1,800円以上の注文で送料無料

かがみの孤城(下) の商品レビュー

4.5

728件のお客様レビュー

  1. 5つ

    442

  2. 4つ

    195

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2024/05/12

初めて辻村深月さんの本を読んで見事にハマった!分かりやすくて面白い!けど後々伏線回収されて読み終わった後も上下巻を行ったり来たり笑後で色々辻村さんの本読んでみるとこういうファンタジー系は珍しいっていう印象。今後ぜひファンタジー系も出していただきたい( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

Posted byブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みんなが違う時代に生きた中学生というのはなんとなく察せた。 アキがまさか帰ろうとしないという手段に出るとは思わず驚いた。そしてこころがその日鏡の中に居なかったとはいえ、入ったあと隠れてもいないのに襲われなかったのは見つからなかったというのを考えてもなぜ?という気持ちになった。 そして時代が違うからこそアキが大人になってこころの支えのひとつになってるのは感動した。 忘れてしまっててもなにか心に引っかかるものがあったのかもとうれしくなった。 また、この鏡の城が弟を思うお姉ちゃんの想いから出来てたのも感動だった

Posted byブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直、本を読み慣れてる方やミステリー系をよく読む方なんかは途中で散りばめられてる伏線に気付きおおよその展開や結末がわかると思います。 けれど、その上でも伏線回収がとても綺麗だなと感じました。 義務教育期間である中学生までは本当に家と学校が世界の全てのように感じ、この本を読んで自身も過去に色々と悩んでいた事を思い出しました。 大人が思っている以上に子供の世界には暗黙の了解や上下関係やカースト等など、複雑な決まり事やルールなんかもあって、子供も子供で大変だよな、と。 個人的にはアキ、すごく頑張ったなと思いました。 最後の日、もうみんなと会えなくなると分かりながら鏡をくぐるアキの心情を思うと胸がギュッと締め付けられました。 お城では問題児と言われていたアキが未来でみんなと再開し、みんなを優しく包み込み、強い味方となり、本当に素敵なラストだなと思いました。

Posted byブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻読んでた時みんな面白いって言ってるけどダラダラ話が続いてて本当か?って疑心暗鬼でした。 ですが、終盤の真実が明かされるところの今まであちこちに隠されてた伏線が一気に回収されて鳥肌ビリビリでした。 東条さんと家の前で再会したシーン辺りから一気読みしました。 文句なしに傑作です。

Posted byブクログ

2024/05/03

伏線回収えぐい 私は想像とか苦手だから、あーそうじゃん言われてみればそうじゃん!ってなった エピローグからが本番

Posted byブクログ

2024/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさむねが急に転校することになって、りおん以外のみんなが雪科第五中学校に来ることになった! みんな嫌なことにならないといいなと思っていたら、なぜかみんな存在しなかった! まさむねがパラレルワールドだと深く考え過ぎていたが、本当は年代が違うだけだった! 5時を過ぎても帰らないあきは食われてしまって、連帯責任として城にいたみんなまで食われてしまった! こころだけが生き残ったから、みんなが死ぬ間際に言っていた「願いを あきを」という言葉でこころは願いの鍵を使って「あきのルール違反をなかったことにしてださい」と言った。 最後に記憶が残らないから、みんなでフルネームを教え合って、みんなの苗字がおもしろかった! まさむねが名前だと思っていたけど違い、名前は青澄(アース)という地球という意味の名前でかっこいいなと思った! なんとオオカミ様がりおんの姉みおだったことを見抜くのもすごいし、一番衝撃的だった! エピローグでなんだかんだ言って3、4人の人は繋がりがあるんだなと思った!

Posted byブクログ

2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちょっと期待して読み過ぎてたかな。 7人の時系列、オオカミさまの正体、喜多島先生 結構、早い段階で想像ができちゃってた。 「冷たい校舎の時は止まる」のときも思ったけど なかなか青春小説で気持ちが動かないなぁ〜 きっと私自身が学生時代に 学校、勉強、人間関係、部活…で他人に比べて 思春期の葛藤が少なかったからなのかな。 そういう意味では自分自身の学生時代を 思い返したくなる作品。

Posted byブクログ

2024/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い。話が上手くまとまっており、伏線と回収が綺麗。 中学生7人が集められて一つの鍵さがしのゲームをする。それぞれが問題を抱えている。 その問題を解決していく物語と思ったが、そうではない。そこが面白い。 以下ネタバレ 学校にいけない理由への対策とか どう対処するかってことじゃなくて本質的な 心の部分が描かれており 明確などう行動するじゃなくて、心情なと世界の一部を切り取ってみていく話でよかった うまく言語化ができない

Posted byブクログ

2024/04/24

読みやすく、面白い。 伏線回収もすごい。 これを読んだ時は自分も不登校気味だったこともあって、感情移入が凄かった。 登場人物達の心情、人間関係がリアルで、 終いには涙も流した。 結末を知った状態で読み返すと、一回目とは違う面白さがある。

Posted byブクログ

2024/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったし、読みやすく、伏線もキレイに回収されて、スッキリできます。 不登校になった事情や、それぞれとの間に少しずつ築かれていく関係性が良い。 昴の言葉遣いの違和感は時代によるものなど、設定が細かなセリフに現れていて手が込んでるなぁと思った。 お母さんとケンカしたり、信頼していたりという絶妙な関係性が丁寧で良い。また担任の伊田先生や真田さんのどうやっても話が通じない感じがリアル。それぞれの抱える問題を単純に解決しないところが良い。 最後のオチは、なるほどなぁ、と思いました。

Posted byブクログ