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鎌倉うずまき案内所 の商品レビュー

4.2

361件のお客様レビュー

  1. 5つ

    139

  2. 4つ

    144

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2023/06/27

繋がってる!繋がってる!相関図を書きたくなるくらい繋がってる!!人だけでなく。 黒祖ロイド!! 映画「シックスセンス」みたいに、もう一度最初から観たくなる(読みたくなる)小説。 今からもう一度読みなおします。

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2023/06/18

ファンタジーなんだけど、登場人物たちの悩みがリアルでグサグサきた。 青山先生の文章表現が綺麗であったかくてファンになりました…! ト音記号の巻のお話が甘酸っぱくて切なくてめちゃ好き! 乃木くんといちかちゃん、いつか再会してください…… あと巻き寿司の巻の黒祖ロイドの台詞にうるう...

ファンタジーなんだけど、登場人物たちの悩みがリアルでグサグサきた。 青山先生の文章表現が綺麗であったかくてファンになりました…! ト音記号の巻のお話が甘酸っぱくて切なくてめちゃ好き! 乃木くんといちかちゃん、いつか再会してください…… あと巻き寿司の巻の黒祖ロイドの台詞にうるうるしました;; 巻末の年表見たら最初から読み直したくなったから2周目行ってきます!

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2023/07/14

黒祖ロイド=九十九夢見。黒祖ロイドノットイコール黒戸六郎。左利き。黒戸六郎の作家にはならない発言。夢見とロイドの左利きのペンだこ。写真嫌いで、黒戸六郎なら写らないし、言葉使いが黒祖ロイドとは異なる。最後に書いてあるけど、ずっとずっと男性だと思ってました。 6つの小さな短編がひと...

黒祖ロイド=九十九夢見。黒祖ロイドノットイコール黒戸六郎。左利き。黒戸六郎の作家にはならない発言。夢見とロイドの左利きのペンだこ。写真嫌いで、黒戸六郎なら写らないし、言葉使いが黒祖ロイドとは異なる。最後に書いてあるけど、ずっとずっと男性だと思ってました。 6つの小さな短編がひとつながりになった。 現在から過去にさかのぼって書かれているので、登場人物の過去が分かると、作品によりいっそうひきこまれる。 そして、みんなそれぞれ幸せなのが良い。

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2023/06/14

どの話もほんのり温かい気持ちになる。蚊取り線香の巻と、花丸の巻もよかったなあ。それにしてもよく考えてあってつくづく感心させられる。全てぐるぐる渦巻きの話で各章に仕掛けがあって何度も前の章に戻ってみたくなる2度も3度も美味しい物語 

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2023/06/11

時代を6年ごとに遡っていくオムニバスストーリー。 各章完結型なので分割読みする予定だったのですが面白くてつい一気読みしてしまいました。各章の登場人物が別の章に出てきたりするので、読んでる途中で『この人物また後で出てきそうだなー』とか『え、この人物別の章で出てたこの人⁉︎』とか伏線...

時代を6年ごとに遡っていくオムニバスストーリー。 各章完結型なので分割読みする予定だったのですが面白くてつい一気読みしてしまいました。各章の登場人物が別の章に出てきたりするので、読んでる途中で『この人物また後で出てきそうだなー』とか『え、この人物別の章で出てたこの人⁉︎』とか伏線好きな人にもお薦めかもです。最後の章読み終わった後はあれ⁉︎とびっくりして前の章をまた戻ってみたり…題名通りぐるぐるうずまきのように読書のループ。ナイスうずまき!な一冊。

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2023/12/16

平成を過去へ遡って書かれている6人のお話 全く関係ない場所で関係なく生きているのに何かで繋がっていたり関わったり 読んでいくうちに「あの時のあの人はこの人!」と気づき、読み終えたらまた最初から読み返して答え合わせをしたくなる 推理小説とは違うどんでん返しも心地よく 楽しいお話でし...

平成を過去へ遡って書かれている6人のお話 全く関係ない場所で関係なく生きているのに何かで繋がっていたり関わったり 読んでいくうちに「あの時のあの人はこの人!」と気づき、読み終えたらまた最初から読み返して答え合わせをしたくなる 推理小説とは違うどんでん返しも心地よく 楽しいお話でした

Posted byブクログ

2023/06/06

"鎌倉うずまき案内所"が繋ぐ6つの物語。 現在から6年ずつ遡る構成で、登場する人物それぞれの過去が至る所で繋がっているのが面白い。 "はぐれてしまった"人たちの前にだけ現れる、不思議な案内所。道を指し示してくれる場所ともとれるが、私は自分...

"鎌倉うずまき案内所"が繋ぐ6つの物語。 現在から6年ずつ遡る構成で、登場する人物それぞれの過去が至る所で繋がっているのが面白い。 "はぐれてしまった"人たちの前にだけ現れる、不思議な案内所。道を指し示してくれる場所ともとれるが、私は自分の本心や考えを整理させてくれる場所なのではないか、と感じた。 全く知らない場所、知らない人だからこそ、見栄を張らず、自分の心に正直になって話せる。 こんな素敵な場所があれば、皆吐き出せるのにね。 余談だけど、最後の『年表』が答え合わせしてるみたいで面白い。最後の最後まで読んでほしい作品。

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2023/06/05

大好きな作品。 青山美智子さんの作品が大好き。 青山美智子さんの作品は1ページ1ページ、いや、1文1文をぎゅっと抱きしめるように丁寧に読む。 本当の幸せは、人から選ばれることじゃなくて、 私が私を愛することの中にあるのだと。

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2023/06/04

時代を遡り、つながる6つの物語。 読み終えたあと、ほっこりとした気持ちになる。 何のために生を受けたのか? この問を考えると、自分が価値のないものに感じることがある。 何かを残すためじゃなく、この一瞬一瞬を生きるために私たちは生まれたのだ。生きるために生きる。という言葉が心をそ...

時代を遡り、つながる6つの物語。 読み終えたあと、ほっこりとした気持ちになる。 何のために生を受けたのか? この問を考えると、自分が価値のないものに感じることがある。 何かを残すためじゃなく、この一瞬一瞬を生きるために私たちは生まれたのだ。生きるために生きる。という言葉が心をそっと包んでくれる。 本当の幸せは人から選ばれることではなく、私が私を愛することの中にある。 人生は真っ直ぐな道を歩くのではなく、螺旋階段を昇っていくようなもの。お互いの曲線が近づいたり重なったりするときに人は出会うのだと。 螺旋階段が重なり出会うモノを大切にし、自分の固定観念を取り払い、一瞬一瞬の今を生きたいと思わせてくれる内容です。

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2023/05/31

短編集だけど、それぞれ繋がっているお話。 読み終わった後の年表を見たら、今度は逆から読んでみたくなりました。 次に読む本の後に、もう一度読んでみよう。

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