇の列は話題になっていたけれたど改めて並んでも美術館に行ってその原物を拝みたくなりました。

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2024/04/29

面白い! ゴーギャンとゴッホの伝記を読んだみたい。 原田マハの作品を読むとつい出てくる作品をネットで調べるから芸術にも興味をもてる。 ここまでのストーリーを作れるの、本当にすごいな〜 ゴーギャンもゴッホにもプラスのイメージを持ったし、これから作品を見る機会があってもこの作品の印象...

面白い! ゴーギャンとゴッホの伝記を読んだみたい。 原田マハの作品を読むとつい出てくる作品をネットで調べるから芸術にも興味をもてる。 ここまでのストーリーを作れるの、本当にすごいな〜 ゴーギャンもゴッホにもプラスのイメージを持ったし、これから作品を見る機会があってもこの作品の印象で見てしまう気がする。

Posted byブクログ